SANAXが12月に法人化、本革スリッパで高齢化社会に新たな快適さを提案
ベストカレンダー編集部
2025年5月1日 16:09
SANAX法人化
開催日:12月1日

法人化と新たな展開
SANAX株式会社は、2024年12月に法人化し、本革スリッパ専門ブランドとしての展開を本格化させます。この法人化は、60年以上にわたる製靴職人の技術と、皇室に納めた実績を背景にしたものです。SANAXは「靴のようなスリッパ」を通じて、高齢化社会に新しい快適さと安心を提案します。
創業者である高橋直道氏は、製靴に60年以上携わり、その技術と信頼から皇室へスリッパを納めた実績を誇ります。SANAXのスリッパは、靴と同様に“木型(ラスト)”から製作され、土踏まずの角度やかかとのホールド感、革の伸縮性まで計算されており、まるで革靴のようなフィット感と安定感を実現しています。

高齢社会に寄り添う製品開発
高齢化や在宅時間の増加に伴い、室内履きの重要性はますます高まっています。スリッパも“履物”である以上、身体への影響を考慮しなければなりません。SANAXでは、転倒予防や疲労軽減など、足元から暮らしを支えることを重視しています。法人化に伴い、製品と技術の価値をより多くの方に届けるための一歩を踏み出しました。
具体的な製品ラインアップには、以下のものがあります:
- プレミアム本革スリッパ:上質なレザーと仕立てで、来客用にも最適。
- 医療従事者向けスリッパ:長時間でも疲れにくく、脱ぎ履きもスムーズな設計。
- オーダーメイドスリッパ(受注生産):足の形や症状に合わせて一点一点設計され、長時間履いていても疲れにくい。

職人の手仕事と素材へのこだわり
SANAXの製品はすべて国内工房にて、数時間から1日かけて手作業で仕上げられています。国産・イタリア産の高品質な革を使用し、芯材や接着剤においても肌へのやさしさと安全性に配慮しています。職人たちは“履く人の未来”を想像しながら、一足ずつ丁寧に製作しています。
特に、医療的アプローチとしてのスリッパは、高齢者や足の悩みを抱える方々に向けて改良を重ねています。主な機能としては、以下のものがあります:
- 脱げにくく滑りにくい設計
- 安全性を考慮した設計です。
- 土踏まずを支えるアーチ構造
- 足の疲れを軽減します。
- 踵を包み込むヒールカップ
- 安定感を提供します。
- 冷たい床を遮る断熱中敷
- 快適な履き心地を実現します。
これらの機能はすべて、靴職人としての視点から設計された独自の構造です。ライニングには柔軟性と蒸れにくい馬革を使用し、底裏には滑りにくく、音も出にくい“強くてしなやかな”豚革が用いられています。

今後の展望とお客様の声
SANAXは今後、以下の取り組みを進めていく予定です:
- 百貨店・専門店との連携拡大
- 医療・介護分野へのOEM提供
- クラウドファンディングでの新製品開発
- 海外展示会出展とグローバル展開
- 環境に配慮した素材への転換
日本の“皇室御用達職人”による技術と素材へのこだわりは、欧米市場でも高く評価されています。実際にお客様からは、「足の痛みが軽減された」、「安心して親に贈れた」、「歩きやすさがまるで違う」といった声が寄せられています。
母の日や敬老の日など、ギフトとしての需要も高く、専用ラッピングも用意されています。贈り物としての魅力も高まっていることが伺えます。

企業情報と製品のまとめ
SANAX株式会社の基本情報は以下の通りです:
会社名 | SANAX株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都足立区 |
設立 | 2024年12月 |
代表者 | 山澤千昭 |
事業内容 | 本革スリッパ・靴の製造および販売、OEM、受託開発 |
URL | https://www.sanax-plan.jp/ |
お問い合わせ | info@sanax.co.jp |
SANAXは、今後も高齢化社会に寄り添い、快適な暮らしを足元から支える製品を提供し続けていく方針です。これにより、より多くの方々にその価値を届けることが期待されます。