5月13日から大阪万博で韓国文化を体験「Korea on Stage」開催
ベストカレンダー編集部
2025年4月29日 10:22
Korea on Stage開催
開催期間:5月13日〜5月17日

韓国国家遺産の魅力を体験する「Korea on Stage」
2025年4月13日から10月13日まで日本・大阪で開催される「2025年大阪・関西万博」において、韓国の文化を体験する特別な機会が用意されています。韓国国家遺産庁と国家遺産振興院が共同で推進する「Korea on Stage」プロジェクトは、韓国の伝統と現代をつなぎ、来場者に韓国の国家遺産の魅力を伝えることを目的としています。このプロジェクトの一環として、5月13日から17日までの期間には「韓国週間」が設けられ、様々なプログラムが展開されます。
「韓国国家遺産訪問キャンペーン」の概要
「韓国国家遺産訪問キャンペーン」は、2020年から始まった取り組みで、韓国のユネスコ世界遺産や人類無形文化遺産を中心に、韓国各地に点在する国家遺産の魅力を国内外に広く発信することを目的としています。このキャンペーンは、以下の10のテーマ別ルートと76カ所の主要拠点で構成されています。
- 伽倻(カヤ)文明の道
- 関東風流の道
- 百済古都の道
- 山寺の道
- 書院の道
- 先史地質の道
- 説話と自然の道
- 音(ソリ)の道
- 王家の道
- 千年精神の道
各ルートや拠点に関する詳細情報は、キャンペーン公式サイト(www.kh.or.kr/visit)にて確認できます。
「Korea on Stage」のプログラム内容
万博期間中の「韓国週間」では、韓国の未来ビジョンや最先端技術に加え、伝統文化を紹介する特別プログラムが用意されています。特に注目されるのは、無形文化財保持者による伝統公演、メディアアート展示、国家遺産体験ブースなどが含まれる「Korea on Stage」です。
以下は、主なプログラムの詳細です。
KOREA on Stage – Ye-In
「KOREA on Stage – Ye-In」は、韓国の感情を音楽、舞、演劇で表現する総合芸術であり、特に「パンソリ」や「僧舞」、「サンジョ」など、韓国を代表する無形文化遺産を体験できます。公演は5月14日14時と19時にフェスティバルステーションにて行われ、予約不要で先着順で観覧可能です。
KOREA on Stage – No-Ri
「KOREA on Stage – No-Ri」では、ダイナミックな韓国の伝統芸能が披露されます。農旗ノリや獅子舞、ソゴ舞などのストリートパフォーマンスが行われ、観客との対話を通じて韓国の無形芸術を身近に体感できます。公演は5月14日13時・17時30分(ポップアップステージ)、15日~17日14時・17時(韓国館前広場)で予定されています。
メディアアートと体験型ブース
「Korea on Stage」では、韓国の象徴的な国家遺産を現代的に再解釈したメディアアート作品も展示されます。『Heritage in Bloom: The Beauty of Korea』という作品は、韓国館前の大型LEDスクリーンで常時上映され、伝統文様がデジタル映像でよみがえります。これにより、観客は新しい視覚体験を得ることができます。
また、5月13日から16日までEXPOメッセ「WASSE」展示場の1ホールで開催される「韓国観光フェスタ」では、参加型ブースも登場します。このブースでは「国家遺産の訪問者パスポートツアー体験」が提供され、専用スタンプで韓国国家遺産の仮想旅行が楽しめます。さらに、記念エコバッグなどのプレゼントも用意されています。
まとめ
2025年大阪・関西万博において、韓国の伝統と文化を体験できる「Korea on Stage」は、訪問者にとって貴重な機会となるでしょう。韓国の国家遺産を通じて、韓国の魅力を深く理解し、楽しむことができます。詳細は公式ウェブサイト(こちら)で確認できます。
プログラム名 | 日程 | 内容 |
---|---|---|
KOREA on Stage – Ye-In | 5月14日 14時・19時 | 無形文化遺産の総合芸術公演 |
KOREA on Stage – No-Ri | 5月14日 13時・17時30分、15日~17日 14時・17時 | 伝統芸能のストリートパフォーマンス |
メディアアート展示 | 5月13日~10月13日 | デジタル映像による伝統文様の展示 |
韓国観光フェスタ | 5月13日~16日 | 参加型ブースでの体験 |
このように、多彩なプログラムが用意されており、韓国文化の魅力を存分に楽しむことができるでしょう。
参考リンク: