2025年の春のお彼岸はいつからいつまで?日程を解説
ベストカレンダー編集部
2025年03月13日 12時24分

2025年のお彼岸はいつからいつまで?
お彼岸は日本の伝統的な行事で、春分の日と秋分の日を中日とし、その前後3日間を含む合計7日間の期間を指します。2025年の春のお彼岸は、3月17日(月)から3月23日(日)までの7日間です。この期間の中日である春分の日は、3月20日(木・祝)となります。
日付 | 行事 |
---|---|
3月17日(月) | 彼岸入り |
3月20日(木・祝) | 中日(春分の日) |
3月23日(日) | 彼岸明け |
また、2025年の秋のお彼岸は9月20日(土)から9月26日(金)までの7日間で、秋分の日は9月23日(火・祝)となります。
お彼岸の由来と意味
「お彼岸」という言葉は、仏教の教えに由来し、向こう岸を意味します。これは、煩悩の世界である「此岸(しがん)」に対し、悟りの境地である「彼岸(ひがん)」を指します。春分の日と秋分の日は、昼と夜の長さが等しくなる特別な日であり、この時期に先祖を供養することで、彼岸と此岸が最も通じやすくなるとされています。
お彼岸は、先祖崇拝と仏教の教えが融合した行事であり、平安時代から続く伝統です。特に春のお彼岸は新たな生命の芽生えを祝う意味合いが強く、秋のお彼岸は感謝と祈りの時期として位置付けられています。
お彼岸の過ごし方とマナー
お彼岸の期間中には、以下のような行事や行動が一般的です。
- お墓参り:お墓を掃除し、供花やお菓子を供えます。
- 仏壇の掃除:仏具の埃を払い、新しい花やお供え物を準備します。
- 法要の参加:寺院で行われる彼岸会に参加し、故人を偲びます。
- 家族での時間:家族が集まり、故人について語り合う良い機会とします。
お供え物の選び方
お彼岸にお供えするものには、季節の花や食べ物があります。春のお彼岸では「ぼたもち」が定番で、牡丹の花にちなんでいます。秋には「おはぎ」が供えられ、こちらは萩の花に由来します。以下に、春と秋のお彼岸での供え物の違いをまとめました。
季節 | 供え物 | 特徴 |
---|---|---|
春 | ぼたもち | こしあん、牡丹の花にちなんだ大きめのもの |
秋 | おはぎ | 粒あん、萩の花にちなんだ小ぶりのもの |
お彼岸に関する地域ごとの風習
お彼岸には地域ごとに様々な風習があります。たとえば、新潟では万灯火を焚き、故人の帰り道を照らす風習がある一方、大阪では経木流しを行います。熊本では阿蘇山に登り、家族の無病息災を祈る行事が行われることもあります。
まとめ
2025年の春のお彼岸は、3月17日から3月23日までの7日間で、春分の日を中心に先祖を供養する大切な時期です。お墓参りや仏壇の掃除を通じて、故人への感謝の気持ちを表し、家族と共に過ごす時間を大切にしましょう。
行事 | 日付 |
---|---|
春のお彼岸 | 3月17日〜3月23日 |
秋のお彼岸 | 9月20日〜9月26日 |
お彼岸は先祖を敬う大切な行事です。毎年の行事を通じて、故人を偲び、感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいものです。