2025年4月26日から開催！仙台藤塚ふじ花見で地域の歴史と藤の花を楽しもう

アクアイグニス仙台で初開催の「仙台藤塚　ふじ花見」イベント

株式会社アクアイグニスが主催する「仙台藤塚　ふじ花見」が、2025年4月26日（土）から5月11日（日）までの期間に、アクアイグニス仙台（宮城県仙台市若林区藤塚）で開催されることが発表されました。このイベントは、藤塚地区の地名の由来である“藤”に焦点を当て、津波によって失われた風景や記憶を花とともに未来へつなげることを目指したものです。

「仙台藤塚　ふじ花見」では、地域の藤を巡る提案や、家族で楽しむ花見の催しが予定されています。地域の記憶に想いを馳せながら春の訪れを祝うこのイベントは、新たな風物詩として注目されています。

イベントの詳細情報

「仙台藤塚　ふじ花見」の基本情報は以下の通りです。

藤塚地区の歴史と文化

「藤塚」という地名は、藤塚地区にあった藤の大木から名づけられたと伝えられています。この大木は、五柱神社境内にあったもので、神社には五社の神がいかだに乗って漂着し祀られたという伝承があります。藤のツルが根付いたこともあり、地域の人々にとって藤は「病を逃れる」として親しまれていました。

しかし、東日本大震災による津波で神社も藤の大木も流失してしまいました。奇跡的に根から新たなツルが芽吹き、地域の人々はこれを“復興の藤”として再び藤棚を整備し、社殿も再建しました。このような背景を持つ藤塚地区でのイベントは、地域の復興や未来への願いを込めた重要な意味を持っています。

イベントの楽しみ方

「仙台藤塚　ふじ花見」では、以下のような楽しみ方が用意されています。

• 藤塚を散策し、五柱神社にお参り
  アクアイグニス仙台から五柱神社までは徒歩約5分です。新たに整備された避難の丘や公園を歩きながら、地域の記憶に想いを馳せることができます。イベント期間中には、神社に掲示される「合言葉」をショップ「マルシェリアン」で言うと、プレゼントがもらえます。
• 芝生での“藤ピクニック”を楽しむ
  アクアイグニス仙台の広い芝生では、レジャーシートやポップアップテントを広げてピクニックを楽しむことができます。テイクアウトメニューの販売や、紙飛行機づくり体験も行われます。
• 大人向けの癒しのおもてなし
  美しい花と風景を楽しんだ後は、アクアイグニス仙台の温泉やリラクゼーションメニューで心身を癒すことができます。

特別メニューと体験

イベント期間中は、ピクニックを楽しむための特別メニューが用意されます。以下はその一部です。

また、紙飛行機づくり体験も実施され、参加者には成功した分だけお菓子などの景品がプレゼントされます。体験は期間中の土日祝日（5/11,12を除く）に行われ、参加費は500円です。

お土産と食事の楽しみ

アクアイグニス仙台では、お土産品も豊富に取り揃えています。特に注目すべきは、以下の2つです。

• プチガトー“グリシーヌ”（フランス語で藤）とケーキのセット（特別に「ムラングカシス」付き） – ￥2,000
• 藤塚生まれの日本酒「藤の雫」の純米酒＋純米吟醸のセット – 通常価格￥4,730 ➞ 限定価格￥3,300

また、アクアイグニス仙台内のレストランでは、地産地消の食材を使用した料理が楽しめます。和食レストラン「笠庵」やイタリアンレストラン「グリーチネ」では、地域の旬の食材を活かした多彩なメニューが提供されます。

まとめ

「仙台藤塚　ふじ花見」は、復興のシンボルである藤を楽しみながら、地域の歴史や文化を学ぶ貴重な機会です。家族や友達とともに、春の訪れを祝い、思い出を作る場として訪れる価値があります。詳細情報や最新の開花状況については、公式HPを参照してください。

このイベントを通じて、地域の人々の復興への想いを感じることができるでしょう。