消費者ホットライン188の日 (記念日 5月18日)

消費者ホットライン188の日

年間89万件。これは2023年度に全国の消費生活センターに寄せられた消費生活相談の件数です。毎日約2,400件もの消費者トラブルが持ち込まれている計算になります。こうした身近なトラブルを解決に導くための電話番号が「消費者ホットライン188(いやや)」であり、その存在を広く知ってもらうために制定されたのが5月18日の「消費者ホットライン188の日」です。

この記念日は消費者庁が制定し、2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。日付の由来は、1988年(昭和63年)から続く「消費者月間」が5月であることと、消費者ホットラインの番号「188」の上二桁「18」を組み合わせて5月18日としています。

「消費者ホットライン188」は、電話番号「188」をダイヤルするだけで、全国800か所以上に設置された消費生活センターや消費生活相談窓口のうち、最寄りの窓口に自動でつないでくれます。強引な勧誘や通販での定期購入トラブル、悪質な訪問販売など、消費者が日常で直面しやすい問題を専門の相談員が聞いてくれます。相談は原則無料です。

利用方法はシンプルで、固定電話・携帯電話を問わず「188」に電話するだけです。音声ガイダンスに従って都道府県を選ぶと、地元の消費生活センターにつながります。平日だけでなく、土日祝日にも対応している窓口があるため、「平日は仕事で電話できない」という方でも利用しやすい体制が整えられています。

消費者ホットライン188のイメージキャラクターは「イヤヤン」です。「泣き寝入りは超いやや!」を口癖にした蝶々のキャラクターで、全国を旅して危険な製品でケガをした人や強引な勧誘に困っている人を見かけると、消費者ホットライン188を教えて回っています。親しみやすいキャラクターを通じて、特に相談をためらいがちな高齢者層への周知を図っています。2023年度の相談者のうち、70歳以上の高齢者が全体の24.2%を占めており、高齢者が消費者トラブルに巻き込まれやすい現状が浮かび上がります。「少し変だな」と感じたときに迷わず188に電話することが、被害を未然に防ぐ最初のステップです。番号を家族や身近な人と共有しておくことも有効です。