みたらしだんごの日 (記念日 毎月3日、毎月4日、毎月5日)

みたらしだんごの日

毎月3日・4日・5日は「みたらしだんごの日」です。「み(3)たらし(4)だんご(5)」という語呂合わせから、山崎製パン株式会社が制定しました。スーパーやコンビニで手軽に買える国民的おやつを、もっと日常的に楽しんでもらうことを目的としており、一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されています。

みたらしだんご(御手洗団子)の名前の由来は、京都・下鴨神社(賀茂御祖神社)にあります。境内の糺(ただす)の森に「御手洗池(みたらしのいけ)」という池があり、毎年土用の丑の日ごろに「御手洗祭り」が行われます。この祭りで神前に供えられた串団子が「御手洗団子」と呼ばれるようになったのが起源とされています。また、池から湧き出る水泡の形を模して団子を串に刺したという説もあり、下鴨神社の団子が5玉刺しなのはこの名残ともいわれています。

現在のような砂糖醤油の葛餡(くずあん)をかけたスタイルが定着したのは、実は戦後のことです。商品化された1920年代ごろは生醤油のみをつけて焼く形でしたが、戦後に黒砂糖を加えて葛粉でとろみをつけた甘辛タレが考案されました。このまろやかで濃厚な甘辛だれが現在の「みたらしだんご」のイメージを決定づけたといえます。「醤油だれ団子」「焼き団子」とも呼ばれ、親しみを込めて「みたらし」「おみた」とも呼ばれています。一方、みたらしだんご発祥の店として知られる下鴨神社門前の「加茂みたらし茶屋」は、竹串1本に5玉という昔ながらのスタイルを守り続けており、山崎製パンをはじめとするメーカーが製造・販売する袋入りのみたらしだんごは全国のスーパーやコンビニで年中入手できる定番商品として浸透しています。神社の祭礼から始まったこの串団子が、約100年の時を経て日本全国の日常食となったのは、なかなか興味深い変遷です。