5月10日、バロン吉元が紀伊國屋書店でライブペインティング&サイン会を開催
ベストカレンダー編集部
2025年4月18日 12:16
ライブペインティング開催
開催日:5月10日
84歳・現役漫画家によるライブペインティングイベント
2025年5月9日(金)、株式会社ヒーローズから『あゝ、荒野』1巻が全国の書店およびオンライン書店で発売されます。この作品は、寺山修司の唯一の長編小説をもとに、84歳の現役漫画家バロン吉元が劇画として描いたものです。特に注目すべきは、発売を記念して行われるライブペインティングとサイン会です。
このイベントは、5月10日(土)14時より紀伊國屋書店 新宿本店にて開催されます。バロン吉元によるライブペインティングは14時から15時までの予定で、続いて15時10分からはサイン会が行われます。会場は紀伊國屋書店 新宿本店の1階ひろばで、新宿通り側の入口からアクセスできます。
イベント開催概要
本イベントの詳細は以下の通りです:
- 日時:2025年5月10日(土)14時〜
- ライブペインティング:14時~15時
- サイン会:15時10分~
- 会場:紀伊國屋書店 新宿本店 1階ひろば(新宿通り側入口)
- 予約方法:電話受付(4月21日10:30〜)
- 受付電話番号:03-3354-5704(5階芸術売場 直通)
- 受付時間:10:30~20:30
なお、当日参加券も配布される予定です。イベントの詳細については、紀伊國屋書店の公式HPにて確認できます。
スペシャル特典と関連イベント
このイベントに参加することで得られる特典として、当日コミックスを購入した方には紀伊國屋書店 新宿本店限定のカバーが付属します。この特別仕様のカバーには、鮮やかな青色が映える「バリカン」が描かれています。
さらに、バロン吉元による『あゝ、荒野』1巻の発売を記念したフェアも開催されます。このフェアでは、バロン吉元の名作がコミック売場で集結し、2階と5階では新刊の他、原作の寺山修司に関連する書籍が展示される予定です。特に5階の芸術書コーナーでは、貴重な原画と大迫力の複製原稿パネル展示、さらにはバロン吉元本人の特大パネルも展示されます。
フェアの会期は2025年5月9日(金)から未定で、場所は紀伊國屋書店 新宿本店の5階(芸術売場)です。
『あゝ、荒野』のあらすじと新刊情報
『あゝ、荒野』の舞台は1960年代の新宿。ケンカ自慢の新宿新次は、喫茶店で見たポスターをきっかけに仁王ボクシングジムに入会します。そこで出会った“バリカン”こと荒木繁は、無口で冴えない風貌ながらもその腕っぷしは超一流。街のゴロツキたちを次々となぎ倒していく怪物のような存在です。
新次とバリカンは意気投合し、ボクシングに打ち込むことになりますが、そんな二人を新宿の荒野が呑み込んでいく様子が描かれています。果たして、プロボクサーを目指す青年たちの行く末はどうなるのでしょうか。
新刊『あゝ、荒野』1巻は、寺山修司生誕90年を記念して、約20年ぶりにバロン吉元が描く作品です。著者は原作に寺山修司、劇画にバロン吉元が携わっています。定価は2750円(本体2500円+税)で、発売日は2025年5月9日です。判型はA5変、ページ数は256ページ、ISBNは9784868230137です。
著者プロフィール
寺山修司は1935年に青森県で生まれ、1966年に唯一の長編小説『あゝ、荒野』を発表しました。彼は詩、ラジオ、映画、演劇など多彩な分野で活躍し、60〜70年代のカルチャーを牽引しましたが、1983年に肝硬変による敗血症のために47歳で逝去しました。
バロン吉元は1940年に旧満州で生まれ、1959年に劇画家としてデビューしました。代表作である『柔俠伝』シリーズで幅広い世代の支持を集めましたが、1980年に全連載を終え渡米。その後、マーベルコミックなどで執筆し、帰国後は絵画制作に専念していましたが、2024年に約20年ぶりの漫画作品『あゝ、荒野』を連載開始しました。
| イベント名 | 日時 | 会場 | 特典 |
|---|---|---|---|
| ライブペインティング&サイン会 | 2025年5月10日(土)14時〜 | 紀伊國屋書店 新宿本店 1階ひろば | 限定カバー付きコミックス購入者 |
以上が、84歳の現役漫画家バロン吉元によるライブペインティングとサイン会の詳細です。特別な体験ができるこの機会を通じて、漫画やアートの魅力を再発見することができるでしょう。
参考リンク: