4月1日開始|sonar ATSとビズリーチ連携で採用効率化
ベストカレンダー編集部
2026年2月27日 14:11
sonar×ビズリーチ連携開始
開催日:4月1日
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個別最適化を支えるデータ連携の全貌
Thinkings株式会社が提供する採用管理システム「sonar ATS by HRMOS」と、株式会社ビズリーチが運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、2026年4月1日より機能連携を開始します。今回の発表は、Thinkingsによるサービス運営主体とビズリーチの両プロダクト間で初めて行われる連携であり、2025年10月1日に実施されたビズリーチによるThinkingsの完全子会社化後の初のプロダクト横断的取り組みとなります。
プレスリリースは2026年2月27日 11時00分に公開され、連携の第1弾として、ビズリーチ・キャンパス上での学生の行動履歴(スカウトへの返信、イベントやインターンシップ応募など)が自動でsonar ATSに取り込まれ、応募経路や選考進捗が同期されることが発表されました。これにより従来のCSV等による手動データ移行が不要になり、採用担当者のオペレーション工数が削減されます。
発表の背景と日付
この連携発表は2026年2月27日に行われ、実施日は2026年4月1日から開始予定です。発表文中では、連携がもたらす機能の概要だけでなく、両社の連携に至る背景や想定される効果、経緯(2025年10月1日の完全子会社化)も明示されています。
また、今回の連携は段階的に進められる方針であり、今回は第1弾の機能提供と位置づけられています。第1弾では主にデータ同期による作業工数削減と選考進捗・学生の志向の可視化が実現されます。
現場が直面する課題と今回の連携がもたらす効果
近年の新卒採用市場は早期化・長期化が進み、学生は複数の内定を保持しつつ自らの志向に合った企業を慎重に選ぶ傾向が強まっています。これにより企業側には、学生一人ひとりの志向や選考状況に合わせたきめ細かな対応が求められる一方で、採用担当者の管理すべきデータ量と業務負荷は増大しています。
プレスリリースでは、2026年度の採用状況に関する調査を引用し、前年より選考時期を早めた企業が35.6%、内々定を出す時期が早まった企業が33.4%であることが示されています(出典:日本経済新聞電子版 2025年12月1日付)。こうした傾向が、人事担当者の業務の複雑化と定型作業の増加を招いている点が課題として挙げられています。
連携による具体的な効果
今回の連携で期待される効果は大きく分けて二つあります。第一に、手作業によるデータ移行の削減による業務効率化。第二に、学生の行動履歴や志向の可視化を通じた個別最適化です。これらは採用担当者が表層的なオペレーションから解放され、本質的な学生対応に時間を割けるようにすることを目的としています。
具体的な例として、ビズリーチ・キャンパスでのスカウト返信やイベント応募が自動でsonar ATSに反映されれば、応募経路別の管理や、選考フェーズに応じた適切なフォローがタイムリーに行えるようになります。これにより、学生の志向や選考進捗に即したコミュニケーションが可能になる点が強調されています。
各社の役割とプロダクト詳細
今回の連携での役割分担は明確です。ビズリーチ・キャンパスは学生と先輩・企業をつなぐ早期接触のプラットフォームとして一次情報(学生の志向、早期接触時の行動履歴)を蓄積し、sonar ATSはそのデータを採用管理のプロセスに取り込み、可視化と活用を行います。
両プロダクトの特徴や提供する価値はプレスリリースに具体的に記載されています。以下に主な内容を整理します。
sonar ATS by HRMOS の主な特徴
- 採用業務のデジタル化:オペレーションの自動化とリアルタイムなデータ分析を通じて効率的な選考を実現。
- sonar Connecter:社内ポジションと人材要件の管理機能を備える。
- 50以上のHRサービスとの連携が可能。
- 2012年からサービス提供を開始し、NTTデータグループ、全日本空輸(ANA)、ダイキン工業、トヨタ自動車、法務省、文部科学省、LINEヤフーなど累計2,400を超える企業や官公庁が利用。
- 関連リンク:sonar ATS 連携案内、紹介動画(YouTube)への案内も掲載。
ビズリーチ・キャンパス の主な特徴と安全対策
ビズリーチ・キャンパスは学生と内定者・OB/OG・社会人、企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。大学ごとの専用サイトで先輩を探すことができ、学年を問わず通年で利用可能です。
- サービス内でのオンラインOB/OG訪問が完結(検索、訪問依頼、ビデオ通話)。
- 大学ごとにサービスを提供し、出身学部やサークルなどの共通点から先輩を検索可能。
- 学年を問わず通年利用が可能で早期に就業観を醸成できる。
- 安全対策
- ① OB/OG訪問の依頼を学生起点に制限。
- ② ボランティアOB/OGは原則オンライン訪問に限定(企業公認とボランティアの2種類を区別)。
- ③ サービス内メッセージは運営事務局が24時間有人監視し、目的外利用には注意喚起やアカウント停止などの対応を実施。
サービスURL:https://br-campus.jp/
経営・コメントと企業情報
プレスリリースには両社の代表からのコメントが掲載されています。Thinkings株式会社 代表取締役社長 瀧澤暁氏は、採用業務の煩雑化を指摘した上で、データ同期によるオペレーション削減が企業と学生の相互理解を深める時間を創出すると説明しています。
ビズリーチ 新卒事業部 事業部長 藤田拓秀氏は、今回の機能連携を通じてプロダクト間での事務作業を削減し、コア業務へのリソースシフトとデータに基づく個別最適化の機会提供を強調しています。両氏のコメントは、今回の連携が企業の採用活動だけでなく、将来的な「人的資本データプラットフォーム」構築に向けた一歩であることを示唆しています。
Thinkings株式会社 概要
会社名:Thinkings株式会社
代表者:代表取締役社長 瀧澤 暁
設立:2020年1月
所在地:東京都中央区日本橋本町4-8-16 KDX新日本橋駅前ビル5階
事業内容:HR Tech事業(「sonar ATS by HRMOS」の企画・開発・運営・販売など)
URL:https://www.thinkings.co.jp
株式会社ビズリーチ 概要
ミッション:「キャリアに、選択肢と可能性を」
運営サービス:ビズリーチ(転職サイト)、社内版ビズリーチ by HRMOS、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」など。
拠点:東京(本社)、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島。
Visionalグループの一員としてHR TechプラットフォームやSaaS事業を担う。
URL:https://www.bizreach.co.jp/
連携の要点を整理した一覧
以下の
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年2月27日 11時00分 |
| 連携開始日 | 2026年4月1日 |
| 連携対象プロダクト | ビズリーチ・キャンパス(OB/OG訪問ネットワーク) / sonar ATS by HRMOS(採用管理システム) |
| 第1弾の提供機能 | ビズリーチ・キャンパス上のスカウト返信、インターン・イベント応募などの学生行動履歴を自動でsonar ATSに取り込み、応募経路と選考進捗を同期 |
| 主な効果 | CSV等の手動データ移行不要による業務工数削減、学生の志向や進捗の可視化による個別最適化 |
| 経緯 | 2025年10月1日付でビズリーチがThinkingsを完全子会社化。今回が両社プロダクトの初連携 |
| 引用調査 | 「選考時期早めた」企業:35.6%、内々定時期早期化:33.4%(日本経済新聞電子版 2025年12月1日) |
| 関連リンク | https://hr.sonar-ats.jp/20260227_bzcmrenkei / https://br-campus.jp/ |
以上が本件の要点整理です。発表では具体的な機能内容、双方の会社概要、サービス特性、安全対策、経緯(完全子会社化の日付)および参考リンクが網羅されており、今回の連携が新卒採用の業務効率化と学生一人ひとりへの個別最適化に向けた重要な一歩であることが示されています。