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4月施行でどう変わる?休息ルールと採用影響

2026年4月法改正

開催日:4月1日

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2026年4月法改正
これって自分の会社にも関係あるの?
ある程度は関係ある。調査では約8割が休息ルールを支持し、義務化は見送られたが、企業が独自導入すれば志望度は約6割高まるため、採用や就業環境に影響が出る可能性が高い。
法改正はいつからで何が変わるの?
対象は2026年4月の改正で、一律の義務化は見送られ制度整備は各社の判断に委ねられる。休息確保のルール導入は企業の裁量で進むことになる。

働く時間の実態――満足度は6割、しかし3人に1人以上が不満を抱える現状

人材紹介業の株式会社ワークポートが実施した全国のビジネスパーソン549人(20代~40代・男女)を対象とする調査では、現在の労働時間や休暇の取りやすさに対する満足度が明確に示されました。調査期間は2026年2月18日~2月25日、インターネット調査の有効回答数は549人です。データは小数点第2位を四捨五入しています。

結果は「満足している」「どちらかといえば満足している」を合わせて61.2%で、過半数が現在の働き方に一定の納得感を示しました。一方で「あまり満足していない」「まったく満足していない」を合わせて38.8%となり、3人に1人以上が労働時間や休暇に関して課題を感じていることが確認されました。

【働く時間調査】約8割が休息ルールを支持、独自導入で志望度6割増 画像 2

不満の背景と具体例

「満足していない」と回答した層に理由を複数回答で尋ねると、最も多かったのは『残業過多・常態化』61.5%でした。次いで「有休・連休が取りづらい」46.0%、「時間外の連絡(いわゆる隠れ拘束)」36.6%と続きます。労働時間そのものだけでなく、生活を侵食する形での拘束や有給取得の障壁が不満の大きな要因になっています。

調査回答者からは具体的な声も寄せられており、たとえば「定時ばかりで家族との時間は増えたが生活が苦しい」(40代・男性・製造)や「子どもの体調不良の際に休みにくい」(40代・女性・事務)といった、賃金や個人的事情に関わる課題が明示されました。働き手の事情は多様であり、単純な労働時間短縮だけでは解決しにくい側面が示されています。

満足度指標 割合
満足(満足+やや満足) 61.2%
不満(あまり+非常に不満) 38.8%
【働く時間調査】約8割が休息ルールを支持、独自導入で志望度6割増 画像 3

休息ルールへの意識と2026年4月の法改正の受け止め

調査では、終業から次の始業までの休息時間を保障する「勤務間インターバル」や、休日・夜間の業務連絡への対応拒否を可能にする「つながらない権利」など、休息確保に関する法的ルールへの賛否も確認しました。結果は『切実に必要』34.8%、『あったほうがいい』45.9%で、肯定的な回答は合計80.7%に達しました。

この高い支持率は、働き手の間で休息確保のニーズが強いことを示しています。ただし、制度の導入方法については意見が分かれており、2026年4月の法改正で一律の義務化が見送られたことに対する反応は拮抗しました。

【働く時間調査】約8割が休息ルールを支持、独自導入で志望度6割増 画像 4

義務化見送りの評価

具体的には「残念に感じる」と答えた人が46.3%で、約半数が義務化見送りに否定的でした。一方で「妥当だ(企業の自主性に任せるべき)」と考える人は38.8%に上り、企業ごとの柔軟な運用を支持する層も一定数存在します。

この結果は、休息ルール自体への支持は強いが、制度設計や運用に関しては働き手の間でも優先順位や期待が分かれていることを示しています。法的な一律措置による保護と、企業の自律性を尊重した運用とのバランスが今後の議論の焦点となるでしょう。

休息ルールへの賛否
切実に必要 34.8%、あったほうがいい 45.9%、今のままでいい 15.8%、不要 3.5%
法改正(義務化見送り)への反応
残念に感じる 46.3%、妥当 38.8%
【働く時間調査】約8割が休息ルールを支持、独自導入で志望度6割増 画像 5

企業の独自対応が採用評価に与える影響とワークポートの立ち位置

調査では、企業が独自に休息ルールを設けた場合の採用・志望度への影響も確認しました。法的な義務化がなされないなかで、企業の自主的取り組みがどのように働き手に受け止められるかを探った設問です。

結果は「非常に高まる」23.1%、「やや高まる」37.9%で、合わせて約6割が休息ルールの導入を理由に志望度が向上すると回答しました。一方で「志望度が下がる(融通が利かなそうで不安)」はわずか4.7%にとどまり、懸念は限定的でした。

【働く時間調査】約8割が休息ルールを支持、独自導入で志望度6割増 画像 6

企業に求められる対応

この傾向は、法的義務がないフェーズにおいても、休息確保に配慮する企業姿勢が採用面での競争力に直結することを示しています。制度をただ設けるだけでなく、実効性と柔軟性を兼ね備えた運用方法や、従業員の事情に応じた運用が重要になると考えられます。

ワークポートは転職エージェントとして、求職者のキャリアと企業の採用ニーズをつなげる役割を担っています。ブランドコンセプトは「“次の一歩”に確信を。」で、47都道府県に拠点を展開し、Face to Faceでの対応を重視しています。以下に会社概要と事業内容を示します。

商号
株式会社ワークポート
代表者
代表取締役会長CEO 田村 高広、代表取締役社長COO 林 徹郎
本社所在地
【東京】〒140-0002 東京都品川区東品川2-2-4 天王洲ファーストタワー6F、【福岡】〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前4-4-15 博多駅前H44ビル7F
設立
2003年3月
従業員数
1,335名(2025年4月現在)
事業内容
人材紹介サービス(有料職業紹介事業 許可番号:13-ユ-040590)、人材育成サービス、公共事業受託サービス
HP
https://www.workport.co.jp/
関連リンク(調査公表)
https://www.workport.co.jp/corporate/news/detail/947.html
CM出演
山本耕史さん出演CM公開中:https://www.workport.co.jp/corporate/cm/

調査結果の要点整理(表)とまとめ

ここまで本文で示した各数値と調査概要を表にまとめ、改めて主要ポイントを整理します。表の後に本記事のまとめとなる自然な文章を付して締めます。

項目 主な数値・内容
調査対象 全国のビジネスパーソン 549人(20代~40代・男女)
調査期間 2026年2月18日~2月25日(インターネット調査)
満足度(労働時間・休暇) 満足 61.2%、不満 38.8%
不満の主な理由(複数回答) 残業過多 61.5%、有休が取りづらい 46.0%、隠れ拘束(時間外連絡)36.6%
休息ルールの必要性 切実に必要 34.8%、あったほうがいい 45.9%(合計 80.7%)
2026年4月法改正(義務化見送り)への反応 残念 46.3%、妥当 38.8%
独自ルール導入時の採用影響 非常に高まる 23.1%、やや高まる 37.9%(合計 約60%)、志望度低下 4.7%
調査実施者 株式会社ワークポート(自社調査)

本調査は、満足している層が過半数である一方、働き方に対する不満や不安も少なくないことを示しました。特に残業の常態化や有休取得の難しさ、時間外連絡による隠れ拘束といった問題が顕著です。また、休息確保に関する法的ルールの必要性は多くの働き手に支持されている一方で、義務化の是非については意見が分かれています。法的整備が見送られた現状では、企業側の自主的な取り組みが採用評価にも影響を与えるとの結果が得られており、企業の制度設計と運用の在り方がますます重要になっています。