ThinkingEngine導入で変わった『うたプリ』の運営術
ベストカレンダー編集部
2026年2月27日 12:35
うたプリ導入事例
開催日:2月27日
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少人数体制で成立した“全員データドリブン”──うたの☆プリンスさまっ♪運営の新常識
2026年2月27日10時41分、ThinkingData(シンキングデータ株式会社)は、同社のデータ基盤「ThinkingEngine」を活用した大型IP『うたの☆プリンスさまっ♪』の運営事例を発表した。本件は、2025年に15周年を迎えたシリーズの最新作『うたの☆プリンスさまっ♪ LIVE EMOTION』に関するもので、18名のアイドルによるライブMVや緻密なコミュニケーション設計を特徴とするリズムゲームの現場運営に関する具体的な運用ノウハウが示されている。
発表の中核は、専任のデータアナリストを置かない体制でありながら、プロデューサー、プランナー、経理担当者までが日常的にデータを参照・活用する体制をどう実現したかという点だ。華やかな表舞台の裏側で行われている合理的な意思決定の仕組みと、現場の具体的な運用例が明確に記述されている。
運営体制と現場の具体的事例
発表では、少人数体制での運営の実態が複数の職種ごとに示されている。プランナーはカスタマーサポート(CS)対応の際、エンジニアに依頼することなくログを即時に調査して自己完結する。経理担当者はダッシュボードから直接数値を抽出し、資金決済法に基づく有償石の残高確認やロイヤリティ計算を自走している。
また、プロデューサーはSNS上の声を迅速に検証し、プレイヤー行動を「客観的な事実」として捉えることで運営方針に一貫性を持たせている。こうした運用により現場の判断が感情や直感だけに依存せず、ファンの声と行動データの両面から検証されるようになっている。
- プランナー:CSログの即時調査をエンジニア不要で実行
- 経理:ダッシュボードで資金決済法に基づく残高確認・ロイヤリティ計算を自走
- プロデューサー:SNSの声をデータで検証して運営判断
ThinkingEngineが提供する機能とサポート体制
ThinkingEngineは、ゲーム業界に特化したデータ分析・運用基盤として位置づけられており、データ収集、統合、分析、施策実行までをワンストップで提供する点が強調されている。ThinkingEngineのコアとなる機能は、マルチプラットフォームのデータを安全に統合する能力、SQL不要の分析環境、リアルタイム可視化だ。
加えて、プロダクト提供だけに留まらず、導入から運用・改善・定着までを支援する伴走型サポートが目立つ。ThinkingEngineは世界で1,500社、8,000タイトル以上の支援実績を持ち、導入前の設計から実運用までをカバーする専門家が利用チームを支援する点が紹介されている。特に“最短2営業日以内の迅速な対応”というサポート体制は現場運用での即時性を高める要素として言及されている。
- 主要機能
- データ収集・統合・分析・施策実行のワンストップ提供、リアルタイム可視化、SQL不要の分析環境
- 導入実績
- 世界で1,500社、8,000タイトル以上の支援実績
- サポート体制
- 10年の経験を持つデータ専門家による伴走型支援、最短2営業日での対応
プラットフォームの特徴と現場適用の理由
ThinkingEngineは「データが語る、ユーザーが動く。」というコンセプトを掲げ、直感的に操作できる設計により専門知識がなくともデータから洞察を引き出せる点をアピールしている。これが、専任アナリストを置かない体制でも運用を成り立たせる背景にある。
具体的には、SQLを学ばなくても現場が必要な数値をダッシュボードから抽出でき、SNSの声やプレイヤー行動を素早く照合することで運営判断の精度を高める。これにより、企画・CS・経理・経営など職種を越えた共通の”数字言語”が形成され、現場のコミュニケーションが円滑になったと説明されている。
導入効果と運用ノウハウの全体像
発表資料は、導入事例として公式サイトで詳細に解説されていることが明記されている。事例の要点は、現場が即時にデータを検証し、行動に移せる運用フローの設計にある。SNS上の反応を短時間でデータ検証し、その結果に基づいて運営方針を調整するというサイクルが確立された。
こうした運用により、運営チームはファンの声に寄り添いつつも感情的な反応に流されない冷静な判断を下せるようになった。発表では、この手法により一貫した運営方針が維持され、組織としての意思決定速度と精度が向上した点が述べられている。
導入事例に記載された具体的な運用の流れ
- SNS等での声を収集し、ThinkingEngineのダッシュボードで可視化する。
- プレイヤー行動ログと突き合わせて、現象が再現可能な事実かを検証する。
- 検証結果をもとにプランナーやプロデューサーが施策を決定する。
- 経理はダッシュボード上で必要な数値を抽出し、法的な確認や精算業務を自走する。
上記フローは専任のアナリストを介さずに、各担当者が自走できることを前提に設計されている。現場にデータの可視化と抽出手段を提供することで、意思決定のボトルネックを解消することが目的だ。
企業情報と問い合わせ先
ThinkingData(シンキングデータ株式会社)は2015年に設立され、上海、シンガポール、東京、ソウル、サンフランシスコに事業を展開するデータソリューション企業である。ゲーム業界におけるデータ分析支援での実績を強みとし、自社プロダクトThinkingEngineを中核に据えている。
- 会社名
- シンキングデータ株式会社(ThinkingData Co., Ltd.)
- 設立
- 2015年
- 拠点
- 上海、シンガポール、東京、ソウル、サンフランシスコ
- お問い合わせ
- marketing@thinkingdata.jp(マーケティングチーム)
- 住所
- 東京都新宿区市谷本村町2-3 NOVEL WORK Ichigaya 2階
- ホームページ
- https://www.thinkingdata.jp/
プレスリリースには、メディア用の画像ファイルや素材のダウンロード提供に関する記載もあり、資料としての利用が可能であることが示されている。ビジネスカテゴリとしてはスマートフォンゲーム、システム・Webサイト・アプリ開発が挙げられ、キーワードとしてデータ、ゲーム運営、データ基盤などが列挙されている。
要点の整理と記事のまとめ
この記事では、ThinkingEngineを導入した『うたの☆プリンスさまっ♪ LIVE EMOTION』運営の事例発表の内容を整理した。専任アナリスト不在で全員がデータを扱う体制、現場での日常的な活用事例、ThinkingEngineの機能と伴走型サポート、そして企業情報と問い合わせ先を網羅している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年2月27日 10:41 |
| 対象タイトル | うたの☆プリンスさまっ♪ LIVE EMOTION(シリーズは2025年に15周年) |
| 運営体制の特徴 | 少人数体制、専任アナリスト無し、CS/企画/経理が自走するデータ活用 |
| 現場での具体的事例 | プランナーによるCSログの即時調査、経理によるダッシュボードでの残高確認・ロイヤリティ計算、プロデューサーによるSNS検証 |
| ThinkingEngineの主な機能 | データ収集・統合・分析・施策実行のワンストップ、SQL不要の分析環境、リアルタイム可視化 |
| 導入実績 | 世界で1,500社、8,000タイトル以上 |
| サポート体制 | 10年の経験を持つデータ専門家の伴走、最短2営業日での迅速対応 |
| 会社情報 | シンキングデータ株式会社(設立2015年)、拠点:上海・シンガポール・東京・ソウル・サンフランシスコ |
| 問い合わせ | marketing@thinkingdata.jp / https://www.thinkingdata.jp/ |
今回の発表では、プラットフォームの機能性だけでなく、現場に合わせた運用設計と迅速なサポート体制が、専任アナリストを置かない「全員データドリブン」体制を成立させる要因として示されている。導入事例の詳細は公式サイトの事例ページにて公開されており、現場の運用フローや具体的な適用例を確認できる。