ブルーイとビンゴが4月26日に大阪・関西万博で「キーピー・アッピー」を初開催

ブルーイとビンゴが大阪・関西万博に登場

2025年4月26日、オーストラリアの人気アニメ「ブルーイ」とその妹「ビンゴ」が日本を訪れ、2025年大阪・関西万博のオーストラリアパビリオンで「キーピー・アッピー」の魅力を伝えました。万博の来場者は、世界中で行われている「キーピー・アッピー・グローバルチャレンジ」への参加を呼びかけられ、会場は活気に包まれました。

「ブルーイ」は、オーストラリア・クィーンズランド州で誕生し、現在140か国以上で放映されている人気アニメシリーズです。その魅力は世代や国境を越えて多くの人々に親しまれています。このイベントは、クィーンズランド州政府のゴールドパートナーシップの一環として、クィーンズランド州政府貿易投資庁、クィーンズランド州政府観光局及びBBCの協力により開催されました。

「キーピー・アッピー」の成功とその意義

万博会場で開催された最初のセッションに参加したクィーンズランド州スポーツ・競馬産業・オリンピック・パラリンピック大臣のティモシー・マンダー州議会議員は、ブルーイとビンゴが参加者に好評だったと述べました。

• 「本アニメシリーズではヒーラー一家と共にクィーンズランド州の最も象徴的なロケーションが描かれているため、ブルーイはクィーンズランド州とオーストラリアの最適なアンバサダーとも言えるでしょう。」
• 「クィーンズランド州の典型的な家族生活を描いている本作品は、世界中の家族たちの共感を得ており、国境や言語の壁を越えて幅広い層に受け入れられています。」

マンダー議員は、ブルーイとビンゴが大阪で温かく迎え入れられたことを喜び、本イベントがクィーンズランド州とオーストラリアの魅力を世界中へ発信する機会となったと語りました。

クィーンズランド州の魅力を発信するブルーイ

クィーンズランド州環境・観光・科学・イノベーション大臣のアンドリュー・パウエル州議会議員は、アニメを通じてブルーイの世界に触れた視聴者が、作品に登場するクィーンズランド州の実際のロケーションを訪れるインスピレーションを得るだろうと述べました。

1. 「クィーンズランド州は長年にわたり日本の観光客の高い人気を得ており、ブルーイがさらに多くの方々にサンシャインステートを訪れ、クィーンズランドの魅力を感じてもらうきっかけを与えていることを非常に嬉しく思います。」
2. 「昨年、クィーンズランド州は最も多くの参加者と最長距離での『キーピー・アッピー』の大規模なゲームを開催し、世界記録を出すことに成功しました。」

このゲームにはゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズをはじめ、複数の場所で合計700人以上のプレイヤーが参加しました。万博はこれまで数多くの「初」を生み出してきたことで知られていますが、2025年大阪・関西万博は、オーストラリアパビリオンにて「キーピー・アッピー」が初めてプレイされた万博として、その歴史に新たな一歩を刻みました。

ブルーイの未来とクィーンズランド州の展望

クィーンズランド州財務・貿易・雇用・訓練大臣のロスリン・ベイツ州議会議員は、ブルーイがクィーンズランド州が誇る最も成功したコンテンツ輸出の一つであると述べました。

• 「クィーンズランド州は、主に映像制作やデジタルゲーム分野において、豊かな創造力にあふれる人材で活気づいています。」

人気アニメ「ブルーイ」は、クイーンズランド州映画振興局「スクリーン・クイーンズランド」のポストプラダクション・デジタル・ビジュアルエフェクト（PDV）支援制度のもと、長編映画がクィーンズランド州にて作成され、2027年に公開される予定です。このプロダクションは、クィーンズランド州でこれまで手がけられた長編アニメーション映画としては最大規模となり、クィーンズランド州をアニメーション制作の新たな拠点として確立する大きな一歩となります。

クィーンズランド州は、世界的な大作映画の制作地として世界的に高い評価を得ており、多くの国際的な大手制作会社が本州を撮影および制作地として選んでいます。

まとめ

このように、「ブルーイ」と「ビンゴ」の登場は、2025年大阪・関西万博においてクィーンズランド州とオーストラリアの魅力を多くの人々に伝える貴重な機会となります。クィーンズランド州の文化や観光地を知るきっかけとして、今後の展開に注目が集まります。