学校向け探究学習ライブラリー「SPARKE」無償公開
ベストカレンダー編集部
2026年3月3日 12:56
SPARKE提供開始
開催日:2月27日
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学校現場に無償で届く探究学習のライブラリー、SPARKEの狙い
2026年2月27日、株式会社COMPASSは株式会社小学館集英社プロダクションと共同で、小・中学校向け探究学習ライブラリーSPARKE(スパーク)の提供を開始しました。SPARKEはこれまでCOMPASSとShoProが共同開発してきた探究学習プログラムの全教材を、会員登録した先生が無償で閲覧・ダウンロード・管理できる形で公開するものです。
COMPASSは教科学習を支えるAI型教材「キュビナ」を軸に教育現場での学びの時間を創出してきました。キュビナで生まれた学習時間を活用して、より主体的で思考力を育てる探究学習を多くの子どもたちに届けることを目的に、ShoProの制作ノウハウとコンテンツ協力を得て2024年度から共同で探究プログラムを提供してきました。今回のライブラリー化は、先生が使いやすく、授業準備の負担を減らすという課題対応を踏まえたものです。
背景にある教育観と提供形態
COMPASSは単に知識や技能の習得だけでなく、子どもたちの思考・判断・表現力、および学びに向かう力や人間性の涵養が必要だと位置づけています。探究学習はこれらの力を育む有効な手段であり、教科学習と結びつけることで学習意欲の向上にもつながると考えられています。
SPARKEはWebサイトを通じて、各プログラムの映像教材・ワークシート・手引書をセットで提供します。会員登録すれば全プログラムを無償で利用でき、素材の閲覧・ダウンロード・校内での管理が可能です。URLは https://sparke.jp/ です。
プログラムの構成と授業での使い方
SPARKEに掲載される各プログラムは、映像教材、ワークシート、手引書の三点セットで構成されています。映像教材には企業担当者が登場し、テーマに関する紹介や実務でのテクニックを子どもにもわかりやすく伝える形式が採られています。
ワークシートは「問い」に答えるための情報収集、整理・分析、まとめ・表現へと導く設計です。ガイドに沿って進められるため考えることが苦手な児童生徒でも取り組みやすく、余白を残すことで思考を促す工夫が施されています。手引書には時間配分、児童生徒の活動、指導のポイント、発話例などが記載され、事前準備が限られている先生でも実施できるよう配慮されています。
プログラムの3つの特徴
SPARKEのプログラムは大きく三つの特徴を持っています。第一に教科単元との紐づけです。教科学習の学びが実社会でどのように生かされているかを示すことで、教科学習への取り組み意欲を高めます。
第二に探究に必要な力、つまり思考・判断・表現力を育てる点です。授業終了後も探究を続けられるよう、思考の深め方やアウトプットの方法を学ぶ構成になっています。第三に社会に開かれた学びであり、企業パートナーと連携して現実の仕事や社会との接続を意識した内容を提供する点が挙げられます。
提供開始日・対象・連携企業とこれまでの実績
SPARKEの提供開始日は2026年2月27日で、対象は全国の小学校および中学校の先生方です。費用は無償で、申し込みや詳細は https://sparke.jp/ を通じて行えます。申し込みや利用に関する問い合わせ窓口のメールアドレスは info@compass-e.com です。
COMPASSとShoProはこれまで複数の企業と連携した探究学習プログラムを提供しており、申込生徒数の累計は5万人を超えています。実際に活用した先生方からは「授業に取り入れやすい」「子どもたちが主体的に取り組む姿が見られた」といった評価を得ています。
具体的なプログラム例と公開中のラインナップ
公開中のプログラム例としては、これまでに提供してきた合計9つのプログラムがあり、その一部として以下が挙げられます。
- 雪印メグミルク株式会社と連携した「総合/特別活動で使える、振り返りの方法を学ぶ探究プログラム」
- 株式会社タカラトミーアーツと連携した「社会科で学ぶ、ガチャを通じて日本の特色や文化を考える探究プログラム」
SPARKE公開時には、10番目のプログラムとして株式会社ポケモンと連携した「算数×『ポケモンフレンズ』で学ぶ 考えることが楽しくなるゲームをつくろう!」がリリースされています。教材の内容およびデザインは変更される場合がある旨が明記されています。
COMPASSと小学館集英社プロダクションの役割と実績
小学館集英社プロダクション(ShoPro)は「エデュテインメント」を理念にメディア事業やエデュケーション事業を展開しています。幼児教室や通信教育で培ったノウハウを活かし、小学生向けオンライン講座「小学館の探究楽習」を一般向けに提供し、公教育向けにも探究型学習教材を制作・提供しています。
ShoProは公教育パッケージとして、2024年10月より小学生~高校生向けの探究型学習教材を教育機関や自治体に提供しており、自治体向けの教材制作事業にも取り組んでいます。
COMPASSの提供する教育サービスと実績
COMPASSはAI型教材「キュビナ」を開発し、2021年度に小中学校5教科対応版をリリース、2022年度からは学習eポータル+AI型教材「キュビナ」としてサービス提供を開始しました。文部科学省検定済みの主要教科書に準拠した問題を搭載するなど、教科書と教材をつなぐデジタル学習基盤の構築を目指しています。
現在の導入状況としては、全国170以上の自治体、約2,300校の小中学校で100万人以上が利用、累計解答数は30億件を突破しています。COMPASSは「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」や「グッドデザイン賞」を受賞しています。また、経済産業省の「未来の教室」実証事業でのSTEAMプログラム提供や「STEAMライブラリー」開発にも関与しています。
要点の整理
ここまでに示したSPARKEの提供内容と関連情報を表で整理します。表の後に簡潔なまとめの文章を記載します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | SPARKE(スパーク) 探究学習ライブラリー |
| 提供開始日 | 2026年2月27日 |
| 提供主体 | 株式会社COMPASS(開発・提供)、株式会社小学館集英社プロダクション(共同開発・コンテンツ協力) |
| 対象 | 全国の小学校・中学校の先生 |
| 費用 | 無償(会員登録による閲覧・ダウンロード・管理) |
| 申込・公開URL | https://sparke.jp/ |
| 問い合わせ | SPARKE顧客担当窓口 info@compass-e.com |
| 教材構成 | 映像教材、ワークシート、手引書(各プログラムのセット) |
| プログラム数(公開時点) | 合計10個を公開(これまでに提供した計9プログラム+ポケモンプログラムを新規追加) |
| 申込生徒数累計 | 5万人超 |
| COMPASSの主要サービス実績 | キュビナ導入:170以上の自治体、約2,300校、100万人以上が利用、累計解答数30億件、受賞歴あり |
SPARKEは既存の探究学習プログラムを先生が授業で活用しやすい形で集約したライブラリーです。会員登録により全教材が無償で利用可能であり、企業との連携による社会との接続を重視したプログラム群が提供されています。問い合わせや申し込みは上記の連絡先・Webサイトを通じて受け付けられます。