ひとみの日 (記念日 1月3日)
1月3日は「ひとみの日」です。「ひと(1)み(3)」という語呂合わせから、眼鏡・コンタクトレンズの業界が制定しました。瞳をいつまでも美しく健康に保つことを目的とした記念日です。
瞳(ひとみ)とは、目の中心にある黒い部分、すなわち瞳孔のことを指します。瞳孔は周囲の明るさに応じて大きさを変え、網膜に届く光の量を自動的に調整する仕組みになっています。暗い場所では広がり、明るい場所では縮む——この精密な動きが、私たちの視覚を支えています。
瞳孔の周囲を囲んでいるのが虹彩(こうさい)です。虹彩には複雑な模様があり、その模様は指紋と同様に人によって異なります。この個体差を利用したのが「虹彩認証」と呼ばれる個人認証技術で、スマートフォンや入退室管理システムなどで実用化されています。虹彩認証の大きな特長は、眼鏡やコンタクトレンズを装着した状態でも認識精度がほとんど落ちない点にあります。指紋認証が手の状態に影響を受けやすいのと比べると、安定性の高い生体認証技術といえます。
日本では目に関連した記念日が複数あり、10月1日は「メガネの日」、10月10日は「目の愛護デー」として知られています。また10月1日から10日は「目とメガネの旬間」、10月1日から31日は「目の愛護月間」に指定されており、秋は特に目の健康を意識する機会が集中する時期です。1月3日の「ひとみの日」は年明け早々に目のケアを見直すきっかけとなる記念日として位置づけられています。
現代ではスマートフォンやパソコンの長時間使用による目への負担が増しています。コンタクトレンズの適切なケアや定期的な眼科検診の重要性は、業界団体が訴え続けているポイントです。「ひとみの日」はそうした啓発活動の一環として制定された背景もあります。