肉汁水餃子の日 (記念日 1月1日)

肉汁水餃子の日

中国や台湾では水餃子が「ルーツ」であり、春節など祝いの席に欠かせない縁起物——そんな本場の食文化を日本に広めようと、東京・六本木を拠点に活動する株式会社アールキューブが制定したのが「肉汁水餃子の日」だ。日付は1月1日。元日に水餃子を食べて一年を元気に過ごしてほしいという願いが込められており、2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。肉汁あふれる水餃子の美味しさをより多くの人に伝え、その普及と認知度の向上を目的としている。

同社が「肉汁水餃子 餃包(ギョウパオ)」として開業したのは2012年(平成24年)。当初は焼き餃子がメインの店だったが、「餃子のルーツである水餃子で勝負したい」という思いは消えず、徐々に水餃子専門店へと転換した。日本では焼き餃子が定番だが、中国・台湾では水餃子が主流。その本場スタイルへの挑戦が功を奏し、口コミで水餃子ファンが増加。現在は六本木交差点店・新宿店・イオンモール春日部店の3店舗を展開するまでになった。

メニューの目玉はモチモチ皮に肉汁がぎっしり詰まった水餃子「餃包」。噛んだ瞬間にじゅわっとあふれ出す肉汁が最大の魅力だ。他にも「ひとくち揚げ餃子」や「餃子ソーセージ」といった変わり種も揃えており、飽きさせない構成になっている。

元日に水餃子を食べる習慣は日本ではまだ珍しいが、中国では春節に家族みんなで餃子を包みながら新年を祝う光景が各地で見られる。なかには餃子の中に硬貨を忍ばせ、食べた人が幸運を得るという風習を持つ地域もあり、水餃子は縁起物としての側面も強い。同社はそれだけでなく、業務用餃子の製造・卸し・販売、さらには餃子屋の開業・繁盛プロデュースも手がける、餃子一本に特化した専門集団でもある。「肉汁水餃子の日」は、そんな食文化の豊かさを伝えながら、水餃子の普及を後押しする記念日でもある。