ひょうご安全の日 (記念日 1月17日)

ひょうご安全の日

1995年1月17日午前5時46分、マグニチュード7.3の地震が阪神・淡路地域を襲い、6,434人が亡くなりました。あの朝から11年が経過した2006年(平成18年)、兵庫県はその日付を「ひょうご安全の日」として条例で定めました。制定の根拠となった「ひょうご安全の日を定める条例」は平成17年4月1日に施行されており、震災の経験と教訓を社会全体で受け継いでいくことをその目的としています。毎年1月17日には神戸市東灘区HAT神戸の「人と防災未来センター」慰霊のモニュメント前で「ひょうご安全の日 1・17のつどい」が開かれます。正午の鐘を合図に始まる黙祷を中心に、子どもたちからのメッセージ、献唱、「1.17ひょうご安全の日宣言」、献花といったプログラムが続きます。式典の会場周辺ではなぎさ公園を舞台に「交流ひろば」も設けられ、防災体験学習や炊き出し、備蓄物資の展示などが行われます。

同日開催の「1.17ひょうごメモリアルウォーク」は、みなとのもり公園からHAT神戸までの約4キロメートルを歩くコースで、事前申込制で定員は600名です。震災で被害を受けたまちを自らの足でたどるこの行事と並んで、同じ1月17日は国が定めた「防災とボランティアの日」でもあります。阪神・淡路大震災を契機に全国から集まったボランティアの活動を踏まえ、1995年12月に閣議決定で制定されたもので、兵庫県の「ひょうご安全の日」と同じ日付を国が選んだ背景には、震災が日本社会に与えた影響の大きさがあります。

人と防災未来センターは2002年に開館した防災専門の施設で、震災の記録や証言を収集・展示するとともに、防災教育・研究の拠点として機能しています。「ひょうご安全の日」の諸行事は、この施設を核として毎年継続されており、「忘れない」「伝える」「活かす」「備える」「繋ぐ」を年ごとのテーマに据えながら運営されています。