光嶋裕介の幻想都市風景展が5月20日から京都で開催、建築とアートの融合を体感
ベストカレンダー編集部
2025年4月28日 17:15
幻想都市風景展開催
開催期間:5月20日〜6月11日
光嶋裕介のドローイング・版画展「幻想都市風景2025 KYOTO」開催
京都 蔦屋書店では、2025年5月20日(火)から6月11日(水)までの期間、光嶋裕介によるドローイング・版画展「幻想都市風景2025 KYOTO」を開催します。本展は、京都髙島屋 S.C.の5F BOOK アートウォールにて行われ、入場は無料です。
光嶋裕介は、建築家と作家という二つの顔を持ち、彼の作品は「幻想都市風景」をテーマにしています。彼は、建築家としての視点から、世界を知るために描くことの重要性を理解し、緻密なドローイングや版画作品を制作しています。また、彼は現在、京都市京セラ美術館で開催中の「第4回 PATinKyoto 京都版画トリエンナーレ 2025」にも出展しています。
光嶋裕介のアート作品について
本展では、版画トリエンナーレに出展した作品と新作のドローイング作品が展示されます。光嶋の作品は、彼の内面を映し出すものであり、建築家としてのスケッチとは異なる空想的な世界を表現しています。
光嶋裕介は、ドローイングを通じて身体的で孤独な営みを行い、リアルな建築が他者からの要請に基づいて創造される一方で、ドローイングは個人の内面的な探求を反映しています。彼の作品には、以下のような特徴があります:
- 版画作品:《窓のある風景 – Monet》(一部)
- サイズ:360×600mm
- 仕様:ソフトグランドエッチング、紙にインク、パステル
- 制作年:2025年
- ドローイング作品:《幻想都市風景-Gold》
- サイズ:400×290mm
- 仕様:紙にインク、金箔(箔押し:野口琢郎)
- 制作年:2025年
作品の販売について
光嶋の作品は、2025年5月20日(火)10:00より店頭で販売されます。また、オンラインでの販売は5月26日(月)10:00から予定されています。詳細は特集ページをご覧ください。
特集ページ:光嶋裕介 ドローイング・版画展特集ページ
光嶋裕介のプロフィール
光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)は、1979年に米ニュージャージー州で生まれました。彼は早稲田大学大学院の修士課程を修了後、ドイツのザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツで勤務。その後、2008年に光嶋裕介建築設計事務所を設立しました。彼の主な建築作品には、凱風館(神戸、2011)、森の生活(長野、2018)、桃沢野外活動センター(静岡、2020)、MIKKE(山口、2024)などがあります。
また、彼は多くの著書を執筆しており、代表作には『幻想都市風景』(羽鳥書店、2012)、『これからの建築』(ミシマ社、2016)、『増補 みんなの家。』(ちくま文庫、2020)、『ここちよさの建築』(NHK出版、2023)などがあります。
展示詳細
光嶋裕介のドローイング・版画展「幻想都市風景2025 KYOTO」の詳細は以下の通りです:
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 日時 | 2025年5月20日(火)~6月11日(水) |
| 時間 | 10:00~20:00 |
| 会場 | 京都 蔦屋書店 5F BOOKアートウォール |
| 主催 | 京都 蔦屋書店 |
| 入場 | 無料 |
| お問い合わせ | kyoto.info@ttclifestyle.co.jp |
京都 蔦屋書店は、アートと文化が共振する場として、約6万冊の書籍やアート作品を取り扱っています。居心地の良いSHARE LOUNGEでは、カフェやイベントスペースとして利用可能です。詳細な情報は、公式ウェブサイトやSNSを通じて確認できます。
この展覧会では、光嶋裕介の独自の視点と創造力が表現された作品が展示されるため、アートファンや建築に興味のある方々にとっての貴重な機会となることでしょう。