めんの日 (記念日 11月11日、毎月11日)

めんの日

毎月11日は「めんの日」です。数字の「1」が細く長い麺を連想させること、そして「11」を「いい」と読む語呂合わせから、全国製麺協同組合連合会(全麺連)が制定しました。1年を通じて麺への関心を高めることが目的で、数字の「1」が4つ並ぶ11月11日はその中のシンボル的な日とされています。1999年(平成11年)に日本記念日協会が認定・登録しました。

日本における麺の歴史は古く、うどんやそばは奈良・平安時代の文書にも記録が残っています。特にそばは江戸時代に庶民の食べ物として広まり、江戸の蕎麦屋は18世紀には3,000軒を超えたとも言われています。一方、ラーメンの原型となる中華麺は明治以降に普及し、戦後の食糧難の時代にも即席麺として急速に浸透しました。現在、日本の生めん類の国内生産量は年間60万トン規模に達します。品目別では中華麺が52%超と最多で、うどんが約39%、日本そばが約9%と続きます。生産量の都道府県別トップは埼玉県で全国の約12%を占め、讃岐うどんで名高い香川県が約10%で2位につけています。消費トレンドを見ると、ゆで麺や即席麺が伸長しており、平成元年比で即席麺は1.3倍以上に増加しています。

「めんの日」には「細く・長く・末永く・長寿」という意味も込められているとされます。麺をすする姿が「つるつる(鶴)、かめかめ(亀)」に通じるとされ、縁起の良い食べ物としての側面も持ちます。関連する記念日も多く、7月2日「うどんの日」、10月17日「沖縄そばの日」、10月26日「きしめんの日」、11月3日「チャンポン麺の日」など、麺にまつわる日が年間を通じて設けられています。日本人と麺の深い結びつきは、こうした記念日の多さにも表れています。