一汁三菜の日 (記念日 毎月13日)

一汁三菜の日

「1・3」という数字の並びが「一汁三菜」に見えることから、毎月13日を「一汁三菜の日」と定めたのは、フジッコ株式会社・ニコニコのり株式会社・キング醸造株式会社・株式会社はくばく・株式会社ますやみそ・マルトモ株式会社の6社で構成する「一汁三菜 ぷらす・みらいご飯」です。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

一汁三菜とは、主食のご飯に汁物1品・主菜1品・副菜2品(副菜・副々菜)を組み合わせた和食の基本スタイルのことです。この形式はもともと室町時代の武家の礼法とともに発展した本膳料理に由来し、江戸中期に形式が整えられました。明治以降は本膳料理自体が廃れていったものの、「一汁三菜」という構成のイメージは和食の献立の基本として現代まで受け継がれています。

かつて一汁三菜は、祭礼や人生儀礼など非日常の場でふるまわれる特別な食事でした。それが明治以降に庶民の日常食へと広がり、やがて家庭の食卓の「理想形」として定着していきます。主食・汁物・主菜・副菜・副々菜という5つの要素で構成されることで、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂取しやすいという栄養面の合理性も、現代の管理栄養士や研究者から評価されています。2013年(平成25年)12月には「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録され、一汁三菜を基本とする和食の食事スタイルが世界的にも注目を集めるようになりました。この登録は、季節感や自然の美しさを食に表現する日本独自の食文化が国際的に認められた出来事でした。

「一汁三菜 ぷらす・みらいご飯」が掲げる「みらいご飯」の概念は、従来の一汁三菜にさらに彩りや現代的な発想を加えたものです。「カラフルご飯」「スマートご飯」「イベントご飯」といった提案を通じて、子どもたちが一汁三菜というスタイルを身近に感じられる機会をつくることを目的としています。6社が和食素材メーカーとして連携し、食育の視点から記念日を制定した背景には、家庭の食卓から伝統的な食文化を守りたいという思いがあります。