森数美保の新著『キャリア戦略』が4月25日発売!過去を活かす新しい方法
ベストカレンダー編集部
2025年4月25日 10:57
キャリア戦略書籍発売
開催日:4月25日
新しいキャリア戦略の実践書が登場
2025年4月25日、株式会社Your Patronum(ユアパトローナム)は、キャリアと組織戦略の専門家である森数美保の初著書『「何者でもない自分」から抜け出すキャリア戦略 〜やりたいことがなくても選べる未来をつくる方法〜』を日本能率協会マネジメントセンターより発売しました。この書籍は、キャリアに「違和感」「モヤモヤ」「ストレス」を感じるすべての方に向けた実践的なアドバイスを提供しています。
著者の森数美保は、かつて「やりたいことが見つからない」悩みを抱えた“Willなし人間™”であり、ライフステージの変化に苦しんだ経験を持っています。その後、転職エージェントや人事・組織コンサルタントとして多くの求職者や企業と向き合いながら試行錯誤を重ね、同じように悩む人たちに向けた新しい視点のキャリアデザインを提唱しています。
「やりたいことがない」ことを前向きに捉える
本書では、以下のような悩みを抱えるビジネスパーソンやこれから就職する学生に向けた実践的なアドバイスが詰まっています。
- 長期的な目標やキャリアビジョンが持てず、将来が漠然としている
- 色々なことをやってきたが、これといった専門性がない
- 自分の強みがよくわからず、アピールポイントに迷う
- 転職したい気持ちはあるが、やりたいことがわからず動けない
- これからのキャリアをどう築くべきか、不安を感じる
著者は、これらの悩みを持つ方々に向けて、実践的なアプローチ「やりたいことから始めない」キャリア戦略フレームワークを提案しています。従来のキャリアアプローチに見られる「やりたいことを見つけよう」というアプローチではなく、「過去の経験」を重視するフレームワークです。
具体的には、過去の経験や職歴などの「過去」から始めて「選べる自分になる方法」を詳しく解説しています。このステップに沿って進めることで、主体的に選択できる力を身につけることができ、自分の強みや価値観を知り、キャリアの可能性を最大化する具体的な方法が提示されています。
ファミリーキャリアの新しい視点
本書では、ファミリーキャリアという新しい選択肢も提案されています。ファミリーキャリアは「家族をひとつのチームと捉え、人生と仕事を共に選び取っていく考え方」です。この考え方は、著書の第6章「ライフステージ変化への対応」で詳しく触れられています。
2025年4月13日には名古屋で「ファミリーキャリア戦略ワークショップセミナー」が実施され、参加者は森数の解説を聞きながら、お互いのキャリア戦略について意見を交わしました。夫婦やパートナー同士が家庭単位でキャリアを考えるという新しい視点でつくった場として、NHK名古屋・名古屋テレビ・東海テレビ・中日新聞の4社が取材に入り、報道されました。
書籍の内容と構成
本書の目次は以下のように構成されています。
- はじめに:やりたいことが見つからなくても大丈夫
- 第1章:やりたいことがない人が抱えるキャリアデザインの憂鬱
- 第2章:不確実な未来に頼らないキャリア戦略の考え方
- 第3章:「取り柄がない?」ゼネラリストのキャリア戦略
- 第4章:やりたいことが見つからないときのキャリアデザイン
- 第5章:キャリア選択の基準を築く
- 第6章:ライフステージ変化への対応
- 第7章:過去から未来をつくるための行動
- おわりに:選べる自分、選ばれる自分であることの意味
各章では、キャリアに関する具体的な問題解決方法が提案されており、特に「やりたいことが見つからない」方に向けた実践的な手法が解説されています。
書籍の購入情報と著者のプロフィール
本書は、2025年4月25日に発売され、定価は1,760円(税込)です。体裁は四六判で220ページ、ISBNは978-4800593214です。
著者の森数美保は、株式会社Your Patronumの代表取締役であり、組織・キャリア開発の専門家です。大阪大学を卒業後、人材紹介会社で経験を積み、その後、複数の企業で組織の成長を支援してきました。現在は法人向けの組織開発コンサルティングサービス「ユアパト」や個人向けのキャリア支援サービス「キャリパト」を提供しています。
書籍の詳細や購入は以下のリンクから確認できます。
まとめ
森数美保の著書『「何者でもない自分」から抜け出すキャリア戦略』は、キャリアに悩むすべての人に向けた実践的なアドバイスが詰まった一冊です。著者の経験を基にした新しいキャリア戦略は、過去の経験から未来を切り開く方法を提供しています。特に、ファミリーキャリアという新しい視点は、家族単位でのキャリアを考えるきっかけとなるでしょう。
本書の内容を以下にまとめます。
| 章 | 内容 |
|---|---|
| はじめに | やりたいことが見つからなくても大丈夫 |
| 第1章 | やりたいことがない人が抱えるキャリアデザインの憂鬱 |
| 第2章 | 不確実な未来に頼らないキャリア戦略の考え方 |
| 第3章 | 「取り柄がない?」ゼネラリストのキャリア戦略 |
| 第4章 | やりたいことが見つからないときのキャリアデザイン |
| 第5章 | キャリア選択の基準を築く |
| 第6章 | ライフステージ変化への対応 |
| 第7章 | 過去から未来をつくるための行動 |
| おわりに | 選べる自分、選ばれる自分であることの意味 |
この書籍は、キャリアに悩む方々にとって非常に有益な内容であり、自己理解を深め、自分のキャリアを再構築するための手助けとなるでしょう。
参考リンク: