Bunkamuraの新たな挑戦!2025年4月10日から始まる主催公演と企画ラインナップ

Bunkamura新企画発表

開催日:4月10日

Bunkamura新企画発表
Bunkamuraの新しい取り組みってどんなもの?
Bunkamuraは2025年度に向けて、新しいミュージアムの拡大移転や多彩な主催公演を企画し、文化発信を強化しています。
Bunkamuraザ・ミュージアムの移転はいつから始まるの?
Bunkamuraザ・ミュージアムの新施設への移転は、2025年3月11日に着工し、2029年度に完成予定です。

2025年度のBunkamuraのチャレンジ【主催公演・企画ラインナップ】

株式会社東急文化村が運営するBunkamuraは、1989年の開館以来、東京・渋谷において多様な文化・芸術を発信してきました。2025年度には新たなチャレンジが待ち受けており、主催公演や企画ラインナップが発表されました。現在、オーチャードホールを除く施設は休館中ですが、この期間を利用して新たな取り組みを進めています。

これまでBunkamuraが大切にしてきた「人々の心を動かす文化・芸術の創造と発信」を引き続き行いながら、活動の場を広げることを目指しています。

2025年度のBunkamuraのチャレンジ【主催公演・企画ラインナップ】 画像 2

新施設「Bunkamuraザ・ミュージアム」の拡大移転

2025年度には「Bunkamuraザ・ミュージアム」が新たに拡大移転します。この移転は、東急株式会社、L Catterton Real Estate、株式会社東急百貨店の3社が出資する「Shibuya Upper West Project」に基づいて行われます。新施設は2025年3月11日に起工式が行われ、2029年度に竣工予定です。

新ミュージアムのデザインは、国際的なデザイン事務所Snøhettaが手掛け、開かれた空間で文化発信の拠点を目指します。展示面積は約1,000㎡で、最大約6mの天井高を持つ展示室を含むユニークなスペースが特徴です。これにより、幅広い分野の大型展覧会を開催できるようになります。

2025年度のBunkamuraのチャレンジ【主催公演・企画ラインナップ】 画像 3

新施設のデザインコンセプト

Snøhettaのデザインコンセプトは、渋谷のエネルギーを象徴する一筆書きのイメージからインスパイアを受けています。このデザインは、地上から天空へと優雅に螺旋を描くことで、渋谷の躍動感を表現しています。新しいミュージアムは、文化複合拠点としての役割を果たし、自然や景観にも配慮した持続可能な空間を目指しています。

また、オープンプランのデザインにより、多様なニーズに応える柔軟な展示システムが支えられ、あらゆる芸術表現やパフォーマンスが可能となります。これにより、異なる文化的特徴が融合し、渋谷全体の文化的環境が向上することが期待されます。

2025年度のBunkamuraのチャレンジ【主催公演・企画ラインナップ】 画像 4

Bunkamuraの主催公演・企画ラインナップ

2025年度の主催公演や企画ラインナップも充実しています。以下に主な公演や展覧会を紹介します。

  • Bunkamura Production 2025『おどる夫婦』
    公演日: 2025/4/10(木)~5/4(日・祝)
    会場: THEATER MILANO-Za
    作・演出: 蓬莱竜太
    出演: 長澤まさみ、森山未來、松島聡、皆川猿時、小野花梨、内田慈、岩瀬亮、内田紳一郎、伊藤蘭
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  • N響オーチャード定期2024/2025
    公演日: 2025/4/20(日)
    会場: Bunkamuraオーチャードホール
    指揮: パーヴォ・ヤルヴィ、ピアノ: ベンジャミン・グローヴナー、松田華音
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  • レオ・レオーニの絵本づくり展
    会期: 2025/7/5(土)~8/27(水)
    会場: ヒカリエホール
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  • Bunkamura Production 2025『泣くロミオと怒るジュリエット2025』
    公演日: 2025/7/6(日)~28(月)
    会場: THEATER MILANO-Za
    作・演出: 鄭義信
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  • Piano’s Monologue 亀井聖矢 ~オール・ショパン・プログラム~
    公演日: 2025/7/13(日)
    会場: Bunkamuraオーチャードホール
    出演: ピアノ: 亀井聖矢、指揮: 沼尻竜典
    詳細はこちら
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継続するチャレンジと未来への展望

Bunkamuraは、未来に向けて三つの活動方針を掲げています。

  1. あらゆる人々に文化・芸術の学びと体験の機会を提供
    若い才能を発掘し育成するため、『未来の巨匠コンサート』や「コクーン アクターズ スタジオ」を通じて、若者たちに演劇の学びの場を提供します。
  2. 文化・芸術とテクノロジーの共鳴
    没入型の展覧会を通じて、デジタル表現を活用した新たなコンテンツづくりに取り組みます。
  3. 距離を越えた文化・芸術の発信による地域振興
    地域との連携を強化し、文化・芸術を通じた交流を促進します。

これらの取り組みを通じて、Bunkamuraは2025年度も文化複合拠点としての役割を果たし続け、感動を通じて心豊かな未来を築くことを目指しています。

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まとめ

内容 詳細
新施設の拡大移転 2025年3月11日着工、2029年度竣工予定
展示面積 約1,000㎡、最大約6mの天井高
主催公演 『おどる夫婦』、N響オーチャード定期、レオ・レオーニの絵本づくり展など
活動方針 文化・芸術の学び、テクノロジーとの共鳴、地域振興

このように、Bunkamuraは2025年度に向けて多様な取り組みを進めており、文化・芸術の発信を通じて地域社会に貢献することを目指しています。