AI搭載のClassCloudがEDIX2025に登場!4月23日から教育の未来を体験
ベストカレンダー編集部
2025年4月21日 05:51
EDIX2025出展
開催期間:4月23日〜4月25日

次世代型教育システム「ClassCloud」の開発と特許出願について
株式会社Mikulak(本社:東京都渋谷区、代表取締役: 原田 眞)は、学校向け学習・校務一体型サポートアプリ「ClassCloud」に関する発明について特許を出願したことを発表しました。この発明は、AIを教育現場によりフィットさせ、子どもたちの学びを深めつつ教員の負担を軽減する革新的な技術です。
これまで、同社は学習履歴からAIが自動で所見を生成する機能についての特許も出願しており、教育領域での特許出願は今回で2つ目となります。すでに本発明を搭載した機能の提供を開始しており、教育現場での実用化が進んでいます。

EDIX2025での出展情報
株式会社Mikulakは、2025年4月23日(水)から25日(金)に開催されるEDIX2025に出展する予定です。出展場所は、テクノホライゾン株式会社(ELMO)のブースと、富士電機ITソリューション株式会社のブースです。特に、同社代表の原田は、23日(水)と25日(金)に富士電機ITソリューションのブースで直接案内を行う予定です。
EDIX2025は、教育関連の最新技術やサービスが一堂に会するイベントであり、教育関係者にとっては貴重な情報収集の場となります。Mikulakのブースでは、ClassCloudの具体的な機能や活用方法についても詳しく紹介される予定です。
発明の概要とその効果
本発明は、児童生徒がデジタルホワイトボード上で学習を行う際に、AIがその学習状況や試行錯誤の様子に応じたフィードバックをリアルタイムに行うことを目的としています。具体的には、AIが子どもたちの思考を深掘りするための質問やヒントを提示することで、彼らの可能性を広げることが期待されています。
AIには事前に教員がプロンプトを設定できるため、学習の進捗や状況に応じたきめ細かいサポートが可能です。この仕組みにより、以下のような効果が期待できます:
- 子どもへの個別AIサポート:ホワイトボード上での子どものリアルタイムの様子をもとにAIがフィードバックするため、学習状況に応じたサポートが可能です。
- 教員の負担軽減:AIが子どもの学習をサポートすることで、授業中の教員の負担を軽減します。
- AIの利活用の促進:活用ハードルの低いAIに気軽に触れられることで、AIの利活用を後押しします。
教育現場におけるAIの利活用の背景
教育現場でのAIの利活用は、これまで主にテキストベースでの対話型が中心でした。しかし、以下のような課題が存在していました:
- AIとの対話の自由度が高く、子どもが適切な内容のやりとりをしているか教員が把握する負担が大きい。
- ホワイトボードなどのビジュアルツールとの連携が困難で、高度な言語化能力が求められるため、利用のハードルが高い。
- テキストベースでのチャットでは既存の授業体系に組み込みにくく、活用が進まない。
これらの課題に対して、本発明ではホワイトボード上の情報を自動で入力し、AIがフィードバックを行うことで、「先生が机間指導で見回りに来たような形でのサポート」が可能になり、より現場にフィットした自然な活用が実現します。
専門家のコメント
東京学芸大学の堀田龍也教授は、AIの教育利用において子どもがAIに知りたいことを尋ねるケースが多く見られると指摘しています。AIに頼りすぎることで思考が奪われる懸念もありますが、今回の「ClassCloud」に搭載された機能は、ホワイトボード上で学習を進める子どもたちの状況をAIがモニターし、探究的な学びを引き出す革新的な仕組みであると評価しています。
また、株式会社Mikulakの原田眞代表は、「子どもの学びを深め、教員の負担を軽減したい」という想いでClassCloudの開発を進めており、AI活用のハードルを下げることを目指しています。今後も教育現場のニーズに応じたソリューションを提供することを約束しています。
まとめ
株式会社Mikulakが開発した次世代型教育システム「ClassCloud」は、AIによるリアルタイム思考支援機能を搭載し、教育現場における新たな学びの形を提供します。EDIX2025での出展を通じて、さらに多くの教育関係者にこの革新的な技術を体験してもらえる機会が期待されます。
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 株式会社Mikulak |
発明内容 | AIによるリアルタイム思考支援機能 |
出展イベント | EDIX2025 |
出展日程 | 2025年4月23日~25日 |
期待される効果 | 個別サポート、教員負担軽減、AI活用促進 |
このように、教育現場におけるAIの活用は今後ますます進展していくことが予想され、Mikulakの「ClassCloud」はその一翼を担う存在として注目されています。
参考リンク: