昭和グラフィック黄金時代のポスター展再び！4月25日から渋谷で開催
ベストカレンダー編集部
2025年4月17日 11:36
ポスター展再開催
開催期間：4月25日〜5月11日
ポスター展の再開催について
昨年、多くの反響を呼んだポスター展が再び開催されることが決定しました。展覧会のタイトルは『第二弾 ジャパン・アヴァンギャルドポスター見本市 昭和グラフィック黄金時代 ～演劇、映画、コマーシャルまで～』です。この展覧会は、2025年4月25日から5月11日までの期間、渋谷ヒカリエ8階にあるBunkamura Galleryで行われます。
入場は無料で、会期中は無休となっており、営業時間は11:00から20:00までです。昨年の展覧会は、アングラ演劇に焦点を当てた内容でしたが、今回はそれに加えて映画や美術展、コマーシャルなど、昭和カルチャーを代表するポスターやチラシも展示されます。
展示内容と出展作家
本展では、高度経済成長期における日本の激動を背景に、アングラ演劇や映画などに関するポスターが一堂に展覧されます。特に、以下のような著名なアーティストが手掛けた貴重なポスター作品が展示される予定です。
- 宇野亞喜良
- 金子國義
- 横尾忠則
- 粟津潔
これらのアーティストは、日本のアートシーンにおいて重要な役割を果たしており、その作品は今でも多くの人々に影響を与えています。また、出展予定作家には以下のような方々も含まれています。
- 赤瀬川原平
- 及川正通
- 大友克洋
- 合田佐和子
- 田中一光
- 寺山修司
- 花輪和一
- 林静一
- 平野甲賀
- 篠原勝之
- 和田誠
展示される作品の中には、1967年に発表された「美術ジャーナル」60号や、1969年の演劇実験室◎天井棧敷による「毛皮のマリー フランクフルト公演版」なども含まれています。これらの作品は、当時の日本の文化や社会を反映した重要な資料となっています。
関連イベントの開催
展覧会期間中には、特別なトークイベントも開催されます。タイトルは『SNSと時代を挑発したスキャンダリスト寺山修司』で、アニメーション映画監督の幾原邦彦氏と演劇プロデューサーの笹目浩之氏が登壇します。このイベントは2025年4月26日（土）15:00から、渋谷ヒカリエ8/COURTで行われます。
トークイベントでは、寺山修司が現代のSNSをどのように活用するか、またその文学的コンテンツとしての可能性について議論されます。寺山修司のファンである幾原邦彦氏と、演劇の専門家である笹目浩之氏が、アングラ演劇のポスターの魅力やその影響について語り合う貴重な機会です。入場は無料で、事前予約は不要です。
イベント詳細とアクセス情報
以下に、展覧会および関連イベントの詳細をまとめます。
| イベント名 | 開催期間 | 会場 | 入場料 | 営業時間 |
|---|---|---|---|---|
| 第二弾 ジャパン・アヴァンギャルドポスター見本市 | 2025年4月25日～5月11日 | Bunkamura Gallery 8/ | 無料 | 11:00～20:00 |
| トークイベント『SNSと時代を挑発したスキャンダリスト寺山修司』 | 2025年4月26日 | 渋谷ヒカリエ 8/COURT | 無料 | 15:00～ |
本展覧会は、昭和の文化を体験し、当時のアートシーンを振り返る貴重な機会です。多くの人々にとって、昭和グラフィック黄金時代の魅力を再発見する場となることでしょう。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
参考リンク：
