ガールスカウトの日 (記念日 5月22日)
1947年(昭和22年)5月22日、第二次世界大戦によって中断されていた日本のガールスカウト活動を再び立ち上げるための準備委員会が発足しました。焦土と化した戦後の日本で、少女たちが掲げた合言葉は「誰の手を待つまでもなくわたしたちの手で」。この再興の日を記念して、公益社団法人ガールスカウト日本連盟が制定した記念日が「ガールスカウトの日」(5月22日)です。
戦前の日本では、1920年代からガールスカウト活動が行われていましたが、第二次世界大戦中に政府の方針により活動は停止を余儀なくされました。終戦から2年を経た1947年、有志の手によって再興の準備が動き出し、その2年後の1949年(昭和24年)には現在の連盟の前身となる社団法人ガールスカウト日本連盟が正式に発足しました。その後、2012年(平成24年)には公益社団法人へと移行し、現在に至っています。
「ガールスカウト」の歴史をたどると、イギリスにその原点があります。1908年(明治41年)、ロバート・ベーデン=パウエル卿が少年たちを対象とした「ボーイスカウト」を発足させると、少女たちのあいだにも同様の活動を求める声が高まりました。これを受けて1910年(明治43年)、ベーデン=パウエル卿の妹アグネス・ベーデン=パウエルが「ガールガイド」を創設しました。この団体がのちに世界へと広がる「ガールスカウト」運動の母体となっています。現在、ガールスカウト・ガールガイドの活動は世界153の国と地域に広がり、1,120万人もの会員を擁する国際組織へと成長しています。日本国内では47都道府県に860カ団が置かれ、約2万2,000人(2025年3月現在)が活動しています。地域社会への奉仕、自然体験、国際交流など、活動の幅は時代に合わせて変化しながらも、「自立した女性を育てる」という理念は創設当初から変わっていません。