夫婦の日 (記念日 毎月22日)

夫婦の日

毎月22日が「夫婦の日」とされているのは、「ふう(2)ふ(2)」という語呂合わせによるものです。1987年(昭和62年)に毎日新聞社や味の素などが制定した記念日で、夫婦の会話を増やして明るく健全なマイホーム作りを促すことを目的としています。現在は両社の公式サイトにこの記念日に関する記載はありませんが、記念日として広く認知されています。

「夫婦の日」を名乗る記念日は暦の上でいくつかの日に分散しています。2月22日も同じ「ふうふ」の語呂合わせで「夫婦の日」とされており、1月22日と合わせて2日が並んでいます。そこから派生するように、4月22日は「よい夫婦の日」、11月22日は「いい夫婦の日」、11月23日は「いい夫妻の日」と、語呂合わせの応用で記念日が増えていった格好です。この中で飛び抜けて認知度が高いのが11月22日の「いい夫婦の日」で、入籍するカップルが多いことで知られ、ブライダル業界や飲食店のペア特典など関連キャンペーンもこの日に集中しています。毎月22日という「夫婦の日」本来の趣旨よりも、年に一度の11月22日のほうが記念日として機能している状況です。

毎月22日という頻度で設けられた背景には、月に一度夫婦の時間を意識してほしいという意図があったと考えられます。制定された1987年はバブル景気の前夜にあたり、長時間労働や企業優先の価値観が社会に広がりつつある時期でした。男性の平均帰宅時間が遅くなり、「家庭不在のサラリーマン」像が社会問題として語られていた頃でもあります。そうした中で家庭内のコミュニケーションに目を向けさせようとした発想は、当時としてはユニークなものでした。