錦織一清演出の『ル・ゲィ・マリアージュ』が9月12日より六本木で上演!
ベストカレンダー編集部
2025年4月12日 14:42
ル・ゲィ・マリアージュ上演
開催期間:9月12日〜9月28日

錦織一清が演出するフランス現代ブールヴァール劇『ル・ゲィ・マリアージュ』
2025年4月12日11時00分、六本木トリコロールシアターにて、錦織一清が演出を手掛けるフランス現代ブールヴァール劇『ル・ゲィ・マリアージュ』が上演されます。本作品は、ジェラール・ビトンとミシェル・マンズによる脚本を岩切正一郎が翻訳したもので、Société Le Théâtre Elyséeが企画制作を行います。
『ル・ゲィ・マリアージュ』は、2023年3月から4月にかけて日本初上演され、日本の観客から大変好評を博しました。その反響を受け、2023年10月と2024年10月にも再演が決定しています。今回の演出に錦織一清を迎え、ストレートプレーとしてより多くの方々に楽しんでいただけることを目指しています。

作品のストーリーとキャラクター
本作品のストーリーは、独身で女好きのドンファン、アンリ・ド・サシーを中心に展開します。彼は結婚する気など全くなく、ところが亡くなったイヴォンヌ叔母さんから遺産100万ユーロを受け取るためには、一年以内に結婚する必要があるという条件が課せられます。
アンリは多くの女友達の中から1人だけを選ぶことができず、友人のノルベールの発案で親友のドドと偽装の同性婚をすることに。しかし、役者志望で可愛く優しいドドは、次第に我儘で威張るワンマン亭主になってしまいます。物語は信心深い父親エドモンや、アンリと恋愛中のエリザを巻き込み、思いもよらぬ方向へと進展していきます。
演出家・キャストのプロフィール
演出:錦織一清
錦織一清は1965年生まれ、東京都出身の著名な演出家であり俳優です。アイドルグループ「少年隊」のリーダーとして一世を風靡し、「ニッキ」の愛称で広く知られています。1995年には少年隊のミュージカル「PLAYZONE」で初の脚本・演出を手掛け、その後も数多くの舞台作品の演出を行っています。彼の演出作品には、ミュージカル『グレート・ギャツビー』や『蘭~緒方洪庵 浪華の事件帳』、時代小説“しゃばけ”シリーズなどがあります。
翻訳:岩切正一郎
岩切正一郎は、アヌイ『アンチゴーヌ』(主演・蒼井優)やラシーヌ『フェードル』(主演・大竹しのぶ)などで知られ、数々の名作を翻訳してきた実力派の翻訳家です。
プロデューサー:白樹 栞
白樹栞は映画デビューを果たした舞台女優であり、数々の舞台のプロデューサーとしても活躍しています。彼女は日本初の「本格的なクラブ」日仏フォーラムを1981年に創設し、フランス共和国よりシュヴァリエ勲章を受賞しています。
公演概要とチケット情報
公演名は“Le gai mariage”『ル・ゲィ・マリアージュ』Vol.4~ストレートプレー~です。以下に公演の詳細をまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
脚本 | ジェラール・ビトン & ミシェル・マンズ |
翻訳 | 岩切正一郎 |
演出 | 錦織一清 |
照明 | 斎藤茂男 |
プロデューサー | 白樹 栞 |
企画製作 | Société Le Théâtre Elysée |
会場 | Roppongi Tricolore Theater |
日程 | 2025年9月12日(金)~9月28日(日) |
チケット料金 | 10,800円(全席指定・税込) |
問い合わせ | 六本木トリコロールシアター 03-3796-7771 |
チケットは全席指定で、当日券は500円アップとなります。詳細なチケット情報については、六本木トリコロールシアターまでお問い合わせください。
このように、錦織一清が演出を手掛ける『ル・ゲィ・マリアージュ』は、フランスの現代劇を日本の観客にお届けする貴重な機会です。多様なキャラクターとユーモアあふれるストーリーが織りなすこの作品に、ぜひご注目いただきたいと思います。
参考リンク: