2025年7月、大阪万博で竹虎による虎斑竹の花籠作りワークショップ開催
ベストカレンダー編集部
2025年4月30日 10:17
竹虎ワークショップ
開催日:7月1日

大阪万博での竹虎の魅力を体験するワークショップ
2025年7月、大阪・関西万博において、竹虎が土佐虎斑竹を使用した花籠作りのワークショップを開催します。このイベントでは、希少な虎斑竹の美しさと職人技を直接体験できる貴重な機会が提供されます。竹文化の魅力を感じることができるこのワークショップは、多くの人々にとって新たな発見となることでしょう。
株式会社山岸竹材店が運営する虎斑竹専門店竹虎は、創業明治27年(1894年)から竹材や竹製品の製造卸業を行っており、長年にわたり多くの方々に支持されています。今回の万博では、竹トラッカーの展示や虎竹製品の販売、竹職人による実演も行われ、参加者は虎竹の魅力を多角的に体験することができます。

土佐虎斑竹の特徴とその魅力
土佐虎斑竹は、高知県須崎市安和の谷間でのみ育つ極めて希少な竹です。この竹は、その独特な虎模様が特徴であり、他の地域では同様の模様が現れない特性を持っています。自然が生み出す芸術とも言えるこの竹は、竹細工の素材として非常に価値があります。
万博会場での花籠作りワークショップでは、熟練の竹職人が直接指導を行い、参加者は竹を触れることでそのしなやかさや素材の魅力を実感できます。この体験を通じて、竹細工の奥深さや日本の伝統工芸が受け継いできた技の価値を理解することができるでしょう。
- 虎斑竹の特徴: 高知県須崎市安和でのみ育つ、虎模様が特徴の希少な竹。
- ワークショップの内容: 竹職人による直接指導で花籠作りを体験。
- 参加者の声: 「ものづくりの大変さと楽しさを体感できた」などの感想。

竹文化の継承と持続可能な未来
現在、日本の竹材業界は輸入品やプラスチック製品の台頭により厳しい状況に直面しています。竹林の荒廃や職人の高齢化が進む中で、竹文化の継承が危機に瀕しています。竹虎は1985年から「21世紀は竹の時代」と掲げ、国産・手仕事の価値を守り続けています。
竹は成長が早く、環境に優しい素材であり、持続可能な未来を支える重要な資源です。竹虎は長年培われてきた竹細工の技術と融合させることで、新たな価値を生み出しています。今回のワークショップは、竹の持つ魅力をより多くの方に知っていただくための取り組みの一環です。

ワークショップの詳細と参加方法
万博という国際的な舞台を通じて、日本の自然と文化が育んだ虎竹の美しさ、そして竹職人の丁寧な手仕事に直接触れることができるこのワークショップは、日常の中にある「竹のある暮らし」の豊かさを感じる絶好の機会です。
現時点で開催日は未定ですが、決まり次第竹虎のホームページにてお知らせいたします。また、2025年4月21日(月)には花籠ワークショップの開催が決定しています。参加者は竹職人になりきるセットを使い、すぐに編み始めることができます。
項目 | 詳細 |
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イベント名 | 花籠作りワークショップ |
開催場所 | EXPO 2025 大阪・関西万博会場 |
開催日 | 2025年7月(詳細未定) |
主催 | 株式会社山岸竹材店(竹虎) |
特徴 | 土佐虎斑竹を使用した花籠作り体験 |
このように、竹虎のワークショップは竹文化の魅力を体験し、持続可能な未来に向けた取り組みを感じることができる貴重なイベントです。竹の温もりと職人技に触れることで、参加者は新たな視点を得ることができるでしょう。詳細は竹虎の公式ウェブサイトで随時更新されるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
参考リンク: