おかあちゃん同盟の日 (記念日 毎月11日)
東日本大震災が起きた2011年3月11日、岐阜県羽島市を拠点とする「世界おかあちゃん同盟」は、あの日の記憶を毎月呼び起こす記念日を設けました。それが「おかあちゃん同盟の日」、毎月11日です。
震災は多くの人に、人と人とのつながりや支え合いの大切さを改めて気づかせました。世界おかあちゃん同盟はその経験をもとに、「おかあちゃんが幸せだと、家庭も子どもたちも幸せになる」という考えを活動の軸に据えています。毎月11日に集まって語らい、学び、交流を深め、互いに支え合うコミュニティーを育てることが、この記念日の目的です。
この記念日はかつて一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されていましたが、2019年(令和元年)12月時点では同協会の認定記念日として確認できなくなっています。登録が終了した経緯は公表されていません。なお、同団体は3月11日を「世界おかあちゃん同盟の日」として別に制定しており、震災の日そのものを特別な日として位置づけています。毎月11日の記念日は日常の積み重ねを、3月11日の記念日は原点の記憶を、それぞれ担う形になっています。
岐阜県羽島市という地方都市発の取り組みでありながら、「世界おかあちゃん同盟」という名称が示すように、活動の射程は広く設定されています。日付を毎月11日としたのは、3月11日の大震災を忘れないためであり、年に一度ではなく毎月繰り返すことで、日常の中に記憶を刻み続けようとする意図があります。災害後のコミュニティー再生という文脈から生まれ、日常的な集いの場を根付かせようとしたこの試みは、その経緯とともに記録しておく価値があります。