三十路の日 (記念日 毎月第3日曜日、1月第3日曜日)
「全員、三十路。」というキャッチコピーのもと、最大1,500人の30歳が横浜大さん橋ホールに集まるイベント「三十路祭り」。この祭りを主催するMISOJI MATSURI実行委員会が制定したのが「三十路の日」です。毎年1月第3日曜日、ちょうど成人の日の翌週に設けられています。「三十路」とは30歳を指す日本古来の言葉で、孔子が「三十にして立つ」と語ったように、自分の足で立てるようになる年齢として古くから意識されてきました。成人式から10年、社会の荒波をひとしきり泳いできた30歳が、もう一度立ち止まって「さあ、次の10年をどう生きようか」と考えるきっかけにしてほしい、という思いがこの記念日には込められています。
三十路祭り自体は、毎年その年に30歳を迎える有志たちが企画から集客までをすべて自分たちで担います。参加者も運営スタッフも全員が同い年というのが最大の特徴で、「食」「仕事」「恋愛」「暮らし」などをテーマにしたブース、ライブパフォーマンス、そして1,000人が一斉に行う乾杯が毎回の見どころです。参加費は前売り4,500円程度で、2016年(平成28年)の第1回から年ごとに対象の生まれ年が入れ替わる仕組みになっています。一生に一度しか参加できないイベントだからこそ、その年ならではの熱量があります。
記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。2016年(平成28年)は1月17日、2017年(平成29年)は1月15日に開催されました。「成人の日」が20歳の節目を祝う国民的行事であるように、30歳という節目を同様に祝おうという発想は、年齢を重ねることをポジティブに捉え直すきっかけになりそうです。節目の年を同世代で祝い合う文化として、毎年横浜から全国の三十路たちに向けて発信されています。