mov株式会社、6月から東南アジア進出支援プログラムで市場拡大へ
ベストカレンダー編集部
2025年4月25日 16:19
東南アジア進出支援
開催日:6月1日

mov株式会社、東南アジア市場への進出を加速
mov株式会社(本社:東京都港区青山、代表取締役CEO:ジェイソン・ウォン、以下「mov」)は、W株式会社(東京都渋谷区、代表:新 和博 / 東 明宏)が運営するW fundによるスタートアップ企業の東南アジア市場進出支援プログラム「Tokyo ASEAN Bridge」に採択されたことを発表しました。このプログラムは、インドネシアをはじめとする東南アジア市場への進出を目指す企業を対象に、現地視察やマーケティング支援を提供するものです。
movは、本プログラムを通じて、インドネシアを中心とした東南アジア市場のグローバル展開を加速させることを目指しています。これにより、同社のビジョンである「映画に流動性をもたらし、世界中に感動をもたらす」ことを実現するための新たなステップを踏むことになります。

Tokyo ASEAN Bridge プログラムの詳細
「Tokyo ASEAN Bridge」は、東南アジア市場に進出したい企業を支援するために設計されたプログラムです。movはこのプログラムを通じて、次のような活動を行います:
- 現地視察:2023年6月にインドネシアに渡航し、現地企業とのマッチング機会を提供します。この視察にかかる渡航費・宿泊費はW fundが負担します。
- マーケティング支援:採択企業には100万円規模のテストマーケティング費用が補助され、現地市場への適応を助けることが期待されます。
このプログラムを通じて、movはインドネシア市場におけるビジネス機会を最大限に活用し、現地のニーズに応じたサービスを展開することを目指しています。

W fundの役割と背景
W fundは、東南アジア市場への進出を目指す企業を支援するために設立されたプログラムです。ファンド創業時から、「日本発海外にチャレンジする起業家」や「海外で起業する日本人起業家」を支援することを目指しており、特に東南アジア市場における投資を本格化させています。
ファンドの中心には、East Venturesで東南アジア投資のサポート経験とネットワークを持つ梅園アマンダがいます。彼女のリーダーシップのもと、2023年夏からはさらに多くの企業に対して支援を行う予定です。
W株式会社について
W株式会社は、日本と東南アジアのシード・アーリーステージからシリーズAのtoC事業に特化したスタートアップに投資する独立系ベンチャーキャピタルです。2019年4月に1号ファンドを組成し、2021年8月には2号ファンドを組成しました。これまでに130社を超える企業に対して新規投資を行っています。
movの企業概要とビジョン
movは、「DELIVER MOVING by MOVIE. ~映画に流動性をもたらし、世界中に感動をもたらす~」というビジョンのもと、映画や映像に新たな価値や収益機会を創出するグローバルベンチャー企業です。国内外で活躍する20名以上のトッププレーヤーやアドバイザーが集結し、ブロックチェーンやAI技術を活用した映画関連の取り組みを進めています。
特に、movはグローバル配信プラットフォームを運営しており、サービス開始からわずか4ヶ月で100作品以上の映像コンテンツを調達しました。映画、TVドラマ、アニメ、ショートドラマなど多岐にわたるジャンルの作品を取り扱い、今後もさらなる拡大を目指しています。
グローバル配信のワンストップソリューション
movは、自社プラットフォームを中心に、7ヶ国・地域における現地配信プラットフォームと連携したグローバルネットワークを構築しています。特に香港と台湾では、現地最大級の配信プラットフォームとの連携を実現しており、詳細については後日発表される予定です。
AI技術を活用した字幕翻訳技術
movは、自社開発の大規模言語モデルを用いたAI字幕翻訳技術を持ち、脚本や音声、映像を統合的に分析するマルチソースマッチングモデルを採用しています。この技術により、AIが物語の文脈を深く理解し、高精度な翻訳を実現しています。すでに100本近くの配信作品でこの技術が活用されています。
まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
企業名 | mov株式会社 |
プログラム名 | Tokyo ASEAN Bridge |
支援内容 | 現地視察、マーケティング支援(100万円規模のテストマーケティング費用) |
W fundの設立年 | 2019年 |
投資先企業数 | 130社以上 |
ビジョン | 映画に流動性をもたらし、世界中に感動をもたらす |
配信作品数 | 100作品以上 |
mov株式会社は、W fundプログラム「Tokyo ASEAN Bridge」に採択されたことにより、東南アジア市場への進出を加速させる新たなステージに立ちました。今後の展開が期待される中、movの取り組みは映画業界に新たな風を吹き込むことでしょう。
参考リンク: