観光地トイレの新定番！TOIMAPが4月20日からサービス開始

観光地トイレ検索サービス「TOIMAP」のリリース

株式会社KICKs（本社：京都市、代表取締役：山本健人）は、観光地トイレ情報を検索できるWebサービス「TOIMAP（トイマップ）」をリリースしました。このサービスは、訪日外国人や観光客向けの無料トイレ検索サービスであり、観光地でのトイレ利用をより快適にすることを目的としています。

「TOIMAP」は、観光地に設置された公共トイレの情報を視覚的にわかりやすく提供する観光地向けトイレマップサービスです。ユーザーは現在地やエリアからトイレを検索し、「ベビーベッド」「オストメイト対応」「車いす対応」といった設備条件で絞り込むことができます。また、トイレの外観・内観写真やレビュー評価を確認しながら、快適に使えるトイレを事前に把握できるのが特徴です。2025年4月時点で、5,532か所のトイレが登録されています。

TOIMAPの利便性と機能

TOIMAPは、ユーザー視点での利便性を重視した設計がされています。以下にその主な機能をまとめます。

• 地図で直感的に探せる：現在地から最寄りのトイレをすぐに検索できます。
• 写真と設備で安心感を提供：清潔さや使いやすさが一目で分かるため、安心して利用できます。
• レビュー評価：実際の利用者の声をもとにした信頼性の高い情報を提供します。
• 多言語対応：英語・中国語・韓国語に自動切替が可能で、外国人観光客にも配慮されています。
• アプリ不要のPWA設計：スマホブラウザからそのまま利用可能で、手軽にアクセスできます。

課題解決の背景とビジョン

TOIMAPの開発は、代表の山本が京都大学経営管理大学院在学中に取り組んだ「観光地トイレ閉鎖問題」の研究をきっかけに誕生しました。観光地では公共トイレのマナー問題や維持コストによる閉鎖が社会課題となっており、TOIMAPは「情報公開」「マナー啓発」「レビューによる可視化」の3つを通じて、観光地と旅行者の架け橋となる持続可能なモデル構築を目指しています。

このような背景から、TOIMAPは観光地のトイレ利用を改善し、旅行者にとっての安心感を提供することを目指しています。特に、観光地におけるトイレの利用は旅行者にとって重要な要素であり、快適な旅行体験を提供するためには欠かせないインフラです。

現在の対応エリアと今後の展開

TOIMAPは、現在京都・大阪・金沢の3都市に対応しています。今後は他都市や観光地への展開を進めるとともに、地方自治体やDMO（デスティネーション・マネジメント・オーガニゼーション）との連携によるトイレ情報の整備・活用を推進していく計画です。

このように、TOIMAPは観光地トイレの情報を集約し、利用者が快適にトイレを利用できる環境を整えるための取り組みを進めています。地域の観光業の発展にも寄与することが期待されています。

サービス概要と会社情報

TOIMAPの基本情報は以下の通りです。

株式会社KICKsは、2024年1月に設立され、資本金は2,000,000円です。代表者は山本健人で、京都本社と金沢事務所を構えています。主な事業内容には宿泊施設運営や観光地向けサービスの開発が含まれています。

代表コメント

山本健人（株式会社KICKs 代表取締役）は、「トイレは地域の“見えないおもてなし”です。TOIMAPは、旅行者に安心を、提供者に収益性を、地域に持続性をもたらす観光インフラの第一歩として、今後もアップデートを続けてまいります。」とコメントしています。

まとめ

この記事では、観光地トイレ検索サービス「TOIMAP」のリリースについて詳しく紹介しました。TOIMAPは、観光地に設置された公共トイレの情報を視覚的にわかりやすく提供し、旅行者にとっての安心感を高めるためのサービスです。現在は京都・大阪・金沢の3都市で利用可能であり、今後の展開にも期待が寄せられています。

TOIMAPは、旅行者と観光地をつなぐ重要な役割を果たすサービスであり、今後の展開に注目が集まります。