信州地酒で乾杯の日 (記念日 毎月8日)

信州地酒で乾杯の日

毎月8日は「信州地酒で乾杯の日」。数字の「8」を横にすると、乾杯のときにグラスを重ね合わせた姿に見えることから、この日付が選ばれました。ちょっと遊び心のあるネーミングセンスが、長野県らしいおおらかさを感じさせます。

この記念日は、長野県と経済4団体、業界団体で構成される「信州地酒で乾杯の日推進協議会」が制定したもので、2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。背景にあるのは、2015年12月に公布・施行された「信州の地酒普及促進・乾杯条例」。長野県産の清酒、ワイン、ビールといった地酒の消費拡大と、関連産業の発展を図ることを目的としており、毎月8日には飲み比べイベントやインスタグラムへの「乾杯投稿」企画なども実施されています。生産者から流通、販売、消費者までが一体となって盛り上げようという取り組みは、地域ぐるみの文化として定着しつつあります。

そもそも長野県は、日本でも有数の酒蔵密集地帯として知られています。南北に長い県土は標高差が大きく、気候も多様。冷涼な気候を活かした「寒造り」の清酒は、繊細で雑味の少ない味わいが特徴で、木曽・松本・上田など各エリアごとに個性の異なる銘柄が揃っています。県内の酒蔵数は全国3位クラスで、地酒の宝庫といっても過言ではありません。

ワインも見逃せない一本の柱です。長野県は「信州ワインバレー構想」を掲げ、産地ブランドの形成を進めてきました。その結果、2021年には日本酒とワインの両方で国税庁から地理的表示「GI長野」の指定を受けています。国内外で通用するブランドとして認められた証です。フルーティで爽やかな味わいの信州ワインは、和食との相性も抜群で、日本酒派でなくても楽しめる懐の広さがあります。ぜひ8日には、「8」の字を思い浮かべながらグラスを鳴らしてみてください。