ケビンばやし初個展「EVE」5月7日から伊勢丹新宿店で開催、女性の美と強さを描く
ベストカレンダー編集部
2025年4月29日 18:43
ケビンばやし初個展
開催期間:5月7日〜5月13日

伊勢丹新宿店でのケビンばやし初個展「EVE」開催
2025年5月7日(水)から5月13日(火)まで、伊勢丹新宿店の6階アートギャラリーにて、画業10周年を迎えたケビンばやしの初個展「EVE」が開催されます。最終日は18時に終了するこのイベントでは、約40点の原画や版画が展示販売され、来場者に向けた特別なイベントも用意されています。
この個展のタイトル「EVE」は、英語で“起源”を意味し、女性の自己を起点とした美しさや強さを描くことをテーマにしています。ケビンばやし氏は、自身の画業10年という節目をこの展覧会に重ね、さらに深い意味を込めています。

作品の特徴とテーマ
本個展のメインビジュアルとなる「EVE」は、手描き原稿にUV印刷されたデジタルイラストを重ね、アクリルガッシュで描き加えるという三層構造の技法で制作されています。この作品は、デジタルとアナログの境界を曖昧にし、技法を通じて「原点回帰」と「自己の再発見」を試みたものです。
ケビンばやし氏は、これまで人形をテーマにした作品を多く手がけてきました。人形の特質である「笑わない」という無表情さは、時に空虚さを感じさせる一方で、揺るぎない意志を宿していると彼は考えています。この静けさは、かつての「扱いやすい存在」としての女性像とは異なる、新しい強さの形を表現するために生まれたものです。
- 「EVE」 – 550,000円(税込)
- 「お月さまが見ている」 – 506,000円(税込)
- 「MEDUSA」 – 638,000円(税込)
- 「熱帯魚」 – 484,000円(税込)

展示作品の詳細
展示される作品の中には、ケビンばやし氏が描く女性像や神話にインスパイアされたものが多く含まれています。以下にいくつかの作品について詳しく紹介します。
- 「お月さまが見ている」
- 122×105㎝(画寸)、ミクストメディア。夜の静けさを愛する彼の思いが込められ、月の存在が人々を優しく見守る様子が描かれています。
- 「MEDUSA」
- 111×105㎝(画寸)、ミクストメディア。ギリシャ神話のメデューサを描いており、彼女の美しさと誇り高さを表現した作品です。
- 「熱帯魚」
- 130㎝×103㎝(画寸)、ミクストメディア。熱帯魚の華やかな姿を女性に見立て、自由で気品ある美しさを表現しています。

来場者向けのイベント情報
個展期間中には、来場者が楽しめる様々なイベントも開催されます。特に注目すべきイベントを以下にまとめました。
- 似顔絵イベント
日程: 5月7日(水)、8日(木)、9日(金)、12日(月)、13日(火)
時間: 各日午後2時~5時(所要時間約30分)
定員: 各日3名(要予約)
参加費: 16,500円(税込)
画材: シャープペンシル、アルコールマーカー、色鉛筆など - ライブイベント
日程: 5月10日(土)
時間: 午前11時~午後5時
内容: 一日で一枚の作品を完成させるパフォーマンスを実施 - ギャラリートーク
日程: 5月11日(日)
時間: 午後2時~3時
内容: ゲストと共に作品や制作への思いを語るトークショー
特に似顔絵イベントは、母の日に合わせたプレゼントにも最適で、参加者には完成した作品をその場でお渡しします。予約は4月21日(月)午前11時から電話にて受け付けます。

ケビンばやしについて
ケビンばやし氏は1997年に広島で生まれたフリーランスのイラストレーターであり、アーティストです。彼はドールをモチーフにした華やかで繊細な女性像を描き続けており、2014年から本格的に作家活動を開始しました。国内外の展示やイベントに参加し、多くのフォロワーを抱える彼の作品は高い評価を受けています。
彼の作品は、アートとしての価値だけでなく、視覚的な美しさや深いメッセージ性を持っており、多くの人々に感動を与えています。SNSでの活動も活発で、フォロワー数は68万人を超え、彼のライブペイントパフォーマンスは世界的に話題となっています。

まとめ
ケビンばやしの初個展「EVE」は、女性の美しさや強さをテーマにした作品群が展示される貴重な機会です。約40点の原画・版画が展示販売されるほか、様々なイベントも開催されるため、アートに興味のある方には見逃せない内容となっています。
イベント名 | 日程 | 内容 |
---|---|---|
似顔絵イベント | 5月7日〜13日 | その場で似顔絵を描く |
ライブイベント | 5月10日 | 作品完成パフォーマンス |
ギャラリートーク | 5月11日 | 作品や制作についてのトークショー |
この機会に、ケビンばやし氏の作品やイベントを通じて、彼のアートの世界を体験してみてはいかがでしょうか。
参考リンク: