2026年春に開業予定のOMO7横浜、旧市庁舎を活用した新ホテルの魅力

OMO7横浜開業

開催日:3月1日

OMO7横浜開業
OMO7横浜ってどんなホテルなの?
OMO7横浜は星野リゾートが2026年春に開業するホテルで、横浜市旧市庁舎を活用し、歴史と現代が融合したレガシーホテルを目指しています。
OMO7横浜の予約はいつからできるの?
OMO7横浜の予約は2025年10月から開始される予定です。公式サイトで予約受付を行います。

2026年春開業「OMO7横浜 by 星野リゾート」の概要

神奈川県横浜市に新たに開業する「OMO7横浜 by 星野リゾート」は、2026年春にオープンする予定です。このホテルは、JR関内駅前に位置する横浜市旧市庁舎跡地を活用した「BASEGATE横浜関内」という大規模な開発プロジェクトの一環として登場します。旧市庁舎は、日本の近代建築を支えた昭和を代表する建築家、村野藤吾氏によって設計されました。今回のプロジェクトでは、旧市庁舎の意匠を一部活用または再解釈することで、横浜の歴史を感じさせる「レガシーホテル」としての役割を果たすことを目指しています。

予約受付は2025年10月から開始される予定で、宿泊客にとって魅力的な体験を提供することが期待されています。

2026年春開業「OMO7横浜(おも) by 星野リゾート」デザインイメージを一部初公開 画像 2

BASEGATE横浜関内プロジェクトの詳細

「BASEGATE横浜関内」は、三井不動産を中心に8社が共同で進めているミクストユース型プロジェクトです。このプロジェクトは「新旧融合」をテーマに掲げ、旧市庁舎の保存と活用を通じて、横浜の文化を継承し、格式ある景観を形成することを目指しています。また、次世代の横浜を象徴するエンターテインメント&イノベーションの拠点を作り出すことも目指しています。

ミクストユースとは、住宅、商業、オフィス、公共施設など異なる施設を融合させ、複数の用途を持たせることを指します。このような開発は、地域の活性化や経済の発展に寄与することが期待されています。

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横浜市旧市庁舎の歴史と意義

横浜市旧市庁舎は、1959年に竣工し、60年以上にわたり横浜市政を支えてきました。村野藤吾氏が手掛けたこの建物は、横浜の歴史や文化を体現する重要なランドマークです。2020年12月には最後の見学会が行われ、多くの市民が集まり、閉庁を惜しむ姿が見られました。

「レガシーホテル」というテーマのもと、旧市庁舎の景観を継承しつつ、観光の賑わいを生み出すホテルとして活用されることが決まりました。建物の意匠で残せるものは残し、老朽化などで取り壊さざるを得ない部分についても、新たな意匠に生まれ変わるような再解釈が行われます。

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旧市庁舎の意匠を受け継ぐ事例

  • 泰山タイルアート:村野藤吾氏と繋がりのあった彫刻家・辻晋堂氏によるタイルアートがカフェの壁面として再利用されます。
  • 大階段の再現:旧市庁舎内の市民広間で使用されていた大階段がホテルの吹き抜けに移設され、手すりのデザインも再活用されます。
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旧市庁舎の意匠を再解釈する事例

  • ロビーの特殊照明:旧議会棟議場にあった円形照明の要素を取り入れた特殊照明が設置され、高揚感のある雰囲気を演出します。
  • 客室やパブリックエリアの色味:旧市庁舎内で使用されていたタイルや家具、絨毯の色合いを参考にデザインされます。
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横浜の文化を再発見するホテル

「OMO7横浜」では、横浜の歴史や文化に触れることができる展示スペースも設けられ、宿泊しながらその建物が親しまれてきた当時の様子や横浜の発展の軌跡をたどることができます。

1859年に開港して以来、横浜は海外と日本の文化が交差する場所として発展してきました。横浜中華街や明治・大正時代の洋風建物、戦後から続く繁華街、近代的な観光スポットなど、多様な魅力を体感できるエリアです。ホテルの立地は、野毛・伊勢佐木町エリアとベイエリアの中間にあり、観光に最適なロケーションです。

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「Go-KINJO(ごーきんじょ)」サービス

ホテルでは、横浜での滞在をより深く楽しむためのサービス「Go-KINJO」を展開します。このサービスには、街を知り尽くした「ご近所ガイド OMOレンジャー」や、「ご近所マップ」が含まれ、ガイドブックには載っていない街の魅力を知ることができます。

また、館内のパブリックスペース「OMOベース」では、街歩きの前におすすめスポットを調べたり、散策の合間にひと休みしたりすることができる、遊び心あふれた空間が提供されます。

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施設概要

「OMO7横浜」の施設概要は以下の通りです。

項目 詳細
施設名 OMO7横浜(おも) by 星野リゾート
所在地 神奈川県横浜市中区港町1丁目1番1ほか
アクセス JR根岸線「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅徒歩1分、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅徒歩7分
客室数 276室
施設内容 客室、OMOベース、ライブラリーラウンジ、会議室、ダイニング、カフェ、ショップ、展示スペース、OMOドッグガーデンなど
開業日 2026年春
予約受付開始日 2025年10月
URL 公式サイト

「OMO7横浜」は、都市のランドマークとなるフルサービスホテルとして、横浜の魅力を存分に体感できる場所を提供します。横浜の歴史や文化を感じながら、快適な滞在を楽しむことができるでしょう。