2月18日開幕|A.E.ケッヒャート日本初上陸@日本橋高島屋
ベストカレンダー編集部
2026年2月3日 06:05
A.E.ケッヒャート日本上陸
開催期間:2月18日〜2月23日
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ウィーンから届いた210年の物語:ケッヒャートの系譜と王室との関係
オーストリアの老舗ジュエリーメゾンA.E. ケッヒャートは、1814年にウィーン・ノイアーマルクト15番地で創業しました。創業から間もない1832年にはハプスブルク帝国より「帝室・王室御用達宝飾商」の称号を受け、1849年には皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の個人専属宝飾商に任命されるなど、19世紀から王侯貴族と深い関係を築いてきました。
210年という長い歴史の中で、ケッヒャートは王室をはじめとするヨーロッパの貴族階級から選ばれ続けてきました。皇后エリーザベート(愛称シシィ)に捧げられた作品群は特に知られており、その後も世代を超えて王室関係者のために数多くのティアラ、ブローチ、ネックレス、リングを制作してきました。
シシィと「シシィスター」の誕生
ケッヒャートの名を世界に知らしめたのは、エリーザベート皇后のために制作された27個のダイヤモンドスター、いわゆる「シシィスター」です。画家フランツ・クサーヴァー・ヴィンターハルターが描いた肖像画の中で、皇后が髪に散りばめたこれらの星々はヨーロッパ中の貴族女性の憧れとなりました。
皇后エリーザベートのほか、マリー・ヴァレリー大公妃、カタリーナ・シュラット、後の皇后ツィタなど、ハプスブルク家の女性たちのために作られた傑作は、王侯の物語とともにその造形美と技術を今に伝えています。
真贋の再確認と国際的な評価:現代におけるケッヒャートの位置づけ
近年もケッヒャートにまつわる発見と評価が続いています。2024年12月、ハンガリー・ゲデレー王宮で開催された「皇帝と王のための宝飾商」展において、カナダで100年以上行方不明だったハプスブルク家の秘宝が再発見され、ケッヒャート家の6代目当主クリストフ・ケッヒャート氏が真贋鑑定を行った事例は世界を驚かせました。
また、ケッヒャートは国際的名門組織「レ・エノキアン(Les Hénokiens)」のメンバーでもあります。エノキアンは「創業200年以上」「創業家一族が現在も経営に関与」「健全な財務状態を維持している」という厳格な基準を満たす家族経営企業のみが加盟できる組織です。
- レ・エノキアン加盟企業の分布(引用)
- イタリア14社、フランス16社、日本10社、ドイツ4社、オーストリア2社ほか
ケッヒャートはこの組織において「品質への敬意」「世代を超えて受け継がれる職人技」「伝統と革新の調和」を体現する存在として認められています。
現代王室との関係と展覧会出席
ケッヒャートは現代においても王室やロイヤルファミリーからの信頼を保っています。モナコのカロリーヌ公女のために制作された「マウンテンパイン・ティアラ(2007年)」や「シャンパン・ブレスレット(2009年)」などがあり、2024年11月のモンテカルロでの展覧会にはカロリーヌ公女とアレクサンドラ王女が臨席しました。
こうした動きは、ケッヒャートが単なる歴史的遺産ではなく、現代の王室と文化に関与し続ける活動的なメゾンであることを示しています。
日本初上陸の詳細:オンライン販売と日本橋高島屋POPUPの全容
一般社団法人 日本・オーストリア国際機構 NEW SYSTEMS JAPAN(代表 ミヒェルズ 恵)は、A.E.ケッヒャートを日本で初めて紹介するプロジェクトを発表しました。プレスリリースは2026年2月2日 23時34分に公開されています。
日本での展開は二本立てで、2026年2月からのオンライン受注販売と、2026年2月18日から23日まで日本橋高島屋で開催されるPOPUPストアです。いずれもケッヒャート本店の蔵品やカスタムオーダーに対応する体制が整えられています。
オンライン受注販売の内容
開始時期: 2026年2月〜
内容: ウィーン本店に所蔵されているすべての作品からデザインを選択可能。カスタムオーダーにも対応し、個別に仕立てることが可能です。オンラインサイトの第一弾としてシシィシリーズが案内され、その他のシリーズは個別問い合わせで対応します。
- オンライン取扱いパートナー: MARIKO(1986年創業、ブライダル・アクセサリーに強み)
- オンライン記事/案内ページ: https://mariko-jp.com/2026/01/12/a-e-kochert/
- A.E.ケッヒャート公式: https://koechert.com/
日本橋高島屋 POPUPストアの詳細
開催期間: 2026年2月18日(水)〜2月23日(月・祝)
場所: 日本橋髙島屋S.C. 本館1階 婦人アクセサリーイベントスペース
- 営業時間: 午前10時30分〜午後7時30分(最終日は午後6時閉場)
- 展開商品: 数万円から数十万円の価格帯の商品を中心に、ダイヤモンドスター・モチーフのペンダント、エンゲージメントリング、ブローチなどを展示・販売
- 展示予定アイテム例: ティアラ(シシィ・スターズ)、ネックレス「オーギュスト」ダイヤモンド、ペンダント「ジゼラ」ダイヤモンド、イヤリング「マリーヴァレリー」ダイヤモンド、シシィ・スター モデル2・モデル3のブローチ&ペンダント
POPUPでは実物を手に取りながらケッヒャートの造形と細部の仕上げを確認することができます。価格帯は日常の装いに寄り添うものから、贈答や記念にふさわしいラインまで幅があります。
職人技・芸術との協働・経営者の言葉
ウィーン本店の2階にある自社工房では現在もマスター・ゴールドスミスたちが一つひとつを手作業で仕上げています。機械では再現できない細部の仕事と人の手の温もりが、ケッヒャートの製品に宿る根幹です。
歴史的には建築家テオフィル・ハンセンとの協働を始め、Wiener Werkstätte(ウィーン工房)との連携、現代ではジョージ・コンド、ハンス・ホライン、エルヴィン・ヴルムといった著名アーティストとのコラボレーションを行ってきました。こうした芸術家との対話は、伝統的技術と現代の表現を結びつける要素となっています。
ロイヤルワークと近年の活動
近年の代表的作品として、2007年の「マウンテンパイン・ティアラ」や2009年の「シャンパン・ブレスレット」が挙げられます。これらは現代のロイヤルファミリーの需要に応える創造性を示しています。
ケッヒャートの7代目を担うクリストフ、ヴォルフガング、フロリアン・ケッヒャート兄弟は次のように述べています。
「私たちの使命は、過去の栄光に甘んじることではありません。210年の歴史に恥じない品質と革新を、現代に、そして未来に届けることです。日本の皆様の繊細な美意識と、私たちが守り続けてきた職人の技が出会うとき、どのような輝きが生まれるのか。私たちは、その瞬間を心待ちにしています」
この言葉は歴史的責任と同時に継承の意思を示すものであり、日本での初展開にもその姿勢が反映されています。
要点の整理と問い合わせ先
以下の
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プレスリリース発表 | 一般社団法人 日本・オーストリア国際機構 NEW SYSTEMS JAPAN(代表 ミヒェルズ 恵)より発表。日付: 2026年2月2日 23:34 |
| ブランド | A.E. ケッヒャート(A.E. Köchert) |
| 創業 | 1814年(ウィーン、ノイアーマルクト15) |
| 王室との関係 | 1832年に帝室・王室御用達の称号、1849年に皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の個人専属宝飾商に任命 |
| 主な象徴作品 | シシィスター(27個のダイヤモンドスター)、ティアラ、ブローチ、ネックレス、リング |
| 日本での展開 | オンライン受注販売: 2026年2月〜、日本橋高島屋POPUP: 2026年2月18日〜23日(本館1階婦人アクセサリーイベントスペース) |
| POPUP営業時間 | 午前10時30分〜午後7時30分(最終日は午後6時閉場) |
| 価格帯 | 数万円から数十万円(製品により変動) |
| オンラインパートナー | MARIKO(案内ページ: https://mariko-jp.com/2026/01/12/a-e-kochert/) |
| 公式サイト | https://koechert.com/ |
| 日本総代理店 / 問い合わせ | 一般社団法人 日本・オーストリア国際機構 NEW SYSTEMS JAPAN(https://at-jp.org/) |
ケッヒャートはハプスブルク家の歴史的関係、レ・エノキアンの加盟による信頼、そしてウィーンで継承される職人技を背景に、日本市場に本格的に進出します。オンラインでの受注販売と日本橋高島屋でのPOPUPを通じて、同ブランドの作品と技術を直接確認できる機会が提供されます。
本記事は発表内容に基づき、日付、場所、人物名、作品名、各種リンクを含めて事実を丁寧に整理して伝えています。