弘南バス、3月17日より青森空港線でタッチ決済開始!クレカでスムーズ乗車
ベストカレンダー編集部
2025年3月7日 10:33
弘南バスタッチ決済開始
開催日:3月17日
弘南バスがタッチ決済を導入
弘南バス株式会社(本社:青森県弘前市、代表取締役社長:工藤 智久)は、2025年3月17日(月)より、タッチ決済対応のクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードを利用した新たな乗車サービスを開始することを発表しました。このサービスは、三井住友カード株式会社が提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、利用者は現金や乗車券を事前に用意することなく、スムーズにバスに乗車できるようになります。
弘南バスがタッチ決済を導入するのは青森県内の交通事業者としては初めてであり、訪日外国人利用者を含む国内のお客様にも、普段使い慣れているクレジットカード等での決済を可能にすることで、公共交通の利用促進を図ります。
タッチ決済の概要と利用方法
タッチ決済の利用方法は非常にシンプルです。お客様はお手持ちのタッチ決済対応のカードや、カードが設定されたスマートフォンを専用リーダーにタッチするだけで、乗車が可能です。これにより、従来のように現金を用意したり、券売機で乗車券を購入する手間が省けます。
具体的な乗車方法は以下の通りです:
- タッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、スマートフォンを専用リーダーにタッチ
- そのまま乗車(降車)可能
この新しいサービスは、青森空港線を対象に導入され、決済ブランドとしてはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯が利用可能です。なお、Mastercard®は後日追加される予定です。
各社の役割とタッチ決済の利便性
このプロジェクトには複数の企業が関与しており、それぞれの役割が明確に分かれています。以下に、各社の役割を示します:
| 企業名 | 役割 |
|---|---|
| 弘南バス株式会社 | プロジェクト統括、バスの運行、タッチ決済対応設備の整備、企画の実施 |
| 三井住友カード株式会社 | キャッシュレス決済導入支援、steraプラットフォーム提供 |
| 株式会社ジェーシービー | キャッシュレス決済導入支援、ソリューション提供 |
| 株式会社小田原機器 | キャッシュレス決済用端末およびシステムの開発・提供 |
| QUADRAC株式会社 | 交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォームの提供 |
タッチ決済の利便性は、現金や事前チャージの必要がないため、利用者にとって非常に便利です。特に、感染症対策としても有効であり、非接触型の決済方法は、公共交通機関の利用促進にも寄与します。
タッチ決済履歴の確認方法
タッチ決済の利用履歴は、QUADRAC社が提供するQ-moveサイトを通じて確認できます。マイページの会員登録手続きを行うことで、過去の決済履歴を簡単に確認できる仕組みが整っています。これにより、利用者は自身の利用状況を把握しやすくなります。
Q-moveサイトの利用イメージは次の通りです:
- Q-moveサイトにアクセス
- マイページの会員登録手続き
- 決済履歴の確認
タッチ決済の技術と今後の展開
タッチ決済は、国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法であり、安心・安全にお支払いが完了します。利用者は、サインや暗証番号の入力を必要とせずに、スピーディーに決済が可能です。ただし、一定金額を超えるお支払いには、本人確認が必要となる場合があります。
「stera transit」は、三井住友カードが構築した決済プラットフォームであり、公共交通機関向けのソリューションとして、利便性の向上や感染症対策、地域のキャッシュレス決済促進を目的としています。また、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用される予定です。
まとめ
弘南バスによるタッチ決済の導入は、青森県内の公共交通機関における新たな試みであり、利用者にとっての利便性を大幅に向上させるものです。以下に、今回の発表内容をまとめます:
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開始日 | 2025年3月17日(月) |
| 対象路線 | 青森空港線 |
| 決済ブランド | Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯 |
| タッチ決済履歴確認 | QUADRAC社のQ-moveサイト |
このように、弘南バスのタッチ決済導入は、公共交通機関の利用促進に寄与し、青森県内でのキャッシュレス化を進める重要なステップとなるでしょう。