Bunkamuraの新たな挑戦!2025年4月10日から始まる主催公演と企画ラインナップ
ベストカレンダー編集部
2025年4月15日 15:17
Bunkamura新企画発表
開催日:4月10日

2025年度のBunkamuraのチャレンジ【主催公演・企画ラインナップ】
株式会社東急文化村が運営するBunkamuraは、1989年の開館以来、東京・渋谷において多様な文化・芸術を発信してきました。2025年度には新たなチャレンジが待ち受けており、主催公演や企画ラインナップが発表されました。現在、オーチャードホールを除く施設は休館中ですが、この期間を利用して新たな取り組みを進めています。
これまでBunkamuraが大切にしてきた「人々の心を動かす文化・芸術の創造と発信」を引き続き行いながら、活動の場を広げることを目指しています。

新施設「Bunkamuraザ・ミュージアム」の拡大移転
2025年度には「Bunkamuraザ・ミュージアム」が新たに拡大移転します。この移転は、東急株式会社、L Catterton Real Estate、株式会社東急百貨店の3社が出資する「Shibuya Upper West Project」に基づいて行われます。新施設は2025年3月11日に起工式が行われ、2029年度に竣工予定です。
新ミュージアムのデザインは、国際的なデザイン事務所Snøhettaが手掛け、開かれた空間で文化発信の拠点を目指します。展示面積は約1,000㎡で、最大約6mの天井高を持つ展示室を含むユニークなスペースが特徴です。これにより、幅広い分野の大型展覧会を開催できるようになります。

新施設のデザインコンセプト
Snøhettaのデザインコンセプトは、渋谷のエネルギーを象徴する一筆書きのイメージからインスパイアを受けています。このデザインは、地上から天空へと優雅に螺旋を描くことで、渋谷の躍動感を表現しています。新しいミュージアムは、文化複合拠点としての役割を果たし、自然や景観にも配慮した持続可能な空間を目指しています。
また、オープンプランのデザインにより、多様なニーズに応える柔軟な展示システムが支えられ、あらゆる芸術表現やパフォーマンスが可能となります。これにより、異なる文化的特徴が融合し、渋谷全体の文化的環境が向上することが期待されます。

Bunkamuraの主催公演・企画ラインナップ
2025年度の主催公演や企画ラインナップも充実しています。以下に主な公演や展覧会を紹介します。
- Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』
公演日: 2025/4/10(木)~5/4(日・祝)
会場: THEATER MILANO-Za
作・演出: 蓬莱竜太
出演: 長澤まさみ、森山未來、松島聡、皆川猿時、小野花梨、内田慈、岩瀬亮、内田紳一郎、伊藤蘭
詳細はこちら - N響オーチャード定期2024/2025
公演日: 2025/4/20(日)
会場: Bunkamuraオーチャードホール
指揮: パーヴォ・ヤルヴィ、ピアノ: ベンジャミン・グローヴナー、松田華音
詳細はこちら - レオ・レオーニの絵本づくり展
会期: 2025/7/5(土)~8/27(水)
会場: ヒカリエホール
詳細はこちら - Bunkamura Production 2025『泣くロミオと怒るジュリエット2025』
公演日: 2025/7/6(日)~28(月)
会場: THEATER MILANO-Za
作・演出: 鄭義信
詳細はこちら - Piano’s Monologue 亀井聖矢 ~オール・ショパン・プログラム~
公演日: 2025/7/13(日)
会場: Bunkamuraオーチャードホール
出演: ピアノ: 亀井聖矢、指揮: 沼尻竜典
詳細はこちら

継続するチャレンジと未来への展望
Bunkamuraは、未来に向けて三つの活動方針を掲げています。
- あらゆる人々に文化・芸術の学びと体験の機会を提供
若い才能を発掘し育成するため、『未来の巨匠コンサート』や「コクーン アクターズ スタジオ」を通じて、若者たちに演劇の学びの場を提供します。 - 文化・芸術とテクノロジーの共鳴
没入型の展覧会を通じて、デジタル表現を活用した新たなコンテンツづくりに取り組みます。 - 距離を越えた文化・芸術の発信による地域振興
地域との連携を強化し、文化・芸術を通じた交流を促進します。
これらの取り組みを通じて、Bunkamuraは2025年度も文化複合拠点としての役割を果たし続け、感動を通じて心豊かな未来を築くことを目指しています。

まとめ
内容 | 詳細 |
---|---|
新施設の拡大移転 | 2025年3月11日着工、2029年度竣工予定 |
展示面積 | 約1,000㎡、最大約6mの天井高 |
主催公演 | 『おどる夫婦』、N響オーチャード定期、レオ・レオーニの絵本づくり展など |
活動方針 | 文化・芸術の学び、テクノロジーとの共鳴、地域振興 |
このように、Bunkamuraは2025年度に向けて多様な取り組みを進めており、文化・芸術の発信を通じて地域社会に貢献することを目指しています。