西堀酒造の特別な3年熟成ウイスキー、2025年10月から出荷開始!
ベストカレンダー編集部
2025年4月29日 16:42
3年熟成ウイスキー発売
開催日:10月1日

ジャパニーズウイスキーの新たな挑戦
1872年に創業し、栃木県小山市で150年以上の歴史を持つ西堀酒造株式会社は、日本酒造りの技術と哲学を活かし、2022年からウイスキー造りに取り組んでいます。この度、同社は「日光街道小山蒸溜所」より、クラウドファンディング限定で特別な樽で仕上げた「3年熟成ウイスキー」をリリースすることを発表しました。出荷は2025年10月以降を予定しています。
このプロジェクトは、ウイスキーファンに日本酒蔵ならではの新しいジャパニーズウイスキーの世界を体感してもらうことを目指しています。特別な樽での仕上げにより、ウイスキーには独自の個性が付与され、味わい深い体験が提供されるでしょう。

クラウドファンディングの詳細
今回のウイスキーリリースは、クラウドファンディングを通じて実施されます。以下に、プロジェクトの基本情報をまとめます。
- 目標金額:500万円
- 期間:2025年3月21日 〜 4月30日(All or Nothing形式)
- 資金使途:ウイスキー製造のための洋樽(カスク)調達費
プロジェクトの詳細は、以下のリンクから確認できます:プロジェクトURL
特別な樽で仕上げた3年熟成ウイスキー
今回のクラウドファンディングリターンとして提供されるウイスキーは、特別な貯蔵樽を使用した個性豊かな3年熟成のシングルモルト原酒です。具体的には、以下の3種類の樽が使用されます。
- Type.A コニャック樽フィニッシュ
フランス・コニャック地方の名門オールド樽を使用しています。コニャックの持つ芳醇なスパイスとドライフルーツのエッセンスがウイスキーに移り、重厚でありながらエレガントな余韻を奏でる仕上がりが期待されます。
- Type.B ピノ・デ・シャラント樽フィニッシュ
希少な長期熟成ピノ・デ・シャラント樽を使用し、濃厚な果実ジャムやカラメルのニュアンスがウイスキーに華やかさと奥行きを与えます。バランスの取れた豊かな味わいが生まれることが期待されます。
- Type.C シャンパン樽フィニッシュ
フランス・シャンパーニュ地方で造られるシャンパンを熟成させた樽です。樽内に残る柑橘やトーストのような軽やかな香りがウイスキーに移り、口当たりを滑らかに整えながらも上品でエレガントな風味を付与することが期待されます。
これらの樽は、ヨーロッパの歴史ある酒文化を体現する希少なものであり、シングルモルトの“ファーストリリース”原酒として限定数量で提供されます。
日本酒蔵の技術を活かしたウイスキー造り
西堀酒造は、150年以上にわたる日本酒造りの経験をウイスキー造りに応用しています。その具体的な技術や哲学は、以下のような特徴を持っています。
- 清酒酵母100%による発酵:日本酒の発酵技術をそのまま活かし、ウイスキーの風味を引き立てます。
- 吟醸粉の使用:酒米の精米時に生まれる吟醸粉(米粉)をグレーンウイスキーの原料に使用し、独自の風味を生み出します。
- 発酵と蒸留の精緻なコントロール:温度や湿度を細かく管理し、最適な発酵と蒸留を行います。
- 四季の寒暖差を活かした貯蔵:多様な気候・環境を使い分けた熟成方法を採用し、風味の幅を広げます。
- 日本酒仕込みの丁寧さ:日本酒造りの精神を大切にし、丁寧な製造過程を経てウイスキーを仕上げます。
これらの技術は、素材や設備だけでは到達できない唯一無二の個性をウイスキーに創り出し、日本酒蔵ならではの価値を提供します。
まとめ
西堀酒造株式会社が展開する新たなジャパニーズウイスキーのプロジェクトは、伝統的な日本酒造りの技術と哲学を基盤にした革新的な試みです。特別な樽で仕上げられた3年熟成のウイスキーは、ウイスキーファンにとって新しい体験を提供するでしょう。
以下に、今回のプロジェクトの主なポイントをまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | 3年熟成ウイスキーリリース |
リリース日 | 2025年10月以降 |
クラウドファンディング期間 | 2025年3月21日 〜 4月30日 |
目標金額 | 500万円 |
樽の種類 | コニャック樽、ピノ・デ・シャラント樽、シャンパン樽 |
この新しいウイスキーのリリースは、日本酒蔵から生まれる革新的な価値を体感する機会となるでしょう。詳細については、プロジェクトURLを通じて確認できます。
参考リンク: