4月25日発売|枕崎産芋焼酎『そらより。』誕生
ベストカレンダー編集部
2026年2月10日 12:06
芋焼酎そらより。発売
開催日:4月25日
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空から届く「贈り物」という発想:新作芋焼酎『そらより。』の発売と空港販売イベント
株式会社ソラシドエア、薩摩酒造株式会社、一般社団法人地域商社推進機構、枕崎市の4者が共同開発したオリジナル芋焼酎「そらより。」が、2026年4月25日(土)に発売されることが発表されました。発売を記念して、同年4月25日(土)・26日(日)には鹿児島空港での販売イベントが予定されています。
本商品は、耕作放棄地の再生プロジェクトから生まれたもので、名称には「そら(機内や旅先、故郷)からの贈り物」という意味が込められています。手紙の末尾に「~より。」と綴るように、贈り物や自分へのご褒美として心温まる一杯を目指す狙いが明示されています。
商品概要(主要スペック)
発売に際しての基本情報は以下の通りです。読む側がすぐに把握できるように要点を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | そらより。 |
| 品目 | 本格焼酎 |
| 原材料名 | さつまいも(鹿児島県産)、米こうじ(国内産米) |
| アルコール分 | 12度 |
| 内容量 | 300ml瓶(専用化粧箱入り) |
| 参考小売価格 | 1,430円(税込) |
| 製造者 | 薩摩酒造株式会社 |
| 発売日 | 2026年4月25日(土) |
4者は2024年6月に締結した包括連携協定に基づきプロジェクトを進め、耕作放棄地の開墾から栽培、収穫、醸造、デザイン、販売に至るまで一貫して取り組みました。鹿児島空港での販売イベントは発売当日の4月25日と翌26日に実施予定です。
耕作放棄地の開墾から収穫まで:フィールドワークの記録
このプロジェクトは枕崎市の耕作放棄地を活用し、地域課題の解決や関係人口の創出を目的としてスタートしました。2024年6月の協定締結後、約2,000平米の耕作放棄地を開墾し、名称は「ソラシドファーム枕崎」とされました。
開墾作業には地域住民や「草刈りツーリズムプロジェクト」の参加者も協力し、2メートルを超える雑草の刈取りと回収が行われました。作業は機械と人手を組み合わせて短時間で整備され、新たな農地として再生されました。
苗植えと収穫のスケジュール
苗の植え付けは2025年4月に実施され、地元の妙見保育園の園児およびソラシドエアから参加した新入社員50名が作業に参加しました。新入社員にとっては研修の一環として地域の現場を学ぶ機会にもなっています。
その後、2025年10月には収穫作業を行い、4月に植えた苗5,000本から約5,000kgのサツマイモを収穫しました。収穫には園児や枕崎市立立神中学校の生徒も協力しており、地域との連携を重視した実践的な取り組みになっています。
- 2024年6月
- 包括連携協定締結、約2,000平米の耕作放棄地を開墾し「ソラシドファーム枕崎」を設立。
- 2024年9月・12月
- 薩摩酒造による焼酎ワークショップを実施。ソラシドエアの客室乗務員や地上係員も参加し、酒質やコンセプトを検討。
- 2025年4月
- サツマイモの苗の植え付け(園児・新入社員参加)。
- 2025年10月
- 約5,000kgのサツマイモを収穫、収穫した芋を用いて焼酎醸造を実施。
また、地域イベントへの参加も行われ、8月の夏祭り「きばらん海の総踊り」や薩摩酒造主催の「新酒まつり」では収穫した芋の販売やプロジェクトのPRが行われました。
原料とラベルデザイン、コンセプト:素材選定と表現
焼酎の原料として使用されたさつまいもは、ソラシドファーム枕崎で栽培された鹿児島県産の「サツマアカネ」と「みちしずく」です。これらの品種は焼酎の風味や生産上の適性を踏まえて選定されています。
ラベルデザインは「枕崎らしさ」を一つの空に映すという発想から作られ、海と山に抱かれた枕崎の風景をキャンバスに、カツオ、電照菊、お茶といった地域の恵みが散りばめられています。4者の想いを合わせ、「枕崎らしさ」を手に取った人のもとへまっすぐ届けることを意図したデザインです。
使用品種の特徴
- サツマアカネ:薩摩酒造と農研機構九州沖縄農業研究センターが共同開発した品種。600品種以上の中から選ばれた唯一のさつまいもで、皮と実の色が鮮やか。柑橘や紅茶を思わせるフルーティーで個性的な香りが特徴です。
- みちしずく:さつまいも基腐病に比較的強く、多収で焼酎醸造適性に優れた品種。耕作放棄地の復旧と活用を目的とした今回の取り組みに適した選定となっています。
酒質やターゲット層については、若年層の女性を含めた幅広い層に手に取ってもらうことを想定して設計されています。ワークショップには薩摩酒造の社員に加え、ソラシドエアの客室乗務員や地上係員も参加し、酒質の検討に寄与しています。
関係者のコメントと各者の役割、地域連携の意義
本プロジェクトに関わった各担当者からのコメントが公開されています。コンセプトや命名理由、協定締結後の取り組みの歩みが報告されており、地域価値向上と関係人口創出に向けた実践的なアプローチが示されています。
以下は公開された主要なコメントと各者の概要です。プロジェクトの理念や名付けの背景が理解できます。
主要コメント(抜粋)
- 薩摩酒造・営業本部 マーケティング部 上城 ゆうか(コンセプト・デザイン担当)
- 「『おかえり、わたし』というコンセプトは、日々の慌ただしさの中で自分の時間を取り戻すきっかけを届けたいという思いから生まれました。枕崎の風景を拠りどころにし、一口飲んだ時に枕崎の景色が浮かぶような存在を目指しています。」
- ソラシドエア・地元価値共創本部 企画推進課 マネジャー 舛田 貴司(名づけの理由)
- 「チームで50案以上を出した中から『そらより。』を選びました。手紙の末尾に真心を込めて綴るイメージに、ソラシドエアの『空(そら)』を重ね合わせた命名です。」
また、包括連携協定の締結により4者はそれぞれの人的・物的資源を活用しており、地域課題である耕作放棄地の活用や地域価値の向上に取り組んでいます。協定締結時の写真や各種作業の様子は、プレスリリース資料として公開されています(参考:協定締結プレスリリース https://www.solaseedair.jp/corporate/pdf/press20240610.pdf)。
各者の概要
- ソラシドエア
- 本社:宮崎県宮崎市。「九州・沖縄の翼」として羽田・沖縄と九州を結ぶ路線を展開。毎日14路線80便を運航。ブランドプロミスは「空から笑顔の種をまく。」。地域振興プロジェクト「九州・沖縄プロモーター」などに取り組む。公式サイト:https://www.solaseedair.jp/
- 薩摩酒造株式会社
- 本格焼酎メーカー。1936年創業。枕崎に根ざし、伝統的な焼酎造りを継承しながら挑戦を続ける企業。
- 一般社団法人地域商社推進機構(旧:地域商社まくらざき)
- 2020年設立。地域の課題に挑戦することで地域の未来を形作ることを目指す。ビジョンは「NEXT Challenge」。公式サイト:https://localxpride.jp/
- 枕崎市
- 薩摩半島南西端に位置する港町。水産加工業・漁業が基幹産業で、鰹節生産量は日本一。観光資源に枕崎駅、薩摩酒造 明治蔵、枕崎お魚センター、火之神公園などが挙げられる。枕崎市公式サイト:https://www.city.makurazaki.lg.jp/
プロジェクトは地域の学校や保育園とも連携し、園児や中学生が苗植えや収穫に参加するなど教育的側面も併せ持つ取り組みとなっています。
要点の整理(本文で扱った主要事項の一覧)
記事本文で取り上げた主要な事実を一つの表で整理します。発売日や価格、原材料、参加した主体、主要な活動スケジュールなど、報道時に確認したい情報を一覧化しました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 商品名 | そらより。 |
| 品目 | 本格焼酎 |
| 原材料 | さつまいも(鹿児島県産:サツマアカネ、みちしずく)、米こうじ(国内産米) |
| アルコール分 | 12度 |
| 内容量・価格 | 300ml瓶(専用化粧箱)、参考小売価格1,430円(税込) |
| 製造者 | 薩摩酒造株式会社 |
| 発売日 | 2026年4月25日(土) |
| 発売記念販売イベント | 鹿児島空港にて2026年4月25日(土)・26日(日)に開催予定 |
| プロジェクト参加者 | ソラシドエア、薩摩酒造、地域商社推進機構、枕崎市、地元保育園・中学校、地域ボランティア等 |
| 主要スケジュール | 2024年6月 協定締結・開墾、2024年9月・12月 ワークショップ、2025年4月 苗植え、2025年10月 収穫・醸造 |
| 生産量(収穫) | 苗5,000本から約5,000kgのサツマイモを収穫 |
| 参考情報・リンク | ソラシドエア:https://www.solaseedair.jp/ / 協定締結プレスリリース:https://www.solaseedair.jp/corporate/pdf/press20240610.pdf / 苗植えプレスリリース:https://www.solaseedair.jp/corporate/pdf/press20250417.pdf / 収穫プレスリリース:https://www.solaseedair.jp/corporate/pdf/press20251008.pdf |
今回の取り組みは、耕作放棄地の再生という地域課題に対して、民間企業と自治体、地域商社が連携して取り組んだ具体例です。商品は地域資源を活かしたものであり、ラベルやネーミングにプロジェクトの想いが反映されています。発売と同時に実施される空港での販売イベントは、地域の魅力を伝える機会として位置づけられています。
関連情報や詳細は各社の公式発表資料およびプレスリリースで確認できます。ソラシドエアの公式サイト(https://www.solaseedair.jp/)には本プロジェクトに関する資料も掲載されています。