3月2日開設|万博レガシーを活かす新オフィス案内
ベストカレンダー編集部
2026年2月10日 15:40
万博レガシー再生オフィス開設
開催日:3月2日
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関西拠点オフィスを「万博レガシー」で再生する取り組み
デジタル・トランスフォーメーション支援を行うスパイスファクトリー株式会社(以下、当社)は、2026年3月2日に大阪市中央区本町のTHE VILLAGE OSAKA(住所:大阪府大阪市中央区本町一丁目6番地17号 THE VILLAGE OSAKA 10階)へ関西拠点を開設します。開設に先立ち、同社は大阪・関西万博でパナソニックグループパビリオン「ノモの国」で使用された展示物を新オフィスの内装として活用・再生する計画を発表しました(プレスリリース配信日:2026年2月10日 13時00分)。
当社は、万博会期後に解体された展示物を単に移設するのではなく、DIYによる再構築や修復を通じて職場空間に組み込み、万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に込められた持続可能性の思想を日常の働く場へと継承します。新拠点についての案内は、THE VILLAGE OSAKAの施設ページ(https://ichigo-the-village.jp/osaka/)でも確認できます。
開設日と所在地の詳細
関西拠点の移転・開設日は2026年3月2日からで、所在地は以下です。移転前の関西拠点所在地(2025年配信時点)は京都府京都市下京区鶏鉾町493 ムーンバットビル7F コネクト京都となっていましたが、2026年3月2日より大阪市中央区本町へ移転します。
所在地(新オフィス):大阪府大阪市中央区本町一丁目6番地17号 THE VILLAGE OSAKA 10階。施設情報は上記のTHE VILLAGE OSAKA公式ページで確認可能です。
展示物の種類と再生方法—具体的な使途と技術
当社が新オフィスにてリユース・再生する展示物は、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」からの搬出品のうち、主に「バイオセンサリードーム」と「岩のオブジェ」を中心に据えています。これらは会期中に五感体験や自然再現を目的に設置された装置や造形物であり、素材や構造に先進的な試みが用いられていました。
再生作業は解体後に発生した損傷や継ぎ目を職員自らが修復するDIY形式で行い、その際に伝統的な修復技法の概念を取り入れます。修復過程も含めて、展示物の新たな価値づくりを目指します。
バイオセンサリードームの特徴と再生手法
バイオセンサリードームは「デジタルの力を生かして、自然を再現する」というテーマで制作され、霧のゆらぎを再現するミスト装置や、呼吸するように動く球体などの五感体験を提供していました。ドーム本体には菌糸(マイセリウム)を用いたパネルが用いられており、菌糸を建材として機能させる試みは国内でも稀な事例です。
再生作業では解体によってできた継ぎ目を、金継ぎの考え方を模した手法で修復します。金継ぎの思想は「壊れたものに新たな価値を与える」点で現代のサステナブルな考え方と合致しており、職員や関係者が参加するDIYイベントで組み立て直す計画です。
「ノモの森」エリアの岩のオブジェについて
「ノモの森」エリアには3Dプリントによる個別製造で作られた形状・サイズの異なる13種類、約40点のオブジェが設置されていました。中でも象徴的な「岩」のオブジェは、来場者が結晶をかざすことで内部の波状構造が光を拡散し、音を心地よく響かせる体験装置として設計されています。
これらのオブジェは新オフィスの什器や展示・対話のための仕掛けとして再利用されます。素材特性や音響・光学的な機能を維持・活用するため、再配置と部分的な修復・調整が行われます。
イベント・実施スケジュールと関係団体の経緯
再生作業に関するDIYイベントは2026年2月14日に実施されます。当日は当社メンバーに加え、家族や関係者も参加し、解体後に一度分解された展示物を組み立て直す作業を行います。組み立てだけでなく、修復のプロセス自体を体験として取り入れる計画です。
この取り組みは、パナソニック ホールディングス株式会社が掲げた建築物のリユース・リサイクル方針を受けたもので、同社は2025年9月4日に同パビリオンについて廃棄物最小化を図り、99%以上のリユース・リサイクル率、廃棄率1%未満を実現したことを発表しています。会期後に一部展示物を社会で活用するためのリユース先への移設は2025年12月22日に発表されました。
リユース先の情報と関連発表
パナソニックグループパビリオン「ノモの国」の展示物等のリユース先は、パナソニックのリリースページに一覧で紹介されています。該当プレスリリースは以下のリンクで確認できます。
- 2025年大阪・関西万博 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」Unlock体験を実現した展示物等のリユース先を決定
- 2025年大阪・関西万博 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」閉幕後、建築物のリユース・リサイクル率99%以上を実現
- 【大阪・関西万博】パナソニックグループパビリオン「ノモの国」竣工記事
- デジタルが描く自然の癒やし「センサリードーム(空間デザイン)」
当社は、これらの取り組みを万博レガシーの社会的な継承と捉え、リユースの現場に自社メンバーが参加することで、地域に根差した持続可能な拠点づくりを目指しています。
背景、企業方針、関連プラットフォーム
当社は拠点設置において「新しく買う」より「活かして使う」方針を掲げ、地域への貢献を重要な経営テーマと位置づけています。この方針の一環として、東京本社移転時には什器の約77%をリユース品で設計し、移転工事に伴う産業廃棄物のリサイクル率を94.3%(サーマルリサイクル・マテリアルリサイクルを含む)とした実績があります(2023年7月31日配信の関連プレスリリース)。
関西拠点ではさらに取り組みを進化させるため、サステナブルな建築資材活用に特化したプラットフォームMatinno(運営:NewNormDesign)(URL:https://matinno.co)を活用し、展示物をオフィス内装の一部として再生します。これにより万博で一過性に使われた素材や装置を次の用途へとつなぐ循環を実践します。
パナソニック ホールディングスからのコメント
パナソニックグループパビリオン「ノモの国」総合プロデューサーの原口雄一郎氏は以下のコメントを寄せています。
- 原口 雄一郎(パナソニック ホールディングス株式会社)
- 「2025年大阪・関西万博パナソニックグループパビリオン『ノモの国』は循環型パビリオンとして、使用していた設備や展示物が会期後も社会の中で引き続き役立っていくようリユース・リサイクルを推進してまいりました。この度、パビリオンで展示されていた『バイオセンサリードーム』がスパイスファクトリー様の新オフィスで再生し、新たな役割を得ることとなり大変喜ばしく思います。菌糸でできたバイオセンサリードームの再生を通じて、多くの方々にこの循環の営みの一部に加わっていただけたらと思います。ノモの国では、一人ひとりの自由な感性を解き放ち、より良い世界を創っていこうという思いを込めて『解き放て。こころと からだと じぶんと せかい。』というコンセプトを掲げておりました。心を穏やかにして五感を研ぎ澄ますこのドームが、人々の創造的な対話を促し、新しい価値を生み出す場となることを期待しています。」
このコメントは、パビリオンの理念と展示物の社会的継続利用の意義を示すものです。
当社の概要と関連情報
以下はスパイスファクトリー株式会社の主な企業情報です。拠点情報や事業内容を含め、再利用プロジェクトの背景確認に役立ちます。
- 会社名
- スパイスファクトリー株式会社(Spice Factory Inc.)
- 代表
- 代表取締役CEO 高木 広之介
- 設立
- 2016年3月
- 資本金
- 307,008,000円(資本準備金を含む)
- 事業内容
- 360°デジタル・インテグレーション事業(事業サービス構想支援、システム開発、UI/UX、マーケティング支援等)
- 公式Web
- https://spice-factory.co.jp/
- 関連メディア
- 公式MAGAZINE:https://spice-factory.co.jp/allspice/、LinkedIn、note、Facebook、X、Spotifyラジオ等
- 拠点
- 東京本社:東京都港区台場二丁目3番1号 トレードピアお台場 20階南
関西拠点(移転前):京都府京都市下京区鶏鉾町493 ムーンバットビル7F コネクト京都
関西拠点(移転後):大阪府大阪市中央区本町一丁目6番地17号 THE VILLAGE OSAKA 10階(2026年3月2日より)
福岡拠点:福岡県福岡市中央区大名2-6-11 Fukuoka Growth Next
この記事の要点整理
ここまでに示した内容を表形式で整理します。主要な日付、場所、再利用対象物、関係者、関連リンクを一覧にまとめ、事実関係を明確に示します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース配信日 | 2026年2月10日 13時00分 |
| 関西拠点開設日(移転日) | 2026年3月2日 |
| DIYイベント実施日 | 2026年2月14日(解体された展示物の再構成・修復作業) |
| 新オフィス所在地(移転先) | 大阪府大阪市中央区本町一丁目6番地17号 THE VILLAGE OSAKA 10階 (施設情報:https://ichigo-the-village.jp/osaka/) |
| リユース対象展示物 | ・バイオセンサリードーム(菌糸パネル、ミスト装置、呼吸する球体など) ・岩のオブジェ(3Dプリント製、13種類 約40点、光・音を用いた体験装置) |
| 主な技術・修復手法 | 菌糸(マイセリウム)パネルの活用、金継ぎの思想を模した修復、3Dプリント造形の再配置 |
| パナソニックの実績 | 建築物のリユース・リサイクル率99%以上、廃棄率1%未満(発表日:2025年9月4日)。リユース先発表日:2025年12月22日。 |
| 活用プラットフォーム | Matinno(運営:NewNormDesign)https://matinno.co |
| 会社概要(要点) | スパイスファクトリー株式会社(代表:高木 広之介)設立:2016年3月、資本金:307,008,000円、事業:360°デジタル・インテグレーション |
| 関連リンク(参照先) | パナソニック:リユース先決定(2025/12/22) パナソニック:リユース・リサイクル率報告(2025/9/4) スパイスファクトリー公式サイト |
以上が本記事で示した事実の整理です。オフィス開設と展示物の再生に関する日程、場所、手法、関係企業の取り組み、関連リンクをまとめました。報道時点の情報に基づき、各リンク先の公式発表と資料をあわせて確認することで、詳細を確認できます。