いいくちの日 (記念日 1月19日)
唾液が減ると、口の中では急速に細菌が増殖します。健康な状態では唾液が抗菌物質を含み、細菌の繁殖を抑えていますが、分泌量が落ちると自浄作用が失われ、ネバつきや口臭の原因菌が増えやすくなります。さらに歯肉の炎症、いわゆる歯肉炎も進行しやすくなり、放置すれば歯周病へと移行するリスクも高まります。ストレスや疲れが続いたとき、あるいは加齢とともに「口の中の不快感」が増すのは、こうした唾液の変化と深く結びついています。
1月19日は「いいくちの日」です。「いい(1)く(1)ち(9)」という語呂合わせに由来し、花王株式会社が制定しました。花王は東京都中央区日本橋茅場町に本社を置く大手化学メーカーで、「薬用ピュオーラハミガキ」の製造・販売元でもあります。この記念日には、歯だけでなく口の中全体の環境を健康に保つことへの意識を広く高めるという目的があり、一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されています。
「薬用ピュオーラハミガキ」は、「ネバつき」「口臭」「歯肉炎」という3つの歯周トラブルを同時にケアする設計で、唾液が減少した口内環境でも清潔な状態を保つことを目指した製品です。フレーバーは「クリーンミント」「マイルドハーブ」「ストロングミント」の3種類があり、好みや使用シーンに応じて選べます。花王は長年にわたり生活者の衛生・健康に関わる製品を手がけており、口腔ケアの分野でも研究開発を続けてきた実績があります。「いいくちの日」の制定もその延長線上にあり、製品の普及にとどまらず、生活習慣としての口腔ケアの定着を後押しするねらいがあります。
歯磨きのタイミングとして、就寝前が特に重要とされています。睡眠中は唾液の分泌がほぼ止まるため、口内が最も乾燥しやすく、細菌が繁殖しやすい時間帯です。夜に丁寧にケアすることで、翌朝の口内環境が大きく変わります。
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