ジャイアントパンダ4頭、2025年6月末に中国へ帰国決定！和歌山からの旅立ち

ジャイアントパンダ4頭の帰国について

和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドで暮らすジャイアントパンダ「良浜（らうひん）」「結浜（ゆいひん）」「彩浜（さいひん）」「楓浜（ふうひん）」の4頭が、2025年6月末頃に中国の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地に帰国することが決定しました。この発表は、2025年4月24日に行われ、具体的な日程については正式に決定次第、別途発表される予定です。

帰国するジャイアントパンダの詳細は以下の通りです。

• 良浜（らうひん） – 24歳（メス）
• 結浜（ゆいひん） – 8歳（メス）
• 彩浜（さいひん） – 6歳（メス）
• 楓浜（ふうひん） – 4歳（メス）

帰国の背景

帰国の背景には、2023年8月に日中双方で進行中のジャイアントパンダ保護共同プロジェクトの契約期間が満了となることがあります。協議の結果、4頭のジャイアントパンダが比較的気温の涼しい6月に帰国することが決まりました。

特に、24歳の母親「良浜」は高齢期に差し掛かっており、中国の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地での医療体制や施設が整っていることから、安心して暮らせる環境が望ましいと専門家からの意見がありました。また、子どもたちである「結浜」「彩浜」「楓浜」は、将来の繁殖を目指してパートナーを探すために帰国することとなります。

検疫について

4頭のジャイアントパンダは出発前に隔離検疫を行う予定です。検疫は出発前の約1か月間行われ、この期間中はガラス越しでの公開となる見込みです。公開の詳細については、決まり次第、改めて発表される予定です。

この検疫期間中は、来園者が4頭の様子を観察できる機会が設けられ、パンダたちの健康管理が徹底されます。また、来園者にとっても、彼らの帰国前の貴重な姿を見られるチャンスとなります。

ジャイアントパンダのプロフィール

帰国するジャイアントパンダのそれぞれのプロフィールを以下にまとめます。

それぞれのパンダには、特別な名前の由来や成長過程があり、パンダたちの存在は多くの人々に愛されています。

ジャイアントパンダ保護共同プロジェクトの今後

アドベンチャーワールドでは、ジャイアントパンダ保護共同プロジェクトを1994年から続けており、昨年9月には30年という大きな節目を迎えました。プロジェクトの継続を強く願い、ジャイアントパンダの保護のためにさらなる貢献をするため、中国側と協議を続けていく方針です。

プロジェクトを通じて、ジャイアントパンダの繁殖や保護に取り組む姿勢は、今後も変わらず続けられることになります。これからも、ジャイアントパンダの輪が広がることを期待し、さらなる活動が行われることでしょう。

まとめ

今回のジャイアントパンダ4頭の帰国に関する情報を以下の表にまとめます。

これらの情報を通じて、ジャイアントパンダの保護や繁殖についての理解が深まることを期待します。