2025年8月、日テレ×第四境界の新ARGブランドが背筋氏とコラボで登場
ベストカレンダー編集部
2025年4月20日 21:43
ARG初作品発表
開催日:8月1日

日テレと第四境界の新たな挑戦
日本テレビ放送網株式会社(以下、日本テレビ)は、第四境界と共同で運営するARGブランド『4×4 sect.(フォーバイフォーセクト)』の初作品を発表しました。この作品は、気鋭のホラー作家・背筋氏とのコラボレーションによるもので、リリースは2025年夏から秋を予定しています。
ARG(Alternate Reality Game/代替現実ゲーム)とは、現実と虚構の境界を揺るがしながら物語を体験する新たなエンターテインメント形式です。参加者は、現地体験やSNSを通じて仕掛けられた物語の断片を発見し、自らストーリーを体験することができます。このような体験を通じて、プレイヤーはより深く物語に没入できるのです。

背筋氏のプロフィールと作品
背筋氏は、日本のホラー作家として注目を集めています。2023年に小説投稿サイト「カクヨム」に連載した『近畿地方のある場所について』がKADOKAWAより書籍化され、作家デビューを果たしました。この作品はSNSで話題となり、累計40万部以上のベストセラーとなりました。
背筋氏の作品は、ホラージャンルにおいて新星としての地位を確立しており、特に『このホラーがすごい! 2024年版』では国内編第1位を獲得しています。さらに、同作品の映画化も決定しており、2025年8月8日に公開予定です。これに加えて、2024年9月には心霊スポットを巡るYouTuberと編集者の取材を描いた第2作『穢れた聖地巡礼について』を発表するなど、精力的に活動を続けています。
コラボレーションの意義
今回のコラボレーションでは、背筋氏との共同作業により、4×4 sect.が目指す「信じる」という人間の根源的な営みに迫る日常侵蝕体験を提供します。背筋氏の独自の視点と、ARGの特性を融合させることで、新たな物語体験が生まれることが期待されています。
この作品は、プレイヤーに対して単なる物語の消費ではなく、能動的な体験を提供することを目指しています。背筋氏の作品が持つ恐怖感とARGのインタラクティブな要素が組み合わさることで、より深い没入感が得られるでしょう。
ARGの魅力と可能性
ARGは、現実と虚構の境界を越えた新たな物語表現の形です。このジャンルは、まだほとんど開拓されていないため、参加者にとって新しい体験が期待できます。第四境界は、このARGの持つ魅力を多くの人々に届けるために、様々な試行錯誤を重ねてきました。
具体的には、「ARG × YouTube」や「ARG × マンガ」、「ARG × 財布」といった異なるメディアとのコラボレーションを通じて、見たことのない新しい物語表現を生み出しています。このような取り組みを通じて、ARGの可能性を広げていくことが目指されています。
今後の展開
日本テレビのコンテンツ戦略局・岩﨑林太郎氏は、ARGを通じて新しい物語体験を提供することに対する強い意欲を示しています。彼は、映像という受動的な体験にインタラクションという能動性を加えることで、より深い物語体験を実現したいと考えています。
また、第四境界の総監督・藤澤仁氏は、ARGの未開拓なジャンルに挑戦することの重要性を強調し、テレビという巨大メディアとの協業が新たな物語体験を生み出す可能性について期待を寄せています。
公式情報とお問い合わせ
『4×4 sect.』の最新情報は、公式Xにて随時更新される予定です。興味のある方は、ぜひフォローして今後の動向をチェックしてください。
- 公式X: @4x4sect
- 問い合わせ先: 4x4sect.info@ntv.co.jp
また、第四境界の公式Xや公式サイトでも、彼らの活動や新たなプロジェクトに関する情報が提供されています。
- 公式X: @daiyonkyokai
- 公式サイト: https://www.daiyonkyokai.net/
まとめ
日本テレビと第四境界によるARGブランド『4×4 sect.』の初作品は、ホラー作家・背筋氏とのコラボレーションを通じて新たな物語体験を提供することを目指しています。リリースは2025年夏から秋を予定しており、背筋氏の作品が持つ独自の視点とARGのインタラクティブな特性が融合することで、プレイヤーに深い没入感を提供することが期待されています。
以下に、この記事で紹介した情報をまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
ブランド名 | 4×4 sect. |
コラボ作家 | 背筋氏 |
リリース予定 | 2025年夏〜秋 |
ARGの特徴 | 現実と虚構の境界を揺るがす体験 |
公式X | @4x4sect |
この取り組みがどのような新しい体験を提供するのか、今後の展開に注目が集まります。