珠洲市でクラウドファンディング開始!12月31日から新たな地域づくりへ

珠洲市復興プロジェクト

開催日:12月31日

珠洲市復興プロジェクト
能登半島地震の影響で珠洲市はどんな被害を受けたの?
珠洲市では多くの民家が倒壊し、7,000棟以上の建物が解体や撤去の対象となり、地域の活性化が急務となっています。
CとHが目指すシェア型住空間ってどんなもの?
シェア型住空間は、シェアハウスとゲストハウスの中間で、中長期滞在が可能な柔軟な住環境を提供します。

能登半島地震からの復興と新たな地域づくり

2024年12月31日、合同会社CとH(代表:伊藤紗恵)は、石川県珠洲市において二地域居住を促進するシェア型住空間と人々の交流を目的としたソーシャルスナックのオープンを目指し、クラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、能登半島地震の影響を受けた珠洲市の復興を支援し、地域の活性化を図るものです。

能登半島地震は、珠洲市に深刻な影響を及ぼしました。人口約10,000人、世帯数5,000世帯のこの地域では、多くの民家が倒壊や損壊し、7,000棟以上の建物が解体や撤去の対象となりました。特に古民家の活用は、都市から地方に移住する際の魅力の一つでしたが、現在はその活用が難しくなっています。

能登半島地震発生から1年。珠洲市に二地域居住を促進するシェア型住空間とソーシャルスナックを!CとHがクラウドファンディングを開始 画像 2

二地域居住の新たな形

二地域居住とは、都市部に住みながら定期的に地方に滞在し、仕事や地域活動を行う新しいライフスタイルです。CとHは、運営する24時間利用可能なコワーキングスペース「OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)」の向かいに位置する建物を賃貸契約し、「シェア型住空間」と「ソーシャルスナック」のオープンを目指しています。

この「シェア型住空間」は、シェアハウスとゲストハウスの中間のような空間であり、1週間から数ヶ月までの中長期滞在が可能です。個人の荷物はロッカーに保管でき、安心して滞在できる環境を整えます。

シェア型住空間の特徴

  • 中長期滞在が可能な柔軟な住環境
  • 個人の荷物を安全に保管できるロッカーの設置
  • 地域活動や仕事に参加しやすいロケーション

CとHは、この新しい住空間を通じて、地域と都市部の人々が互いに刺激し合い、新たな価値を創出することを目指しています。

ソーシャルスナックと地域交流の場

建物の1階には、日替わりでゲストが「ママ」や「マスター」となり、テーマを持って運営するスナック(バー)を設置します。このスナックでは、新しい出会いや交流の機会が生まれ、地域の人々と都市部の人々がつながる場となります。

また、建物内にはワークショップやイベント、経営合宿、コワーキングができるホールも設置予定です。さらに、海が見える屋上には、ペレットストーブやテントサウナを設置し、リラックスできるエリアを提供します。

交流の場の特徴

  • 日替わりでテーマを持ったスナックの運営
  • 多様なイベントやワークショップの開催
  • 海の景色を楽しめるリラックスエリアの設置

このように、CとHは新たな形の交流の場を作ることで、地域の活性化を図ります。

創造的復興と地域の未来

能登半島地震の影響で、地域の過疎化と高齢化が進む中、CとHは「創造的復興」を掲げています。これは、単なる復興ではなく、地域に新しい価値を生み出す取り組みです。奥能登は、未来の日本が抱える課題が見える場所であり、新しい地域との関わり方やライフスタイルを実現する可能性を秘めています。

CとHは、二地域居住を通じて、地域と都市の人々が互いに支え合い、新しい価値を創出できると考えています。都市部の人々には豊かな自然や人とのつながり、ゆとりある暮らしを提供し、地域の若者や女性には都市からの刺激を受けながらキャリアを築く機会を提供します。

地域の魅力

珠洲の海や里山は変わらず美しく、豊かな食文化に恵まれています。この地域は「能登はやさしや土までも」という言葉に象徴されるように、温かい人間関係や文化に支えられています。CとHは、この土地から生まれる新しい取り組みを通じて、地域の未来を切り開くことを目指しています。

クラウドファンディングの詳細

今回のクラウドファンディングは、シェア型住空間とソーシャルスナックの整備を目的としており、集まった資金は水道工事、電気工事、エアコンや家具の設置、内装の改修などに使用されます。

クラウドファンディングのプロジェクト詳細は以下のリンクから確認できます:

二地域居住で奥能登復興!珠洲市にシェア型住空間とソーシャスナックをつくりたい!

合同会社CとHの概要

合同会社CとHは、「地域丸ごとパラレルキャリア」をビジョンに掲げ、地域と都市部を繋ぐハブとなる事業を展開しています。2023年6月に設立され、24時間コワーキングスペース『OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)』を運営し、地域の若手や女性のキャリア形成支援や地域企業と首都圏企業のマッチングによるビジネス創出を行っています。

まとめ

項目 内容
プロジェクト名 二地域居住で奥能登復興!珠洲市にシェア型住空間とソーシャルスナックをつくりたい!
クラウドファンディング開始日 2024年12月31日
運営会社 合同会社CとH
所在地 石川県珠洲市飯田町15-20-1
事業内容 シェア型住空間、ソーシャルスナックの運営、コワーキングスペースの運営

このように、CとHの取り組みは、能登半島地震からの復興を目指し、地域の活性化や新たな交流の場を提供するものです。地域と都市部の人々がつながり、共に支え合う未来が期待されます。

参考リンク: