2025年5月11日開催!母の日ギフトトレンド発表と新たなプレゼント選びのヒント
ベストカレンダー編集部
2025年5月2日 11:09
母の日ギフトトレンド発表
開催日:5月11日

2025年母の日ギフトトレンド予測
母の日に特化したメディアサイト「母の日.me」は、2025年の母の日ギフトトレンド予測を発表しました。この予測は、10代から70代の男女1,821名を対象に行った定点調査および2025年4月の売上動向データに基づいています。調査を通じて、母の日のプレゼントに対する意識の変化やトレンド傾向が明らかになりました。
2025年の母の日ギフト市場では、以下の6つのトレンドが浮かび上がっています。
- 節約志向と高級志向の二極化
- 予算の壁が引き上げられず
- 主役はお花以外、花より実用性
- 美ギフトの人気急上昇
- 母の日ソーシャルギフトの普及
- 体験ギフトから共感ギフトへの移行

トレンド詳細

1. 節約志向と高級志向の二極化
2025年の母の日ギフト市場では、消費者のギフト予算に影響を与える要因として、食料品や日用品の値上げが挙げられます。調査結果によると、母の日ギフトのボリュームゾーンである2,000円から5,000円未満の予算帯で減少が見られ、特に2,000~3,000円未満の予算帯が19.2%から18.6%に減少しました。一方で、1,000円未満の予算を選ぶ人が増加し、「お金をかけない」と回答した割合が11.4%から12.4%に上昇しています。
このように、2025年は節約志向が高まる一方で、高価格帯のギフトへのニーズも根強く、予算の二極化が進んでいることが確認されました。

2. 予算の壁が引き上げられず
2025年4月の平均購入単価は4,638円で、前年の4,956円から318円減少しました。これにより、平均購入単価は4,000円台に留まり、過去最大の減少幅を記録しました。この傾向は、2,000円から5,000円未満の予算帯の減少と一致しており、2025年5月の母の日商戦においても平均購入単価の減少が予測されています。
また、母の日ギフトの価格が横ばいで推移していることも影響しており、物価高が続く中でコスト増を価格に転嫁できていない現状が示唆されています。

3. 主役はお花以外、花より実用性
2025年の母の日ギフト市場では、フラワーギフトのシェアが低下し、美容・コスメ用品や健康系ドリンクといった実用的なギフトの人気が高まっています。具体的には、カーネーションなどのフラワーギフトは3.4%のシェア低下に対し、美容・コスメは3.6%のシェアを獲得し、健康系ドリンクは1.7%のシェアを持っています。
この背景には、消費者の実用性重視の傾向があり、特に物価高騰が続く中で、実用的なギフトを選ぶ動きが強まっています。

4. 美ギフトの人気急上昇
「美ギフト」とは、美容に関連する商品をギフトとして贈ることを指し、2025年の母の日ギフト市場で注目されています。SK-IIやL’OCCITANEなどの定番ブランドに加え、多くの美容・コスメブランドが市場に参入しています。特に、検索キーワードランキングでも美容関連ワードが急上昇しており、消費者の関心が高まっています。
2025年4月の売上動向においても、美容・コスメはフラワーギフトや食品、スイーツに続いて4位にランクインし、前年の圏外からの大躍進を遂げました。

5. 母の日ソーシャルギフトの普及
ソーシャルギフトサービスが急速に人気を集めており、2025年は「母の日ソーシャルギフト元年」と呼ばれるほどの普及が見込まれています。LINEギフトなどのプラットフォームが商品ラインナップを拡充し、10%OFFクーポンなどの販促キャンペーンを展開しています。
ソーシャルギフトは、ギフトを用意し忘れた場合でも感謝の気持ちを届けられるため、忙しい現代人にとって利便性が高いとされています。

6. 体験ギフトから共感ギフトへの移行
母の日ギフトの選び方に新たなトレンド「共感ギフト」が浮上しています。これは、子供自身が愛用するお気に入りのグッズを母親に贈り、同じものを通じて思いを共有するスタイルです。親子間のより深い繋がりを求める現代のニーズを反映していると言えるでしょう。
「共感ギフト」は、プチギフトやお裾分けギフト、ペアギフトなどの選択肢が増えたことも後押ししています。
まとめ
2025年の母の日ギフト市場は、節約志向と高級志向の二極化が進み、実用性や美容関連商品が注目される中で、ソーシャルギフトや共感ギフトの普及が見込まれています。これらのトレンドは、消費者の意識やニーズの変化を反映しており、母の日ギフトの選び方にも新たな視点を提供しています。
トレンド | 内容 |
---|---|
節約志向と高級志向の二極化 | 予算の減少と高価格帯のニーズが共存 |
予算の壁が引き上げられず | 平均購入単価が前年より減少 |
主役はお花以外、花より実用性 | フラワーギフトのシェア低下、実用的なギフトの増加 |
美ギフトの人気急上昇 | 美容関連商品の需要が高まる |
母の日ソーシャルギフトの普及 | 新たなギフト購入スタイルとして定着 |
体験ギフトから共感ギフトへの移行 | 親子間の思いを共有する新たなギフトスタイル |
これらのトレンドを踏まえた上で、2025年の母の日ギフト選びに役立つ情報が提供されていることが分かります。母の日に向けて、消費者の意識やニーズに合ったギフト選びを行うことが重要です。
参考リンク: