2025年8月に開催!福島特産品で競うスイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ

スイーツ甲子園開催

開催期間:8月23日〜8月25日

スイーツ甲子園開催
スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップってどんな大会なの?
福島県の特産品を使ったスイーツ作りのコンテストで、全国の高校生を対象にした復興支援イベントです。
参加するにはどうすればいいの?
2025年4月15日から6月10日までに、特産品を使ったスイーツのレシピを応募することで参加できます。

スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップの概要

福島県の大熊町、富岡町、楢葉町、広野町の4町が共催する「スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ」は、全国の高校生を対象にした特産品を使ったスイーツ作りのコンテストです。2023年にスタートしたこのコンテストは、東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所事故からの復興を目的としており、今回で3回目を迎えます。

この大会は、高校生パティシエ日本一を決める「スイーツ甲子園 高校生パティシエNo.1決定戦」の姉妹コンテストであり、スイーツ作りが好きな高校生なら誰でも参加できるという特徴があります。

スイーツの力で福島を応援! Jヴィレッジで決勝大会 スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ 画像 2

出場者募集と決勝大会の詳細

出場者の募集は2025年4月15日から始まり、応募締切は6月10日17時までです。各町の特産品を使ったスイーツのレシピを募集し、書類選考を通じて、2025年8月に福島県楢葉町・広野町にあるサッカー日本代表のナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」で行われる決勝大会に出場する12組が選出されます。

決勝大会では、部門ごとに最優秀賞を決定し、受賞者には著名パティシエと一緒にスイーツを考案する権利が贈られます。考案したスイーツは2026年2月に東京都渋谷区の代々木公園で開催予定の「ふくしまスイーツフェスティバル」で販売される予定です。

スイーツの力で福島を応援! Jヴィレッジで決勝大会 スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ 画像 3

各部門の特産品とその背景

このコンテストでは、以下の4つの部門が設けられています。それぞれの部門で使用される特産品の背景について詳しく見ていきましょう。

  • 大熊町キウイ部門
  • 大熊町は「フルーツの香り漂うロマンの里」として知られ、特にキウイは町の特産品です。震災前には約60軒の果樹農家が存在しましたが、震災後は栽培が途絶えていました。しかし、2019年に町内の一部で避難指示が解除されたことを受け、「おおくまキウイ再生クラブ」が設立され、キウイの復活に向けた取り組みが始まりました。

  • 富岡町パッションフルーツ部門
  • 富岡町では、南国の果実であるパッションフルーツが新たな特産品として栽培されています。2020年から始まったこの取り組みは、地元の農家が手作業で受粉作業を行い、有機栽培で育てたフルーツを使用しています。フレッシュな香りと絶妙な酸味が特徴です。

  • 楢葉町サツマイモ部門
  • 楢葉町は、サッカー日本代表のナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」がある場所で、現在はサツマイモの栽培が広がっています。特に「ふくしまゴールド」と呼ばれる品種は、甘味と食感に優れたスイーツに適した特産品として注目されています。

  • 広野町バナナ部門
  • 広野町では、南国のフルーツであるバナナの栽培に挑戦しています。特に「綺麗」という愛称で知られるバナナは、糖度が高くクリーミーな味わいが特徴です。震災後の復興の象徴として、地域の特産品として売り出されています。

スイーツの力で福島を応援! Jヴィレッジで決勝大会 スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ 画像 4

審査員とアドバイザーの紹介

この大会では、著名なパティシエや料理研究家が審査員として参加します。大会アドバイザーには、フランス菓子・料理研究家の大森由紀子氏が名を連ねており、全国の審査員パティシエと共に若者たちの挑戦を見守ります。

審査員には、MAISON GIVRÉEのオーナーパティシエである江森宏之氏や、PATISSIER SHIMAのオーナーシェフである島田徹氏、EN VEDETTEのオーナーシェフである森大祐氏など、各分野で活躍するプロフェッショナルが揃っています。

スイーツの力で福島を応援! Jヴィレッジで決勝大会 スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ 画像 5

大会の規定と応募方法

大会の規定は以下の通りです。

レシピ募集期間
2025年4月15日~6月10日17時
決勝大会日程
2025年8月23日~25日
応募資格
全日制・定時制・通信制高等学校、高等専門学校、専修学校高等課程に在籍する生徒
出場チーム
1人または同一学校に在籍する2人組
各賞
各部門1組に最優秀賞を授与

応募方法の詳細は、公式ホームページ(https://sweets-challengecup.com/)から確認できます。

スイーツの力で福島を応援! Jヴィレッジで決勝大会 スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ 画像 6

大会の意義と期待される成果

この「スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ」は、福島県の特産品を通じて地域の魅力を再発見し、若い世代の創造力を育むことを目的としています。参加者は、地域の特産品を用いたスイーツ作りを通じて、福島の復興に貢献することが期待されています。

また、受賞者が考案するスイーツが「ふくしまスイーツフェスティバル」で販売されることで、地域の特産品の認知度向上にも寄与することが見込まれています。

項目 詳細
大会名 スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ
募集期間 2025年4月15日~6月10日17時
決勝大会日程 2025年8月23日~25日
部門 大熊町キウイ、富岡町パッションフルーツ、楢葉町サツマイモ、広野町バナナ
応募資格 全日制・定時制・通信制高等学校、高等専門学校、専修学校高等課程に在籍する生徒
受賞特典 著名パティシエとのコラボスイーツ考案権

本大会は、福島の特産品を使ったスイーツ作りを通じて、地域の復興と若者たちの成長を支援する重要なイベントです。詳細については公式ホームページを参照してください。