JUN SKY WALKER(S)の日 (記念日 5月21日)

JUN SKY WALKER(S)の日

デビューからわずか9か月で日本武道館の舞台に立ったバンドがいました。JUN SKY WALKER(S)は1989年2月、メジャーデビュー後の最短記録として武道館公演を達成し、その後も同会場でのライブを複数回行うほどの人気を誇りました。東京都西東京市(旧田無市)出身の4人組ロックバンドが、1988年5月21日にミニアルバム『全部このままで』でToysFactoryよりメジャーデビューを果たした日が、「JUN SKY WALKER(S)の日」として制定されています。

バンド名には少々ユニークな誕生秘話があります。服飾メーカー「JUN」のTシャツに書かれていた「SKY WALKER」というロゴをそのまま拝借したのが始まりで、英語教師から「複数形にするならSをつけなさい」と指導を受けたものの、そのまま従うのも面白くないと反発。妥協点として括弧付きの「(S)」を末尾に加え、JUN SKY WALKER(S)という独特のバンド名が完成しました。

メンバーは宮田和弥(ボーカル)、森純太(ギター)、伊藤武士(ベース)、小林雅之(ドラム)の4名。自由学園の学生たちによって1980年代前半に結成されたバンドは、デビュー2年目の1990年にシングル「White Christmas」でオリコン1位を獲得し、名実ともにトップバンドの地位を確立しました。ミニアルバム「レッツゴー ひばりヶ丘」もオリコン2位を記録するなど、立て続けにヒットを飛ばした時代は、当時の若者たちの記憶に深く刻まれています。

1997年6月14日に一度解散を迎えましたが、2007年に再結成。バンドが戻ってきたことをファンは熱狂的に迎え入れました。2018年にはデビュー30周年を迎え、記念イベントや作品リリースで長いキャリアを祝いました。この記念日はTEAM Ni(s)hitokyo × JUN SKY WALKER(S)が制定したもので、バンドと地元・西東京のつながりを示す「(s)」と「西(Ni(s)hi)」が掛け合わされたユニークな命名にも、ファンへの遊び心が感じられます。

5月21日は、一枚のTシャツのロゴから始まった物語が大きなステージへと踏み出した日です。現在も活動を続けるJUN SKY WALKER(S)の音楽は、世代を超えて聴き継がれています。