ジャパネット初出資映画『長崎―閃光の影で―』が7月25日長崎先行公開
ベストカレンダー編集部
2025年4月25日 14:43
映画公開
開催期間:7月25日〜8月1日

ジャパネットホールディングスが映画『長崎―閃光の影で―』へ初出資
2025年4月25日、株式会社ジャパネットホールディングス(本社:長崎県佐世保市、代表取締役社長 兼 CEO:髙田旭人)は、ジャパネットグループとして初めて映画『長崎―閃光の影で―』に出資することを発表しました。この映画は、1945年の夏、原爆投下直後の長崎を舞台に、被爆者救護にあたった若き看護学生の少女たちの青春を描いた作品です。長崎では7月25日(金)より先行公開され、全国公開は8月1日(金)からとなります。

映画の概要とテーマ
本作は、空襲による休校のため長崎に帰郷してきた看護学生のスミ、アツ子、ミサヲが主人公です。1945年8月9日11時2分に長崎市に原爆が投下され、彼女たちの日常は一変します。地獄絵図と化した街の中で、彼女たちは看護学生としての使命を果たすために奮闘します。
映画は、日本赤十字社の看護師たちが被爆から35年後にまとめた手記「閃光の影で-原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記-」を基に脚本が執筆されています。この作品は、原爆投下と終戦を経験した1945年、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協が核廃絶を訴えかけた2024年、そして戦後80年の節目を迎える2025年に公開されることから、後世に語り継ぎたい重要な物語となっています。

主題歌とその背景
映画の主題歌は、長崎出身の福山雅治さんが担当し、彼の楽曲「クスノキ」を新たにアレンジしたバージョンです。この楽曲は、被爆クスノキを題材にしており、看護学生役を演じる菊池日菜子さん、小野花梨さん、川床明日香さんの3人が歌唱します。福山さんは、このプロジェクトにおいてプロデュース・ディレクションを担当しています。
福山雅治さんは、2020年から被爆クスノキの存在を未来へつなぐために「クスノキプロジェクト」を立ち上げ、被爆樹木の保全や平和学習の支援活動に尽力しています。彼は映画のエンディングを飾る主題歌を通じて、「命の目撃者、魂の代弁者」としてのメッセージを伝えています。

出資への想いと映画の普及
ジャパネットホールディングスの髙田旭人社長は、長崎の原爆を描いた映画が少ないことを認識し、この作品を長崎のコンテンツとして広めたいと考えています。彼は、長崎に住む人々はもちろん、日本中、さらには世界中のあらゆる世代に見てもらいたいと述べています。
また、ジャパネットグループとしても、長崎スタジアムシティでのイベントやBS10での放送を通じて映画の普及に貢献する意向を示しています。映画を通じて、日常が奪われた少女たちの姿を描くことで、平和の尊さを考えるきっかけを提供することを目指しています。

特別価格の前売券とデジタルカード
映画『長崎―閃光の影で―』の前売券は、4月25日より長崎スタジアムシティ公式アプリで販売が開始されます。特別価格として、一般前売り1,600円のところ、限定ムビチケ前売券が1,200円で購入可能です。この特別価格は、より多くの方に映画を観てもらうための取り組みです。
さらに、オンライン券を購入して映画を鑑賞された方には、映画の絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」がプレゼントされます。このデジタルカードは、鑑賞後に登録されたメールアドレス宛に送付されます。

キャスト・スタッフのプロフィール
映画『長崎―閃光の影で―』には、以下のようなキャストとスタッフが参加しています。
- 菊池日菜子(田中スミ役): 2002年生まれ、福岡県出身。アカデミー賞新人賞受賞。
- 小野花梨(大野アツ子役): 1998年生まれ、東京都出身。アカデミー賞新人俳優賞受賞。
- 川床明日香(岩永ミサヲ役): 2002年生まれ、福岡県出身。モデルとしても活動。
- 松本准平: 監督・共同脚本。長崎県出身の被爆3世。
これらのキャストとスタッフが力を合わせて、感動的な作品を創り上げています。
映画の基本情報まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
タイトル | 長崎―閃光の影で― |
公開日 | 2025年7月25日(長崎先行公開)、8月1日(全国公開) |
主題歌 | クスノキ ―閃光の影で―ver. (仮) |
監督 | 松本准平 |
キャスト | 菊池日菜子、小野花梨、川床明日香など |
特別前売券価格 | 1,200円(オンライン) |
映画『長崎―閃光の影で―』は、歴史的な背景を持つ作品であり、平和の重要性を伝えるための大切なメッセージを持っています。ジャパネットホールディングスの出資により、より多くの人々にこの物語が届くことが期待されています。