宮脇綾子の公式図録が異例の重版決定!4月21日より再び入手可能に

宮脇綾子図録重版

開催日:4月21日

宮脇綾子図録重版
宮脇綾子の展覧会の公式図録が重版された理由って何?
展覧会の会期中に非常に高い需要があり、会期終了後も多くの購入希望が寄せられたため、重版が決定しました。
宮脇綾子ってどんなアーティストなの?
宮脇綾子は日常の野菜や魚をモティーフに、アプリケやコラージュで独自の世界観を表現した日本のアーティストです。

東京ステーションギャラリー「生誕120年 宮脇綾子の芸術――見た、切った、貼った」展の公式図録が重版決定

2025年4月21日、株式会社平凡社は東京ステーションギャラリーにて開催された「生誕120年 宮脇綾子の芸術――見た、切った、貼った」展の公式図録の重版が決定したことを発表しました。この公式図録は、展覧会の会期中に非常に高い需要があったため、会期終了後も入手希望の声が多く寄せられ、異例の第5刷が実現しました。

展覧会は2025年1月25日から3月16日まで開催され、多くの来館者が訪れるなど、主催者の想像を超える大きな反響を呼びました。会期中に本書の増刷を行ったものの、終了後も購入希望者が多かったため、さらなる重版を決定するに至りました。

東京ステーションギャラリー「生誕120年 宮脇綾子の芸術――見た、切った、貼った」展の公式図録が会期終了後に異例の重版! 5刷出来! 画像 2

宮脇綾子の独自の芸術世界

宮脇綾子(1905-1995)は、身近なモノをモティーフにしたアート作品を通じて、独自の世界観を表現しました。彼女は、野菜や魚など、日常生活で目にするアイテムを題材にし、それらをアプリケやコラージュ、手芸などの技法を用いて美しく仕上げました。宮脇の作品は、単なる造形物にとどまらず、観る者に親しみを感じさせる魅力を持っています。

公式図録『宮脇綾子の芸術――見た、切った、貼った』では、約150点の作品と資料を8章に分けて紹介しており、彼女の造形的な特徴や高いデザイン性、繊細な色彩感覚が感じられる内容となっています。

東京ステーションギャラリー「生誕120年 宮脇綾子の芸術――見た、切った、貼った」展の公式図録が会期終了後に異例の重版! 5刷出来! 画像 3

公式図録の詳細情報

公式図録の書誌情報は以下の通りです:

  • 書名: 宮脇綾子の芸術――見た、切った、貼った
  • 編者名: 東京ステーションギャラリー
  • 発売日: 2025年1月23日
  • 仕様: A4変型判/上製/224ページ
  • 定価: 3,300円(10%税込)
  • ISBN: 978-4-582-20739-2
  • デザイン: 三木俊一(文京図案室)
  • 出版社: 平凡社

公式図録は、展覧会に訪れた方だけでなく、会期中に購入できなかった方々にもお楽しみいただける内容となっています。書店での購入をお勧めします。

宮脇綾子の生涯と業績

宮脇綾子は、1905年に東京・田端で生まれました。彼女は小学校を卒業後、佐藤高等女学校に進学しましたが、経済的な理由により退学を余儀なくされました。その後、1927年に洋画家の宮脇晴と結婚し、名古屋に転居します。終戦後、アプリケの制作を始め、1953年以降は国画会工芸部に出品し入選を果たしました。

また、名古屋女子短期大学や稲沢女子短期大学で講師を務めるなど、教育者としても活躍しました。1995年に亡くなった後も、彼女の作品は国内外で多くの展覧会に出展され続けています。

宮脇綾子の作品の特徴

宮脇の作品は、以下のような特徴があります:

  1. 身近なモティーフ: 野菜や魚など、日常的に目にするものを題材にしている。
  2. 高いデザイン性: 作品は美しさだけでなく、デザイン的な優れた要素を持っている。
  3. 繊細な色彩感覚: 色使いが非常に繊細で、観る者に深い印象を与える。

これらの要素が組み合わさることで、宮脇綾子の作品は多くの人々に愛され続けています。

まとめ

東京ステーションギャラリーの「生誕120年 宮脇綾子の芸術――見た、切った、貼った」展は、彼女の芸術を深く理解する貴重な機会となりました。公式図録の重版が決定したことにより、より多くの人々が宮脇綾子の作品に触れることができるようになります。公式図録の詳細は以下の表にまとめました。

項目 詳細
書名 宮脇綾子の芸術――見た、切った、貼った
編者名 東京ステーションギャラリー
発売日 2025年1月23日
仕様 A4変型判/上製/224ページ
定価 3,300円(10%税込)
ISBN 978-4-582-20739-2
デザイン 三木俊一(文京図案室)
出版社 平凡社

宮脇綾子の美しい作品を収めた公式図録は、アートを愛する全ての人々にとって貴重な一冊となることでしょう。詳細は公式サイトにてご確認ください。

公式サイト: 平凡社の公式ページ

参考リンク: