リボンナポリンの日 (記念日 5月23日)

リボンナポリンの日

オレンジ色の炭酸飲料「リボンナポリン」は、1911年(明治44年)5月23日に「ナポリン」として北海道で誕生した、100年以上の歴史を持つロングセラーです。5月23日はその発売日にちなんで、愛知県名古屋市中区に本社を置くポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が制定した「リボンナポリンの日」です。記念日は2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

名前の由来はイタリアの都市「ナポリ」。発売当初は地中海原産の「ブラッドオレンジ」を原料にしており、その産地ゆかりの地名から命名されました。現在のリボンナポリンは無果汁で、あの鮮やかなオレンジ色はパプリカ色素(植物由来)によるものですが、見た目のインパクトと独特の甘さと風味は明治時代から変わらず愛され続けています。

北海道外ではほとんど見かけることができない「北海道限定品」として知られており、道産子にとっては幼少期から親しんだソウルドリンクの一つ。アンテナショップや物産展では必ずといっていいほど話題になり、北海道への旅行者がお土産として買い求める定番品でもあります。この希少性こそが、長年にわたってリボンナポリンを特別な存在にしている大きな理由の一つです。

2017年のリボンナポリンの日には、発売当時の製法を意識した復刻版「Ribbonナポリンクラシック」が北海道限定で登場しました。ブラッドオレンジ果汁を使用し、爽やかな味わいに仕上げたうえ、パッケージも明治時代のラベルデザインをモチーフにした一品で、往年のファンや歴史好きにも注目されました。現在の定番品とは一味異なるクラシックな風味が好評を博しました。姉妹品の「リボンシトロン」は1909年(明治42年)の発売で、リボンナポリンよりさらに2年先輩。発売日の6月10日は「リボンシトロンの日」となっており、ブランド全体で記念日を大切にしています。北海道の炭酸飲料文化を長年支えてきた両ブランドは、今も根強いファンに支えられています。