思い出書店と九大伊都 蔦屋書店の共同展示、4月25日まで開催中

思い出書店展示

開催期間:3月14日〜4月25日

思い出書店展示
思い出書店ってどんなサービスなの?
思い出書店は、他人の思い出が書かれた本と自分の思い出を綴った本を交換できる新しい形の古書交換サービスです。
九大伊都 蔦屋書店でどんなイベントがあるの?
九大伊都 蔦屋書店では、思い出書店との共同展示が行われ、寄付された本の展示・販売や思い出の共有ができます。

「思い出」が新たな本との出会いのきっかけに

株式会社スタジオユリグラフ(沖縄県名護市)は、九大伊都 蔦屋書店にて、自社サービス「思い出書店」と連携した共同展示を2025年4月25日(金)まで行います。このイベントは、思い出書店のコンセプトに基づき、本を通じて人と地域をつなぐことを目的としています。

この取り組みは、思い出書店の福岡県糸島市拠点での活動から発展したものであり、地域の書店と連携することで、地域活性化を図るものです。九大伊都 蔦屋書店も、地域のハブとしての役割を果たすことを目指しており、これまでにもハンドメイド作家のポップアップショップなどを開催してきました。

「思い出」が新たな本との出会いのきっかけに。スタジオユリグラフ、九大伊都 蔦屋書店との共同イベントを開催 画像 2

企画の詳細

今回の共同展示は、九大伊都 蔦屋書店内のスターバックス前に特設ブースを設置し、3月14日(金)から4月25日(金)まで行われます。このブースでは、思い出書店に寄付された本が展示され、その中から選ばれた「思い出の本」が販売されます。

販売される本には、持ち主の「思い出」が帯に記載されており、購入者はその思い出を感じながら本を手に取ることができます。また、思い出書店オリジナルのしおりが挟まれており、糸島拠点の情報やコンセプトが記載されたポップも設置されています。これにより、来店者は「思い出書店」や糸島という地域について知るきっかけを得ることができます。

「思い出」が新たな本との出会いのきっかけに。スタジオユリグラフ、九大伊都 蔦屋書店との共同イベントを開催 画像 3

思い出書店の理念

思い出書店は、「だれかの思い出」が込められた本と「あなたの思い出」を交換できる新しい形の古書交換サービスです。全国的に書店が減少している中で、カフェや公民館、美容室などの地域店舗に「本と触れる場」を設け、地域コミュニティを活性化することを目指しています。

このサービスは、単なる本の交換に留まらず、思い出を通じて人と人とのつながりを生むことを重視しています。思い出書店は、地域の様々な場をつなぎ、新たな出会いを生み出すために活動を広げています。

「思い出」が新たな本との出会いのきっかけに。スタジオユリグラフ、九大伊都 蔦屋書店との共同イベントを開催 画像 4

共催者のコメント

思い出書店 糸島拠点の葉山さんと北原さんは、以下のように述べています。「ネットでの書籍購入が普及する中で、思いがけない本との出会いが減っています。私たちは、だれかの思い出が帯に書かれた本と出会える場を提供することで、新たなつながりを生み出したいと考えています。」

また、九大伊都 蔦屋書店のBOOK担当・大家さんは、「未来に紡ぐ書店」というコンセプトのもと、人のつながりや新たな発見を提供することを目指しています。思い出書店との共同展示を通じて、地域の活性化を図ることができることを嬉しく思っています。

イベントの意義と今後の展望

この共同展示は、地域の書店と新たな形の古書交換サービスが手を組むことで、地域の文化やコミュニティを育む重要な機会となります。参加者は、単に本を購入するだけでなく、思い出を共有することで、より深い交流を楽しむことができるでしょう。

思い出書店は、今後もこのような地域との連携を強化し、様々なイベントを通じて人と本、地域との結びつきを深めていくことを目指しています。地域の活性化に寄与するため、さらなる活動の拡充が期待されます。

イベント名 開催期間 場所 主催者 内容
思い出書店共同展示 2025年4月25日まで 九大伊都 蔦屋書店内スターバックス前 株式会社スタジオユリグラフ、九大伊都 蔦屋書店 寄付された本の展示・販売、思い出の共有

このように、思い出書店と九大伊都 蔦屋書店の共同イベントは、地域の人々に新たな本との出会いを提供し、思い出を通じたコミュニケーションを促進する重要な役割を果たしています。今後もこの取り組みが地域の活性化に寄与することが期待されます。