手塚治虫の二大傑作が豪華BOX仕様で復刻!6月下旬発売予定
ベストカレンダー編集部
2025年4月15日 14:11
手塚治虫豪華BOX発売
開催日:6月20日

巨匠・手塚治虫が挑んだ二大傑作が豪華BOX仕様で登場
2025年4月15日、株式会社復刊ドットコムより、手塚治虫の二大傑作『百物語』と『ネオ・ファウスト』が限定500部の豪華BOX仕様で発売されることが発表されました。これらの作品は、ゲーテの名作『ファウスト』をテーマにした漫画であり、手塚治虫が生涯を通じて取り組んできたライフワークの一環です。
手塚治虫は、1950年に児童漫画として『ファウスト』を執筆し、その後1971年に『百物語』、1988年に遺作となる『ネオ・ファウスト』を発表しました。特に『百物語』と『ネオ・ファウスト』は、手塚自身が併読を推奨していた作品で、彼の独自の視点から描かれた物語が展開されます。

作品の詳細と特徴
今回の発売では、両作品が初出時の構成でまとめ直され、B5サイズの新装版として刊行されます。これにより、読者は手塚治虫の作品を本来の形で楽しむことができます。
『百物語《オリジナル版》』と『ネオ・ファウスト《オリジナル版》』は、それぞれ以下のような特徴を持っています。
- 『百物語《オリジナル版》』
- 全4回を収録
- 時は戦国時代、武士が悪魔の娘に魂を売る物語
- 『ネオ・ファウスト《オリジナル版》』
- 全40回を収録
- 科学者が悪魔と契約を結ぶ現代的な解釈の物語

商品仕様
この豪華BOXには、以下のアイテムが含まれています。
- 『百物語《オリジナル版》』
- 『ネオ・ファウスト《オリジナル版》』
- 特製収納BOX
- 複製原画セット(各作品から名シーンをピックアップ)
この商品は、手塚治虫の作品を愛するファンにとって、貴重なコレクターズアイテムとなるでしょう。価格は16,500円(税込)で、発売は2025年6月下旬を予定しています。

ストーリー概要
それぞれの作品のストーリー概要は以下の通りです。
- 『百物語』
- 戦国時代、武士・一塁半里は悪魔の娘・スダマに魂を売ることで救われ、美男子の姿を得て新たな人生を歩み始める。彼は三つの願いを叶えるため、スダマと共に旅に出る。
- 『ネオ・ファウスト』
- 1970年、NG大学の一ノ関教授は、科学の発展に捧げた人生に絶望し、自ら命を絶とうとする。そこに現れた悪魔メフィストと契約を結び、彼は若返り、新たな人生を歩むことになる。

特長と魅力
本書の特長は以下の通りです。
- 雑誌連載時の構成を完全再現した史上初の単行本。
- B5版の大きなサイズで高精細な画質を楽しむことができる。
- 先着500部限定の特製収納ボックス付きのコレクターズアイテム。
- 手塚プロダクション協力のもと、作品に関する貴重な資料を収録。
手塚治虫が描く『ファウスト』は、愛や生命についての深い問いを投げかけます。混迷を極める現代において、再度これらの作品を読み直すことは、多くの人にとって意義深い体験となるでしょう。

著者プロフィール
手塚治虫(てづか おさむ)は、1928年11月3日に大阪で生まれ、1946年に漫画家デビューを果たしました。彼は『ジャングル大帝』や『鉄腕アトム』、『ブラック・ジャック』など、数多くの名作を生み出し、漫画界に多大な影響を与えた「漫画の神様」と称される存在です。1989年に逝去するまでに、700以上の作品を手がけました。

復刊ドットコムの役割
株式会社復刊ドットコムは、絶版となった書籍の復刊を行う国内唯一のサービスを提供しており、創業から25周年を迎えています。累計会員数は57万人、累計リクエスト投票数は96万件に達しており、これまでに6000タイトル以上の作品を復刊してきました。

まとめ
手塚治虫の『百物語』と『ネオ・ファウスト』がオリジナル版として復刻されることは、漫画愛好者にとって大きなニュースです。以下に本記事で紹介した内容をまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
作品名 | 『百物語《オリジナル版》』『ネオ・ファウスト《オリジナル版》』 |
発売日 | 2025年6月下旬予定 |
価格 | 16,500円(税込) |
限定部数 | 500部 |
内容 | 特製収納BOX、複製原画セットを含む豪華仕様 |
これらの作品は、手塚治虫の深い思索と独自の視点が詰まったものです。ぜひ、この機会に《オリジナル版》でその魅力を体験してみてはいかがでしょうか。
参考リンク: